あらすじ
電信回線が運ぶアリス少尉とオーランド伍長の声。その途絶は、『言語の塔』への強襲制圧部隊『第1の大剣』による突入を意味していた。もっとも、計画を完遂した充足感のうちに生を終えようとする『抗・帝国軍』にしてみれば、要求に対する帝国の回答が銃弾であろうと構いはしない。刻限の日没が迫るなか、さらなる死と破壊に身を浸しゆく彼ら。その魂魄は陸上戦艦と呼ぶべき巨獣『蠍の王冠』となって、最期の咆吼を放つ…!
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Posted by ブクログ
重い問答が終わり、迫力のバトルが始まったかと思いきや、やはり重いw
しかしこの超人バトルの演出が秀逸。そしてそれに追いついているアリスもどれだけバケモノなんだよと。
本巻は一種のクライマックスで恐らく流石にこのエピソードも終わりに向かう所かと思いますが、どれだけ人の暗部や理不尽などを描きながらもそれでも前を向くこと…俗に言えば熱く、カッコイイ展開…を描くのが実に信頼できる漫画。
Posted by ブクログ
『人にはそれぞれ納得できる‟苦しみの種類”というものがある―――
生ある限り 苦しみもまたあるのなら
その‟苦しみ”の種類を選べることこそが―――
納得できる
戦いであり
転じて 生き甲斐と言うのではないか』
苦しみの種類でさえカテゴライズされてしまうから、苦しいが二重にも三重にもなってのしかかって来るんだろうなぁ、今の世の中でも。
自分の命と同等に、感情も「自分の物である」と思えなくなった時に、人は絶望するんだろうと思う。
これ漫画だよね???
1巻から読んだけど、前巻あたりから活字だらけになって説教くさい印象になる。
中盤までスラスラ読めたのにどうしてこうなった。
漫画はスラスラ話が進むからいいのに、ダラダラと哲学の話になってちっとも話が進まないし漫画になってない。「漫画」に回帰して欲しい。