【感想・ネタバレ】レディ・マドンナ 東京バンドワゴンのレビュー

あらすじ

堀田家は、下町で古書店〈東京バンドワゴン〉を営む四世代の大家族。一家の大黒柱である勘一は、齢八十を超えてもなお元気に店を切り盛りしている。なにやら、そんな勘一をお目当てに通ってくる女性客がいるようで……? さらには、蔵から貴重な古本が盗み出されて一家は大混乱! 次々に事件が舞い込む堀田家を、“母の愛”が優しく包んで、家族の絆をますます強くする。大人気シリーズ第7弾!

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Posted by ブクログ

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やっぱりいいね、東京バンドワゴン。マンネリの偉大さを堪能した。御年80歳の堀田勘一を頂点に温かい家庭の在り方を再認識する。さらに古本屋を商いとする堀田家と関わる人間模様。今回は切ない話しもあった。同じ本棚にある本をまとめ買いする男性、毎日古本を売りに来る女性、堀田家の家宝の書物が盗まれた謎、花陽と研人のドイツ旅行、自分が大ファンの亜美のドラム即興。今回も濃かった。さいごは「ありったけのLOVE」で優しい話しばかり。登場人物が半端ない人数だけど、すべてキャラが立って、安心して読めました。次回はもう8冊目。⑤

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2025年04月06日

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ネタバレ

2017/11/12
読んでる間の幸福感。
今回はお家の間取りが書いてあってよりイメージが具体的になりました。
私も東京バンドワゴンで古本買ってカフェでお茶しながらのんびり読みたい。
私は物語が好きで本は読めたらいいグループに入るのでこんな立派な古本屋のいいお客ではないけど。
子供たちの成長が嬉しい反面寂しかったり、みんな元気だけどお年寄りのみなさんや猫たちが心配だったり、まるで現実のご近所さんのよう。
せめて本の中だけはこの幸福がずっと続いて欲しい。

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2017年11月12日

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たつやさんとくるみさんの結婚話とても好き。
すずみちゃんのお友達の話も好き。
けんとくん、大きくなったなあ。

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2022年02月03日

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東京バンドワゴンシリーズ第7弾!
題名の通り、今回は女性陣の活躍がいっぱい!
そして、いつもの通り、東京バンドワゴンには何かしら起こるのです。
一冊ずつ持ちこんでくる客と、ある一角をごそっと買って行く客。
勘一の色恋沙汰⁉︎
コウさんと真奈美さんの赤ちゃん。

今回も沢山の幸せなこと、嬉しいこと、色々なことが起こる堀田家。
こうして読んでいて嬉しいのは、花陽と研人の成長。
これからどう成長していくのか、さらに楽しみです。

