赤羽雄二のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
仕事などのスピードを上げる8つの原則を上げているが、これらをさらにまとめると、「準備が大事」「完璧は目指さなくていい」「頭を使う」「メモを活用」「予定より早く始める」に集約される。
逆にいうと、避けるべきなのは、「とりあえず始めちゃう」「考えずにガムシャラにやる」「最初から完璧主義」「やるべきことを整理せずにイメージでやっちゃう」ということになる。
これらはどれも、本書で逐次言われずとも少し考えればわかることではある。
しかしそれをしないのは、多くの人が「考えずに普通にやってもなんとかなるだろう」という楽観主義や、そもそも「別に急がなくてもいいんじゃないか」という開き直りの気持ちが根底にあるからだと考えられる。
つまるところ、「ダラダラやっても給料は入るしいいんじゃない?」という甘えだとか、
「教えてくれればやるけど、教えないからといって自分の頭使うのもめんどくさい」という怠惰心、受動性があるのだと思う。
程度が低くて嘆かわしいと言えばそれまでなので、じゃあその人間だらけの中でどうすれば生産性を上げるテコ入れになるか。
本書の意義としては、やるべきことを因数分解して具体的なコツとアクションに落とし込んだ点にある。
ゼロベースで考え始めるのはゴールが遠いため頓挫しやすい。
一方、ベストプラクティスを活用して、なかなか考えようとしない人に思考のマイルストーンを与えてやればハードルが低くなり、最初の少しの思考で動き始められる。
本書はその一石と言える。
時間に翻弄され生産性の罠に落ち込んでいる現代の情報化社会・資本主義社会らしい考え方に対する批判の気持ちは起きるが、
どちらかというと「頭を使わない人の脳に火種を作る」という側面の方に、より意味があるように思う。 -
Posted by ブクログ
本書は、リモートワークが多くなった職場にあって、教えてくれる上司・先輩の不在、フィードバックが不足する状況で、どのように仕事を進めていくかを説いた一冊です。
「独学」とタイトルにあったので、自分で習得する仕事術というイメージがあったわけですが、そうではなく、リモートワーク時代の仕事術、といった内容です。構成として「鍵」という形でポイントを整理してくれていますが、個人的には少し抽象的で、すぐ実践できるものではない印象です。リモートワークを急にやることになり、その方法に悩んでいる人が、通常の仕事との違いを認識し、改善したいと思うかたにとって有益なものだと感じました。
▼「新世代の上司」はリモートワークが多くても
・部下に的確な指示を出し、アウトプットイメージ作成アプローチで確実に成功体験を得てもらう
・部下の悩みにはすぐに耳を傾け、決して疎外感、孤立感を与えない
・ビジョンを示し、部下・メンバーを前向きに駆り立てることができる
<目次>
第1部 「独学」で成長する10の鍵
成長する鍵01 自分に自信を持つ
成長する鍵02 高いやる気を維持する
成長する鍵03 感情的にならなくなる
成長する鍵04 スピードを上げ続ける
成長する鍵05 情報収集を習慣化する
成長する鍵06 PDCAを回し続ける
成長する鍵07 好循環を生み出す
成長する鍵08 真剣に話を聞いて信頼される
成長する鍵09 仕事に役立つ攻めの読書をする
成長する鍵10 励ましてくれる仲間を作る
第2部 「独学」で結果を出す6つの鍵
結果を出す鍵01 アウトプット指向を徹底する
結果を出す鍵02 説得力ある資料をさっと作る
結果を出す鍵03 変わることを恐れない
結果を出す鍵04 リーダーシップを発揮する
結果を出す鍵05 部下・メンバーのやる気を引き出す
結果を出す鍵06 部下・メンバーの仕事スピードを3倍にする
第3部 「独学」でストレスを減らす4つの鍵
ストレスを減らす鍵01 睡眠時間の確保
ストレスを減らす鍵02 健康を維持する食事と運動
ストレスを減らす鍵03 もやもやをA4メモ書きではき出す
ストレスを減らす鍵04 心の「安全基地」を作る