あらすじ
まちがい続け、いつまでも手の届かない答え。
一色いろはの依頼を受け、バレンタインデーのイベントを手伝うことになった奉仕部。そのイベントには三浦や海老名、川崎などいつものメンバーも加わり、より大規模なものになっていく。穏やかで暖かな空気の中、だんだんと見過ごせなくなってくる小さな違和感、慣れないことで戸惑っているのだと自分に言い聞かせようとしても誤魔化せない気持ち。
本物から目をそらしてでも、この時間がずっと続けばいいのかもしれない--。
何も気づかないほうが良かったのかもしれない--。
提案される「彼女の相談、彼女の依頼」。
雪は静かに降り積もり、彼ら、彼女らの今という景色を変えていく。
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
バレンタインデー回。
1年前のバレンタインデーでガハマさんの依頼を受けてから、1年経ってるんですね。感慨深い。
お菓子作りイベントは、主要キャラ勢揃いでよい雰囲気でした。オカン三浦は報われてほしいですね。
違和感を感じながらも、嘘でも楽しいと思うままでいいのか、ホンモノを見つけるために足掻くのか。ずっとその話をしてる気がしますが、少しずつ前進している感じがして良い。
今回(わりと毎回か?)はガハマさんが一歩踏み込んで頑張った。佳境にも入ってきたところで、そろそろ雪ノ下、動きます、となるか。
ということで次も楽しみです。
Posted by ブクログ
評価:☆4
※発売直後のためネタバレ注意
前半、というか3分の2はアニメ12話で既に放送されたバレンタインデーイベント。
相変わらずいろはすあざと可愛いw
楽しいイベントのようになるがあねのんから「それが比企谷くんの言う本物?」と鋭い一言が。
終盤は結衣からの誘いで三人で水族館へ。
「三人で、行きたいの…」
八幡と二人で行くはずだった約束、でもゆきのんが家のゴタゴタで苦しんでるときに2人では行けなかったってことなのかな。二人でいるよりも三人でいることを選んだと。
観覧車のように不安定さを偽りながら同じところを周り続ける関係も終わりが来る。
結衣の全部欲しいという発言はどういうことなんだろうね。三人の関係は保ちつつも八幡と付き合いたいとかそういうこと?何そのWA2的展開。
結衣は三人の関係を望んでるような気もするけど。
最後の方の会話はぼかした会話で一回読んだだけじゃわかりにくかったからまた読み返してみよう。
しかし1011とこうも進まないとやっぱりモヤモヤする。
人気あるからスパッと終わらせにくいのかもしれないけど、変に引き伸ばさないで欲しいな。