圧倒的にリアルな漫画家の実情!
『デスノート』の原作:大場つぐみ×作画:小畑健による漫画家を目指す二人組を描いたストーリーです。
作中に出てくる設定は実在するものばかりで、漫画家の実情や小ネタが満載です。また、ジャンプで人気漫画を連載するために努力を重ねる姿を見ていると、こちらまでアツくなります!
主人公のサイコーとシュージンは、ジャンプ漫画の三原則「友情・努力・勝利」に、まったく沿わない漫画を描いていきます。これは、ジャンプらしさがない『デスノート』を描いた大場・小畑コンビによる、『デスノート』の作り方を描いた作品と捉えることもできます。
厳しい漫画家としての道を目指すアツい作品、ぜひともオススメしたいです!
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匿名
すごくよいです。
これまでの上を行く、かっこよくて読者をすっきりさせてくれるシーンが入っています。
どんどん次の巻を読んでいきたいけど、最終巻が近づいてきてるので大事に読み進めたいと思います。
Posted by ブクログ
七峰編に決着!14巻で示唆されていたとおりの結末でした。相変わらず、中井さんのクズっぷりは天井知らずですね…。普通、イケメンキャラが性格悪いっていうのはあるのですが、見た目も悪くて性格も悪いってキャラ早々無い気がします。彼は救われるのでしょうか!それにひきかえ、福田さんはすごくカッコイイです。兄貴って感じですごく良いキャラしてます。一番のお気に入りキャラです。同窓会の話では漫画家って職業の地味なところ、世間から逸脱しているところが明らかになって少し切ない気持ちになりました。模倣犯編では、香耶が言う「マネしていいことといけないことの判断がつくように育てます」っていう言葉が、世間で言われている漫画が悪影響を与えるといった言葉に対する解答だと自分は思います。漫画悪いんじゃなくて、分別がつかない人間が悪いんだと思っていたので。
Posted by ブクログ
前回に引き続き、ますます驚きました…!
いや、確かにこれはありかも、という展開ですが、今これが出てくるところに、やられた!という感じですね。
もっと前の段階だと、ああ、と思いついていなくてもあるよね、みたいに思っただろうけど、今はそれが払拭されて「PCP」自体が安定していると思っている矢先だっただけに、やられました。
そして中井さんの意外な行き先には笑いました。
平丸さんの本気も「おお!」と思って見ましたが、初登場の頃の平丸さんを思えば、彼は変わったなァ…と笑いました。
気取りが取れたせいなのか、漫画家人生をしたうえで変わったのかは分かりませんが、愛すべきキャラです。
が!未だに福田×蒼樹が諦めきれない私…!
今の平丸さんとのほのぼの路線もいいけど、蒼樹さんが発奮して刺激受けて、時には傷ついたりしながらも成長していくと考えたら、やっぱり福田さんの存在は大きいと思うんだけど…。
勿論、福田さんに与える影響も決して小さくはないよね。
でも平丸さんの衝撃を想像すると…強くは推せない…(私が推しても)
Posted by ブクログ
今巻は内容がかなり豊富。
七峰とのバトルはもう少し期待していたのだが、デスノートでも言えることだが秀才は脆い、という扱いはちょっと残念。
もう少し頭脳派のシュージンと張り合って欲しかった。元々プロットがこうだったのか、連載の過程で七峰編を早く終わらせる必要でも出てきたのか。
それなりに『改心』して終わったのは勿体ないけれど、少年漫画としてはベターな終わり方かもしれない。
中井は、初期の公園で夜通し描いていたときのような展開がくるかと思ったが
ああした見直させるような”強さ”はまったくなかった。寧ろそれは平丸さんに見られたか。(笑)
良い年して反省しないし堕落しきっていて、若い連中に心配かけて迷惑かけまくっているあたりが、最早人として最低の部類。
後半は個人的に非常に面白かった。
最高だけ同窓会に行って、子供がPCPの真似をしていたという話を聞いた帰りの最高とシュージンの男の友情でありプロ同士のリスペクトでもありといった会話のシーンはじんときたし
その後に模倣犯の話は非常に秀逸。
アニメや漫画、ゲームがこうしたことの槍玉にあげられることは珍しくもなくなってきたし
それで連載や放映が中止になったり、話を変えさせられたりすることもやり過ぎではなくなってきてしまった昨今の流れにおいて
問題ない、今まで通りで良いと作家と作品を守ってくれる編集部もまた、”プロ”であり”男”の集団である。
ともすればこんな模倣を助長するような漫画を描いている作家が悪い、それを載せている出版社が悪い
などと抗議をしてくるような人間も少なくない昨今
想定して戦わなければならない『敵』は順位やアンケート、ライバルやネームだけでなく
こんなところにも潜んでいる。
シュージンが
「もし俺たちに子供がいて、PCPの真似したら、やっぱり嫌だよな?」
と訊かれたとき、満面の笑みで言う香耶の答えは
なにげないようでいてこれが全てだと思った。
陰で苦労されているあらゆるジャンルでの作り手たちの溜飲が下がる内容ではないだろうか。
落ちぶれ中井と模倣犯
模倣犯に対して模倣犯の話で切り返す展開は熱かった。
ただ、作者は中井さんをいったいどうしたいのだろうか?中井さんの没落を使って何が表現したいのか分からない。漫画界は一寸先は闇的な事をいいたいのか?
常に努力し続けた人が落ちぶれるならそれも分かるが、中井さんの場合は努力してたのがハイドア連載前〜連載中の一瞬で、あとは自作も作らず原作を探す努力もせず女にうつつを抜かしてただけのザ・自業自得。もっと復活の中居拓郎が見てみたかったんだけどなぁ……。
Posted by ブクログ
今日は8~15巻を一気読み。今日は泣けるシーンが多かった。エイジが笑っていいとも系の番組で亜城木夢叶がライバルだと言ったとこ、シュージンが白鳥に全部教えてサイコーのとこに戻ってきたとこ、PCP模倣犯に対決?するとこ。エイジやっぱかっこいいわー。しかしキャラ人気投票で主人公を抑え、エイジが1位だったのにはびっくり。やっぱり皆エイジが好きなんだ、と感激。私的にはシュージン5位が低すぎ、と思うけど。サイコーよりシュージンの方に感情移入しちゃうけどな。亜豆の4位に負けるなんて。平丸さんが3位ってのにもびっくり。面白いもんなー。スラムダンクも花道より流川が1位だったもんな。しかし、それに比べると投票数が少ないなーと思う。1位で1761票って。やっぱ子どもの数が減ってるのか、ジャンプ読まなくなってるのか。残念だ。
Posted by ブクログ
ネット仲間のブレーンの話、模倣犯の話も面白かったが、平丸の相変わらずのクオリティが良かった。
アニメ化への課題については今回ほぼ触れられていないので、そのあたりは今後に期待したい。