あらすじ
堀田家は朽ち果てそうな日本家屋で「東亰バンドワゴン」という古書店を営んでおります。店主の勘一も米寿、曽孫の花陽も成人とのおめでたい日を皆で祝うこともできました。作家をしている紺のもとに盗作を非難する手紙が届いたり、中身を読まずに見返しだけで古書を購入する中学生が訪ねてきたりなど、事件は起きますが、大丈夫。私たちには、この〈家〉があるから。たとえどんなことが起ころうとも、そこに帰りさえすれば、もう一度立ち直り歩きはじめることができる場所。それが〈家〉なんだと思います。――家族小説の決定版「東京バンドワゴン」シリーズ第15弾。
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Posted by ブクログ
実はこの15巻から読み始めてしまった。
装丁が良かったのと題名を見て手に取った。
古本屋さんが舞台なので本の話は当然出てきて、大家族+ご近所さん多数、日常的な推理ものでもありミュージシャンも出てくるかと思えば小説家や俳優もいる。
バラエティー豊かな物語で気に入りました。
1年に一冊ずつ出版されて今年で17巻、スピンオフで零巻まであるというおまけつき。
1巻から17巻まで楽しく一気に読みました。
来年の18巻が待ち遠しい。