【感想・ネタバレ】薫る花は凛と咲く(11)のレビュー

強面で高身長の主人公・紬凛太郎。彼が通う高校はバカが集まる底辺男子校・千鳥高校。その隣には由緒正しきお嬢様高校・桔梗女子が。
そのお嬢様学校に通う女の子・和栗薫子に凛太郎が出会うお話です。ロミオとジュリエットを思い浮かべるような王道ラブコメマンガです。

このマンガの魅力は登場キャラたちの内面と表情です!
凛太郎は行動力溢れる男の子で見た目はイカツイですが、とても優しい!しかも意外と初心。
一方の薫子は通っている高校や見た目で人を判断しない、自分の意見をしっかりと持っている女の子。そして美味しそうにたくさん食べる様子が可愛い!
顔がアップで描かれているコマが多いこのマンガですが、キャラの表情がどれも素敵です。
薫子のとびっきりの笑顔に癒され、凛太郎の真剣な眼差しにドキッとしたり、凛太郎を見守る母の呆れ顔にクスッとしたりします!

王道系のラブコメが好きな人はきっとハマること間違いない作品です。
気になった方はぜひ読んで見てください!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

ネタバレ 購入済み

みんな本当に素敵

「かわいい」ってなかなか言えない凛太郎と、照れる薫子ちゃん可愛すぎて尊死しました………。
中学時代にも凛太郎くんの優しさに気づいてくれてる子がいたようで少し嬉しい、、
でも薫子ちゃんの彼氏だからな!!!!!
次巻も楽しみにしてます!!

0
2024年03月17日

n.

購入済み

本当に癒されるし読むたび温かい気持ちに
させてくれる素敵な作品で大好きです。
友達って素敵だなって改めて思わせてくれます。

0
2024年01月13日

Posted by ブクログ

まさか両校同時に修学旅行へ出発するとは。場所は別々だけど面白い偶然も有ったもの
まさかと言えばもう一つ、凛太郎って修学旅行へ行ったこと無いのか。高校に入る前の彼は色々と暗黒時代だったようだけど、こういう部分は彼の学生らしさが不足していると改めて感じてしまうね

だからこそ、翔平を始めとした友人達は凛太郎に最高の修学旅行を教えるべく準備を始めるわけだ。勿論そこには自分達も楽しみたいという想いは当然あるだろうけど
また、桔梗と同タイミングという事でグループラインを通じて一緒に旅行しているかのようになるのは良いなぁ
まだまだ大手を振って一緒に遊べるタイミングは限られているし、今回はそもそも一緒に居ないのだけど、こうして互いに写真やコメントを送り合っているとまるで一緒に旅行しているかのようでほっこりしてしまうね

でも、やっぱり一緒にいる時間も尊いもので
旅行が終わった次なるイベントは昴の誕生日祝いですか。そうなれば凛太郎が作ってくれたケーキに注目が集まってしまうけど、朔達にすれば意識が集中しているのは誕生日プレゼント選び。異性へのプレゼントって誕生日の場であっても緊張してしまうような気がするのだけど、その点は普通に友人相手に選ぶ感じになったのかな?まあ、朔は慣れないプレゼント渡しに別の緊張が有ったようだけど(笑)

でも、昴が静かながらにとても嬉しそうにプレゼントを受け取っている表情には胸が暖かくなるね


これまで存在はちらっと語られつつも登場する事はなかった凛太郎の兄、颯太郎が登場する81話からのエピソード
凛太郎の家族という事は全てを諦めた凛太郎を知っているという事で。また兄という立ち場から凛太郎を見守ってきた存在としてのイメージが湧いてしまうが、一方で彼とて夢を目指す中途の若人。だから彼を見守る両親の姿も登場して
複層的なエピソードと感じられたよ

というか、これまで登場しなかった理由って仕事がめっちゃ忙しかったからなのか。階段を寝やすいと言ってしまうまでに仕事しているのは流石にやりすぎだと思うのですよ……

そこまで自分を追い詰めているなら誰であれ心配してしまうもの。でも、弟である凛太郎では彼の悩みを聞き届けてやる事は出来ないから、代わりに颯太郎の前に立ってくれるのは父の圭一郎となるようで。同じく仕事人として、同じく無茶をしてしまう人間として
「好き」を仕事にしてしまった社会人一年生が懐く当然の悩み。けれど、それを当然のものだとか、悩むのは「好き」が薄いからだとか言ってしまったら心は折れてしまうわけで
先人として道を歩み続ける為の言葉を授けつつも、父親として颯太郎が弟にした最良の仕事を思い出させてやる展開は良かったな
きっと颯太郎にとって今の道へ進む分岐点であり夢の始まり。それをしっかりと持ち続け、そして最初のお客と言える凛太郎が今を明るく生きられているなら颯太郎がこれからを歩むには充分な動力となるのかもね


颯太郎の帰宅に拠って凛太郎の新たな一面が描かれたのは良いけれど、変わらず描かれないのは凛太郎が全てを諦めたきっかけ。正直、小学生頃の彼がどのようにして諦めの境地に至ったのかは未だに不明。だから気になってしまう

85話で登場した皐月はそれを直接的には描いてはくれないだろうけど、ヒントになる何かに繋がる人物となってくれるのだろうか…
と言うか、既に薫子と付き合っている段階で凛太郎に恋する元同級生を出す事は本作においてどのような意味を伴う現象になるの……?

0
2024年02月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

凛太郎から「可愛い」と言われたときの薫子のリアクションの11巻のハイライト!
薫子かわいすぎる
メガネも似合う!

0
2024年03月26日

購入済み

安定し(てしまっ)たおもしろさ

読み終えて思ったのは「安定しておもしろいな」ということだ。
わかりやすい対立や解決方法を持ち込まず、キャラクターの善意を信じさせてくれる穏やかな語り口は、本作が始まってからずっと続いている。
そのある種無垢とも言える善意への信頼が本作の魅力を形作っていることは明らかなのだが、ここに来て「安定してしまったな」という気持ちがあることも事実だ。
主人公たちの関係性は善意を軸として徐々に進んでいるが、その進みは語り口に即してゆっくりとしており、その進展する関係の合間合間に、それぞれを取り巻く人々の善意が描写される。
悪意ある言い方をすれば、話を進める間に「良い話」を挟んで尺を稼いでいるとも考えられる。そして「良い話」はだいたい「良い話」で終わってしまうのだ。テレビで毎日伝えられる「良い話」と大差ない。
当て馬の女が出てきたり、旅行の約束をしたりで、主人公二人の関係性には確かな進展が認められる。話の進め方も板についてきたと言っていい。
しかし、ここからどうしたらいいのだろう? これまでのやり方を捨てて人間の悪意に全振りしていくか? それを望む読者が果たしてどれほどいるだろうか?
とはいえ、ハッピーエンドにしてほしいという気持ちは強い。そろそろ終わりが近いとは思うが、やることをやりきって終わっていただけるとうれしい。

#胸キュン #感動する #じれったい

0
2024年01月15日

「少年マンガ」ランキング