あらすじ
【ロキ・ファミリア】全滅――。
北の最果てより帰還したベルを待ちうけていた最悪の報せ。
都市最大派閥の『遠征』失敗と、ダンジョン60階層にアイズたちが取り残されたという現実に神々さえもが衝撃を隠せずにいた。
だが、英雄の都は終末を拒む。
「使うのは『オラリオの全軍』だ」
喊声を上げよ。すべての手札を注ぎ込み、絶望に抗え。そして――
「私ができた。なら、貴方もできる」
深紅と紺碧の眼差しが交わる時、一筋の希望に手が届く。
これは、少年が歩み、女神が記す
――【眷族の物語(ファミリア・ミィス)】――
※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
「出会い」に憧れるヘタレ駆け出し冒険者のベル君と、
ベル君と相思相愛の仲になることを夢見る、ダメ主神ヘスティア様。
この二人で構成されたダメファミリアと、
個性溢れる迷宮都市オラリオの住人たちが織りなすドタバタラブコメディ。
かと思いきや。
丁寧に丁寧に描かれた王道ジュブナイルファンタジーであります。
神々や他ファミリアの策略に翻弄されながら、
挫折し、もがき、冒険者として成長するベル君の姿は爽やかで小気味良く、
緊迫した戦闘シーンは手に汗握り、
酒場の店員達の優しさや、ヘスティアとの絆にはホロリときます。
1巻から全開のハーレム要素、ちらちらと見え隠れする俺TUEEEE要素も抜かり無く。
侮れぬ筆力で描かれた正統派ファンタジーに、お約束もきっちり盛りこまれた傑作です!
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
再出現間隔が狂ったボスのリポップ&ラッシュ
強化種・亜種の百鬼夜行
古代の精霊が堕ち、ダンジョンの支配。
それに対してオラリオ総力を上げての短期攻略というヘディン立案の鬼畜戦略。
冒険者を活用した人工シャフト。本隊のために道を開けるから、もはや肉の壁。
ゼノス達とも共闘。
ベルの魅了に対するステータス向上&オートヒール。チートだけど、それでも攻略しきれない今回の難易度の鬼畜さ。ベートがベルを正面から認めていることを伝え、自分が道を作る展開は熱い。
最後のフィンのベル勧誘発言。続きが待ち遠しい。
半分くらいは読むのが辛かった
前巻の終わりがダーク過ぎたので.悩んで買ったけど…内容は良いと思うけど…登場人物が多すぎてちょっと読み疲れました。
妹は助かりましたが姉が一切出てないのは何故?いや登場人物が多過ぎたので出てたかも…
ボキャブラリーが無いので敵の全容が想像出来ませんでした。漫画出ないかなぁ…あの漫画作者帰ってこないかなぁ
次巻はまた派閥対戦?フィンの不穏な一言で締めましたけど…ベル君は多分レベル6になるでしょうけど…
黒龍の前にアステリオスとの再戦もあるだろうし。今回大活躍してたので。
嗚呼次はオラトリア読まなきゃ
登場人物が多すぎなきゃ良いけど