【感想・ネタバレ】ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード 東京バンドワゴンのレビュー

あらすじ

明治時代創業の老舗古本屋・東京バンドワゴンは本日も大騒ぎ! 先々代の時代に錚々たる文士が寄稿して編まれ、強盗殺人までも引き起こした〈呪いの目録〉。ずっと封印されていたその目録を狙う不審な男がうろつきはじめた――。さらに、なんと英国の秘密情報部員が堀田家へ乗り込んできた! 二代目が留学先から持ち帰ったある本を巡り、勘一、我南人たちはロンドンへ――。人情たっぷりの第11弾!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

久しぶりのバンドワゴンシリーズ♫

【春 花も嵐も実の成る方へ】
「呪いの目録」をめぐるあれこれ。
ちょっぴりキナ臭いかなと思うも、いいおハナシで終わった。
前作?前々作でも出てきた記憶はあるものの、それが秋実さんとどうか変わったのかは失念。

【夏 チャーリング・クロス街の夜は更けて】
シリーズ中時折り挟まれる“ちょっとキナ臭いハナシ”は、いつ読んでもワクワクドキドキできるね。
英国諜報機関が乗り出してきての堀田家の危機。
見事な機転と人脈とでピンチを乗り越えた流れの中でまた少し、堀田家の担ってきた“使命”なるものの輪郭が浮かび上がってきた。この筋を追うのも、シリーズの醍醐味の一つ♫

【秋 本を継ぐもの味なもの】
鈴花ちゃんかんなちゃんが大活躍♫
紺と研人だけでなくおチビちゃんも大ばあちゃんと意思疎通できることが明らかになり、物語づくりの幅が広がったかな。策士かんなちゃんの成長も含めて今後の展開が楽しみ。

【冬 ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード】
研人のバンドがついに表舞台に♫
という喜びは置いておいて・・・
主要キャラ周辺に後期高齢者の多いこのシリーズ、今後一冊毎に誰かの死や死期の近づきを感じさせられる、の連続になりそう…と少し寂しく思いつつ

★4つ、9ポイント
2023.02.11.新

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2023年02月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

いつの間に研人や花陽が高校生、そして医学部受験とすっかり成長してきて早いと思ってしまいます。そして登場人物を毎回忘れてしまい、一覧を見て思い出す作業が必要になります。
今回もドタバタで海外まで勘一が行ってしまったり色々起きてますね。サチの一度行った場所はいつでも行ける機能ほんと羨ましい。死んだらそうだと楽しいなぁなんて。

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2021年09月30日

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