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2016年01月29日

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堀田草平
2代目店主。

堀田美稲
草平の妻。

堀田勘一
83歳。明治から続く古本屋〈東京バンドワゴン〉の3代目店主。

淑子
勘一の妹。海外に嫁ぎ、晩年は葉山で暮らすが、他界。

堀田サチ
勘一の妻。良妻賢母で堀田家を支えていたが、6年前、76歳で死去。

堀田我南人
勘一の一人息子。63歳。伝説のロッカーは今も健在。いつもふらふらしている。

堀田秋実
太陽のような中心的存在だったが、9年ほど前に他界。

池沢百合枝
日本を代表する大女優。青の産みの母。

堀田藍子
我南人の長女。39歳。画家。おっとりした美人。

マードック
日本大好きイギリス人画家。藍子への一途な思いが成就し、結婚。

堀田紺
我南人の長男。38歳。元大学講師。現在は著述家。

堀田亜美
紺の妻。38歳。才色兼備な元スチュワーデス。

堀田青
プレイボーイの長身美男子。30歳。我南人の次男として暮らす。

堀田すずみ
青の妻。27歳。肝の据わった、古本屋の看板娘。

堀田花陽
藍子の娘。16歳。しっかり者の高校1年生。

堀田研人
紺と亜美の息子。14歳。音楽好きな中学2年生。

堀田かんな
紺と亜美の娘。3歳。いとこの鈴花と同じ日に生まれる。活発な性格。

堀田鈴花
青とすずみの子。3歳。おっとりした性格。

玉三郎・ノラ・ポコ・ベンジャミン
堀田家の猫たち。

アキ・サチ
堀田家の犬たち。

祐円
勘一の幼なじみ。神主の職を息子に譲った。

康円
祐円の息子。現神主。

大山かずみ
昔、戦災孤児おして堀田家に暮らしていた。引退した女医。堀田家とは家族同然。

真奈美
近所の小料理居酒屋〈はる〉の美人のおかみさん。コウのめでたく夫婦に。藍子の高校の後輩。

コウ
板前。無口だが、腕は一流。

藤島直也
若くハンサムな元IT企業の社長。32歳。新会社を設立。無類の古書好き。〈東京バンドワゴン〉の常連客。

茅野
定年を迎えた、元刑事。〈東京バンドワゴン〉の常連客。

新さん
建設会社の2代目。我南人の幼なじみ。

三崎龍也
葉山に住む我南人の音楽仲間。

千田くるみ
龍哉の家で共同生活をしている。

酒井光平
龍哉の家で共同生活をしている。農林水産省の役人。

折原美世
若手女優。本名は三迫佳奈。

脇坂夫妻
亜美の両親。
脇坂佳代子
亜美の母。
脇坂和文
亜美の父。

脇坂修平
亜美の弟。折原美世と結婚。

三鷹
藤原の学友、ビジネスパートナー。永坂杏里と結婚。

永坂杏里
藤島・三鷹の大学の同窓生。藤島の元秘書。

木島
雑誌記者。我南人のファン。

智子
児童養護施設を経営。秋実と幼なじみ。

堀田達吉
明治十八年に〈東京バンドワゴン〉を開いた初代。

杉田
堀田家の裏の左隣の豆腐屋。

ナリちゃん
中川浩成。ギタリスト。

前田茂治
本を一冊ずつ売りに来る。奈良勢津子の息子。

奈良勢津子
女優。池沢百合枝の先輩格。若い頃から劇団を主宰して、多くの俳優を育てた。

棚男
三石欽吾。棚の本を丸ごと買っていく。吉祥寺の小さな不動産会社の部長。藍子の高校時代の同級生。

荒俣
亜美の同級生の大工。

神林恭一
神林凌一
イギリスに行った双子の兄弟。

彰子
祐円の従妹。

成美
すずみの学生時代からの友人。

醍醐教授
M大学附属書誌学山端爾後研究所。通称〈山端文庫〉。

安藤風一郎
ミュージシャン。我南人の後輩。

田代隼人
ロック部の別のバンドの三年生のドラム。

坪田潤子
中川の娘。

矢萩錠二
龍哉の父。俳優。

博美
潤子の母。

春香
風一郎の娘。

大沼岩男
神保町の古書店〈岩書院〉社長。〈東京古本組合〉の会長。

長尾美登里
すずみの友達。青年海外協力隊であちこち回っていた。

五条辻政孝
子爵。サチの父。

三石
藍子の同級生の不動産屋。

キース
我南人がワールドツアーに一緒に行った世界的なミュージシャン。

幸光
真奈美とコウの息子。

弥生
藤島の義理の母。藤島と五歳しか違わない。

ロバート
弁護士。

野坂
弁護士。

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2025年04月19日

Posted by ブクログ

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堀田家はいつだって大賑わい。小さな問題から大きな問題まで。家族の人数が多ければそれだけトラブルの数もあったりなかったり、巻き込まれたり突っ込んだり。それはそれで、色々とある。それが人生だし、順風満帆な人生なんて面白みにかけるわけで。ご先祖様がらみのラブがやっかいな問題が多め。才能を愛したり、妻子のある人を愛したり、不道徳な愛の形もあるけれど、それでも、誰かが誰かを愛したから、生かされて、命のバトンが渡されて、巡り巡って研人たちの前までたどり着いた縁があって。なんというか「ラブだねぇ」

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2023年05月14日

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