【感想・ネタバレ】バクマン。 モノクロ版 20のレビュー

あらすじ

少年は前だけを見て、がむしゃらに夢を追い続けた。少女は信じて、ひたむきに夢への階段を上がった。そして、10年後──。あの日に交わした、2人の約束は!? マンガを愛してくれた全ての人に贈る、感動の最終巻!!

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圧倒的にリアルな漫画家の実情!
『デスノート』の原作:大場つぐみ×作画:小畑健による漫画家を目指す二人組を描いたストーリーです。
作中に出てくる設定は実在するものばかりで、漫画家の実情や小ネタが満載です。また、ジャンプで人気漫画を連載するために努力を重ねる姿を見ていると、こちらまでアツくなります!
主人公のサイコーとシュージンは、ジャンプ漫画の三原則「友情・努力・勝利」に、まったく沿わない漫画を描いていきます。これは、ジャンプらしさがない『デスノート』を描いた大場・小畑コンビによる、『デスノート』の作り方を描いた作品と捉えることもできます。
厳しい漫画家としての道を目指すアツい作品、ぜひともオススメしたいです!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

マンガ界をリードし続ける絶対王者、「週刊少年ジャンプ」のアンケ-トシステムに関する、壮大なネタバレ漫画。

連載開始当初の第一印象はそんな感じで「こ、これ世に出しちゃって大丈夫なのか…!?」と愕然としたものです。一世を風靡した「DEATH NOTE」を生みだしたコンビが、果たして一発屋に終わるのかどうか、そんなプレッシャーと注目の中で、こんな作品を描いてしまうのか。その豪胆さにただただ舌を巻くばかりでした。

そのデスノの連載当時、原作者の大場つぐみ氏が実は「とっても!ラッキーマン」のがもうひろし氏と同一人物であるとの噂が流れていました。いやいや、そんなハズはないだろう。作風が180度違うじゃないか。ガセネタを流すにしてももうちょっとひねろうよ、と
自分は鼻で笑っていました。その当時は。

本作の単行本で初めて公開された大場氏のネーム。そのタッチを見た時の衝撃は、忘れようもありません。往時の読者なら誰でも分かる、がもう氏そのものの絵。もはや隠す気などゼロ。完全に一致、でした。

さてそうなると、作中に出てくる「川口たろう」の存在が俄然光り輝いてきます。かつてジャンプでヒットを飛ばし、アニメ化されるほどもてはやされ、しかしその後は打ち切り作家へと転落したギャグ漫画家川口たろう。その軌跡は否が応にもがもうひろし氏の作家人生を連想させます。その川口たろうを、大場氏は作中で殺してしまいました。川口たろうは、そしてがもうひろしは死んだ。しかしその魂は受け継がれて、ジャンプに新たな地平を切り拓く-。凄まじいエネルギーの込められたマンガです。

ヒット作家を目指してがむしゃらに駆け上り、辿り着いた11巻のクライマックスは涙なしには読めません。気が付けばライバルも仲間も増えていて、マンガという舞台でしっかりとバトルしている。友情・努力・勝利。ネタ勝負なスタートだった作品がいつの間にか、ジャンプの王道パターンをしっかり踏まえています。「王道」と「邪道」を突き詰める主人公達の奮闘と、作品自体の成長がしっかりリンクしていてお見事です。

最終盤で恋愛よりになった点は評価が分かれるようですが、1話以来の伏線をしっかり回収し綺麗に着地したと思います。全20巻、読み応えのある大河ドラマでした。

2
2016年10月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

亜城木が描いていたリバーシを彷彿させる終わり方でした。
潔い終わりでなんとも言えない感情が胸にしみわたって落ち着きます。
今、アニメ「バクマン。3」のOPでヒャダインさんが歌う「23時40分」が起用されていますが、ここまで読んだ上であの曲を聴きながら、また、あのOPをみるととても感慨深いものがあります。
ピッタリすぎて泣けてくる!
最終巻までよみ終わってもまだ最終巻でないような・・・
幸せです。

1
2013年01月27日

ネタバレ 購入済み

惜しいところで終わった

ここまでピュアな恋愛を描いたのだからせめて結婚シーンくらいあるべきでは?と、誰もが思ったであろう最終巻。とはいえ、さすがデスノート二人組だけあって全巻通して面白かった。まあ設定を凝って欲しかったとか、色々と言いたいことはあるけどとりあえず次回作に期待、ということで。

#ほのぼの

0
2021年06月23日

ネタバレ 購入済み

少年漫画の傑作

少年漫画の傑作を作品内で書く少年漫画の傑作でした。原作者は大変でしたでしょうに。素晴らしい終わり方でした。
作中の二人はハッピーエンドでまとまってますが、一緒に暮らし始めると色々大変だろうなとか余計なこと考えちゃいますが、周りの仲間がいるから大丈夫だろうなとも思える魅力的なキャラクターでした。
また何回も読み返したいですね。

0
2020年05月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

すごく面白かった! キャラクターの個性に反した物語のシリアスさとロマンな部分が、とてもリアリティあふれてるのに読者を飽きさせない。 本来は文字や専門用語でダレる部分が毎話面白かった。 良作。

0
2013年08月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ネット投稿で、こんだけダントツってあるのかなぁ。

けど、夢がかなって、大団円。
もうちょっと続きをみたかったかなぁ。2人が恥ずかしながら、イチャイチャしてるところとか

0
2013年06月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ついに完結。
亜豆はラジオ番組の中で交際を認め、最高も番組の中で電話をかけて実力で役を勝ち取ってくれると信じていると語る。
純愛が勝つのか、はたまたネットの誹謗中傷が勝つのか。
公開オーディションという形で亜豆の実力が問われる。
そしてお互いの夢が成就する。
予定調和的ではあるものの、きちんとまとめた仕上がりになっている。

0
2012年10月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最終巻。
亜豆がリバーシのオーデションに合格したことにより夢が叶う。
リバーシのアニメ放送時に最高が亜豆を迎えに行き、
プロポーズしたところで終わる。

個人的にはその後も少しは描いて欲しかった。
最後展開が早すぎて、打ち切り感がある。
全巻通してに読み応えはある

0
2012年10月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

声優投票はちょっと予定調和な感じでそんなにハラハラしなかった。
おじさんのやりたかったことをやってあげるのはいいけど、もっとサイコーだけの考え方やイベントも欲しかった気がする。
ただ、幸せそうなラストで良かったとは思う。

0
2015年02月12日

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