【感想・ネタバレ】オブ・ラ・ディ オブ・ラ・ダ 東京バンドワゴンのレビュー

あらすじ

東京下町で老舗古書店〈東京バンドワゴン〉を営む堀田家は、四世代の大家族。勘一のひ孫・花陽は受験生になり、研人は中学校に入学、かんなと鈴花もすくすく育っている。ひとつ屋根の下、ふしぎな事件が舞い込んで、今日も一家は大騒ぎ。だが近ごろ、勘一の妹・淑子の体調が思わしくないようで……。ご近所さん、常連さんも巻き込んで、堀田家のラブ&ピースな毎日は続く。大人気シリーズ第6弾!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

やっぱり思う、偉大なるマンネリ文学!堀田勘一を中心に東京下町を舞台にしたハートフルな物語。次から次へと問題が起き、勘一の喜怒哀楽と共に家族一同ですべて受容する。その訳は過去の堀田家の苦難や人間関係のゴタゴタがあったがために、その反省やコーピングを家族のモットーとしてきた伝統なのだろう。登場人物もすべてがピースとして重要で、誰1人として欠けてならない。何故なら、全員が全員と絡み、その関係性が物語として築き上げられているからだ。そんな中の勘一の唯一の妹の淑子の死はあったが、堀田家の大団円がそれを受容した。⑤

「朝起きて、ご飯を食べて、ちゃんと働いて、ゆっくり休む。」ただそれだけの一家の物語のはずが、この偉大さには次巻も読まないといけないね。

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2024年06月02日

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ネタバレ

2017/10/25
またちょっぴり電車で泣いちゃう。
淑子さんが亡くなった直後の勘一の采配が泣けるんだもの。
あとその勘一をさりげなく心配した我南人も。
帰りの電車が割り込みとかそれに怒る人でなんだかギスギスしてたけど荒んだ気持ちが洗われた。
みんなもこの本読んでLOVEになるといいよぉ。

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2017年10月26日

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ネタバレ

相変わらずドタバタとした食卓を囲む会話に和む。病気があったり、大学を辞めた理由画分かったり、大人の恋に決着が着いたり…大家族だとこまごまと事件も起こるんですね♪楽しめました。

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2020年09月18日

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ネタバレ

2018/5 10冊目(通算81冊目)。いつも通りの堀田家。いろいろ騒動が起き、誰かがその問題を解決する。ただ、今回は堀田家の近しい人が亡くなるという出来事が起きる。そんな悲しみの中でも、人にやさしくする堀田家の面々。別れることの辛さを知っているからこそ、人にも優しくなれるのかなと読んでいて感じた。とりあえず今持っている分は読み終わってしまったが、この後の巻も機会を見て揃え、また読み返してみたいと思う。感想はこんなところです。

