「出会い」に憧れるヘタレ駆け出し冒険者のベル君と、
ベル君と相思相愛の仲になることを夢見る、ダメ主神ヘスティア様。
この二人で構成されたダメファミリアと、
個性溢れる迷宮都市オラリオの住人たちが織りなすドタバタラブコメディ。
かと思いきや。
丁寧に丁寧に描かれた王道ジュブナイルファンタジーであります。
神々や他ファミリアの策略に翻弄されながら、
挫折し、もがき、冒険者として成長するベル君の姿は爽やかで小気味良く、
緊迫した戦闘シーンは手に汗握り、
酒場の店員達の優しさや、ヘスティアとの絆にはホロリときます。
1巻から全開のハーレム要素、ちらちらと見え隠れする俺TUEEEE要素も抜かり無く。
侮れぬ筆力で描かれた正統派ファンタジーに、お約束もきっちり盛りこまれた傑作です!
感情タグBEST3
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匿名
新たなステージ、新たな仲間、新たな出会い。ミノタウロスの一件を通して成長したベルとともに読者側もワクワクさせてくれます!
匿名
三人目
三人目のパーティーメンバーは鍛冶師。
そして男の仲間、ヴェルフ君は良い兄貴分という感じで良いキャラです。
しかし、また臨時メンバーかぁ〜
Posted by ブクログ
評価:☆4.5
ベルの装備を創った鍛冶師のヴェルフと出会い、仲間を組むことに。
あとがきを読むと作者には鍛冶師というものに思い入れがあるみたいで、その熱い思いがそのままキャラに宿っていると感じました。
家柄上魔剣を創ることが出来るヴェルフの、純粋に自分の力で創った武器を見て欲しいという思いは分かるし、目をつけてくれたベルと組みたいという真っ直ぐな気持ちも納得。武器に懸ける想いの強さの熱いこと!
読んでて非常に気持ちの良い、熱い漢だった。
正直もっと早く出しといてくれても良かったぐらいw
後半は短編が2つ。
仲良しなミアハファミリアからの依頼クエストと、ミアハファミリアの問題解決話。
もう一つはヘスティアファミリア結成当初の、プレゼント騒動。
プレゼントをあげる相手を勘違いしてヤキモチ焼くっていう展開はよくあるけど、ヘスティアが可愛かったからよし!