【感想・ネタバレ】飢餓 目標2 SDGsのきほん 未来のための17の目標のレビュー

あらすじ

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2015年に国連加盟国が合意して決めたSDGs。その意味は「持続可能な開発目標」ですが、ゴール(目標)が17個、さらにターゲット(具体的な目標)が169個と、その範囲は多岐にわたり、すべてを理解するのは簡単なことではありません。シリーズ「SDGsのきほん」では、1巻につき1目標ずつ丁寧に解説。本書では目標2「飢餓をゼロに」の内容や、世界の飢餓の現状と原因など、必要な基礎知識を知ることができます。

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Posted by ブクログ

SDGSのきほんの三巻目ですね。
三巻目は『目標2・飢餓をゼロに』です。
飢餓は『目標1・貧困』と深い関わりがありますが、それだけではありません。
飢餓の最大の原因は紛争です。他にも自然災害や戦争で予期せぬ飢餓に陥る事があります。
能登半島地震でも、救援物資が届かなくて、飢餓になりかかっています。
戦争でも、難民や戦争被害者にやはり救援物資が届かない現状が放映されています。慢性的な飢餓は、農業の生産性が低かったり、食料をいきとどかせることができなかったなど、社会のしくみによっておきるものもあります。
日本でも、飢餓は起こらないとされてきましたが、リストラや会社等の倒産、コロナ禍の影響、大病を患う等々で収入が激減して、飢餓に陥るケースも報告されているそうです。
一方で、飽食の先進国では、肥満や食品ロスの問題が表面化しています。
様々な要因に対して、国際的に支援の広がりをみせていますが、目標達成にはなかなか結びついていない深刻な問題を抱えているそうです。
世界の現状を知ること、寄付やボランティア活躍をすること、飢餓を知ってその情報を発信・拡散することも私たちにできる支援だとの事です。
SDGSの問題は置き去りにしては、地球の未来はありません。シリーズを続けて研鑽していきたいものです。

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2024年03月26日

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