「出会い」に憧れるヘタレ駆け出し冒険者のベル君と、
ベル君と相思相愛の仲になることを夢見る、ダメ主神ヘスティア様。
この二人で構成されたダメファミリアと、
個性溢れる迷宮都市オラリオの住人たちが織りなすドタバタラブコメディ。
かと思いきや。
丁寧に丁寧に描かれた王道ジュブナイルファンタジーであります。
神々や他ファミリアの策略に翻弄されながら、
挫折し、もがき、冒険者として成長するベル君の姿は爽やかで小気味良く、
緊迫した戦闘シーンは手に汗握り、
酒場の店員達の優しさや、ヘスティアとの絆にはホロリときます。
1巻から全開のハーレム要素、ちらちらと見え隠れする俺TUEEEE要素も抜かり無く。
侮れぬ筆力で描かれた正統派ファンタジーに、お約束もきっちり盛りこまれた傑作です!
感情タグBEST3
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小説家になろうで連載していた小説が書籍になっているのを見たのがうれしかったです。最初から何でもできるわけじゃない、少しずつ強く、そして折れずにまっすぐ進むベルの心の強さが印象的です。逆にアイズは強いんだけど心がまだまだもろいのが出てくるので、いい意味で対照的な二人の姿もよかった
ダンジョンに出会いを求めるのは
近年まれに見る本格的ファンタジーこういうジャンルが好きな人なら買ってそんはない。レベルやステータスなどゲーム的な要素を上手く表現してすごく面白い
Posted by ブクログ
★3.5
初ラノベ?
倦厭してたんだけど、読んでみると意外と面白い…
文章がやはり軽いけどその分気軽に読めるから楽かも…
本片手にゲームもできるので、なにも考えずにぼーっと読める感じが良い。
Posted by ブクログ
TV放送のアニメは視聴済みで、原作はどんな感じだろうと手に取ってみました。
おおよそ原作に忠実だったようで、ほぼまんまな内容。神様の溢れんばかりの愛が原作の方がより色濃い印象。文体もスピード感もしっくりきたので、オラトリアも合わせて続刊も読んでいきたいと思います。
Posted by ブクログ
評価:☆3.5
冒険者を目指す少年と小さな「神様」が果たした運命の出会い――『これは、少年が歩み、女神が記す、眷属の物語』
このラノで上位に食い込んでた作品だったので読んでみたかったんですがやっと読めた。
最初はダンジョンで出会いとかハーレム云々とか言ってたり、想いの分だけ強くなるレアスキル習得とか言ってたりでどうかなーって感じだったんだけど、設定や世界観はしっかりと作っていたので安定して読めたかなという感じ。
何というか良い意味でライトノベルしてて読みやすい。
アイズの横に並ぶには強さが圧倒的に足りないと気づかされるシーンぐらいからふわふわした雰囲気がビシッと締まって良かった。
今回は主であるヘスティアの頑張りで得た武器で強くなったのが大きいような展開だったけど、これからベルの成長っていうのも見れたらいいね。
ロリ巨乳神様の口調がツボでした(笑)
「いつだって頼ってくれよ。大丈夫、なんていったって、ボクは君の神様なんだぜ?」