あらすじ
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世界が2030年までに達成すべき目標SDGs。ゴール(目標)が17個、さらにターゲット(具体的な目標)が169個と、その範囲は多岐にわたり、すべてを理解するのは簡単なことではありません。シリーズ「SDGsのきほん」では、1巻につき1目標ずつ丁寧に解説。本書では、目標12「つくる責任 つかう責任」について必要な基礎知識を得ることができます。
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Posted by ブクログ
「SDGSのきほん」の十三巻目ですね。
目標12 生産と消費
つくる責任 つかう責任
持続可能な生産消費形態を確保する
「人類の生産と消費が将来にわたってやっていけるやりかたをしっかりもとう」
産業革命以後、人々は生産することに躍起になって、過剰生産、浪費で経済を成り立たせてきました。
公害や大量のゴミを排出して、社会問題になると共に、地球温暖化の原因にもなっています。
特に、食品ロスは、諸国間の貧富の差を拡大していますが、皮肉な事に、後進国で食品ロスが増大しているそうです。生産をしても、自国では消費しきれず、運搬したくとも、費用が捻出できず、保管もまま成らず、廃棄してしまうそうです。計画的な生産では、コストと労働のバランスが保てず、過剰生産に陥る悪循環があとを絶たない現状があるようです。
日本でも、飽食による食品ロスや電子ゴミ、プラスチック、そして過剰生産が問題になっています。
家庭でも、買いすぎや賞味期限に注意しながら問題意識をもって対策を練っていきたいものですね。