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2018年05月15日

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ネタバレ

堀田草平
2代目店主。

堀田美稲
草平の妻。

堀田勘一
82歳。明治から続く古本屋〈東京バンドワゴン〉の3代目店主。

淑子
勘一の妹。葉山で暮らす。

堀田サチ
勘一の妻。良妻賢母で堀田家を支えていたが、5年前、76歳で死去。

堀田我南人
勘一の一人息子。63歳。伝説のロッカーは今も健在。いつもふらふらしている。

堀田秋実
太陽のような中心的存在だったが、8年ほど前に他界。

池沢百合枝
日本を代表する大女優。青の産みの母。

堀田藍子
我南人の長女。38歳。画家。おっとりした美人。

マードック
日本大好きイギリス人画家。藍子への一途な思いが成就し、結婚。

堀田紺
我南人の長男。37歳。元大学講師。フリーライター。

堀田亜美
紺の妻。37歳。才色兼備な元スチュワーデス。

堀田青
プレイボーイの長身美男子。29歳。我南人の次男として暮らす。

堀田すずみ
青の妻。25歳。突然転がり込んできたが、今では店の看板娘。

堀田花陽
藍子の娘。15歳。しっかり者の中学3年生。

堀田研人
紺と亜美の息子。13歳。音楽好きな中学1ねんせい。

堀田かんな
紺と亜美の娘。2歳。いとこの鈴花と同じ日に生まれる。活発な性格。

堀田鈴花
青とすずみの子。2歳。おっとりした性格。

玉三郎・ノラ・ポコ・ベンジャミン
堀田家の猫たち。

アキ・サチ
堀田家の犬たち。

祐円
勘一の幼なじみ。神主の職を息子に譲った。

康円
祐円の息子。現神主。

大山かずみ
昔、戦災孤児おして堀田家に暮らしていた。引退した女医。堀田家とは家族同然。

真奈美
近所の小料理居酒屋〈はる〉の美人のおかみさん。藍子の高校の後輩。

コウ
板前。無口だが、腕は一流。

藤島直也
若くハンサムな元IT企業の社長。31歳。新会社を設立。無類の古書好き。〈東京バンドワゴン〉の常連客。

茅野
定年を迎えた、元刑事。〈東京バンドワゴン〉の常連客。

新さん
建設会社の2代目。我南人の幼なじみ。

龍也
葉山に住む我南人の音楽仲間。

折原美世
若手女優。本名は三迫佳奈。

脇坂夫妻
亜美の両親。
脇坂佳代子
亜美の母。
脇坂和文
亜美の父。

脇坂修平
亜美の弟。折原美世と公認の仲に。

三鷹
藤原の学友、ビジネスパートナー。永坂杏里と結婚。

永坂杏里
藤島・三鷹の大学の同窓生。藤島のの元秘書。

木島
雑誌記者。我南人のファン。

堀田達吉
明治十八年に〈東京バンドワゴン〉を開いた初代。

坪内逍遥
〈東京バンドワゴン〉を名付けた。

ボン
我南人のバンド仲間。ドラムス。


我南人のバンド仲間。ギター。

ジロー
我南人のバンド仲間。ベース。

久本
京都の一流料亭〈春ふう〉の板長。

杉田
堀田家の裏の左隣の豆腐屋。

おかはし玲
絵本童話作家。我南人と同級生。三十年前に亡くなっている。

安藤風一郎
ミュージシャン。我南人の後輩。

平本芽莉依
研人の同級生。研人のことが好き。私立の中学へ行った。

光輝
研人の同級生。小学五年生のときに引っ越してきた。母が再婚して高坂から西田に姓が変わった。

西田
光輝の父。

泰子
光輝の母。

森下
旧姓川上。青の先輩。図書室の先生。

ケンちゃん
健一郎。第一マンションの管理人。奈美子の祖父。

大町奈美子
近所のマンションに住む小学四年生。

田町
裏の右隣。

橋田
茅野の元上司。

穴崎
映画監督。青が中学生の頃、映画に出たことがある。

佐和子
風一郎の妻。

春香
風一郎の娘。

三崎龍哉
若いミュージシャン。葉山に住む淑子のご近所さん。我南人と同じ事務所。

重松雄太郎
〈六波羅探書〉の相談役。〈乱麻堂〉。

千田くるみ
龍哉のスタジオの同居人。

栖本
栖本質店の主人。

近藤義成
本を売りにきた。幸子の孫。

幸子
介山陣一郎の娘。マリアの妹。

介山陣一郎
〈東北の鬼神〉と呼ばれていた。

中澤めぐみ
小説家。旧姓平井恵。藤島麻里の同級生。

高木宏
藤島の姉・麻里を殺した男。藤島麻里の担任。

ロバート
弁護士。

藤島麻里
藤島直也の姉。高校生の時に担任の先生と心中した。

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2025年04月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

東京バンドワゴンシリーズ6作目。

堀田家の一年を綴ったこのシリーズ。
私にとって読むとほっと人心地つけるシリーズになってます^^
我南人の曲の盗作騒ぎに藤島社長のストーカー騒ぎ、今回もバタバタ楽しませてくれる堀田一家。
ホロリとなったり笑ったり、本当に一緒に楽しめるシリーズです♪
研人や花陽ちゃんがもう中学生やら受験生やら!
大きくなったもんだー(笑)

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2018年10月18日

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