アサウラのレビュー一覧
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ネタバレバカバカしいことに真面目に取り組む若者たちの青春群像劇。
熱い半額弁当争奪戦と横道にそれまくりのSEGA話、その合間にちらほらと挟まるラブコメ風味と緩急のついた『ベン・トー』も、勢いに乗ったまま本編終結。
いちばん面白いキャラは白粉花。自虐的で内向的でありながら、ホモ話に関してはアクティブすぎるほどアクティブでクリエイティブで、でもそれをぶつけられるのはリアル世界では佐藤しかおらず、そんなジキルとハイドのような二面性をもった彼女が、終盤戦のキーパースンとなります。虐められた過去から周囲の空気に敏感となりすぎた白粉が、自らの能力を開眼するシーンは感動的でした。 -
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もう1巻くらいは続くと思ったら怒涛のボリュームで本編完結。
傷心の先輩、不協和音のHP同好会、独り奮闘する白粉、そして最強越えを決意する佐藤。歴代キャラも総動員でまさに最終回にふさわしい内容だった。
それにしても半額弁当争奪戦という意味不明なテーマの作品だが、そこに挑む人間の矜持というものがビンビンに尖っているためについ勢いに飲まれてしまう。ハーレム要素なんかは平均的ラノベより薄味であったが(その分佐藤の変態性が補って余りあるが)、テーマ・描写・キャラそれぞれが強烈な印象を残すシリーズだった。
そういえば茉莉花分が足りない、デザートに期待 -
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半額弁当を求めることに青春を賭けるものの庶民派シリアスギャグアクションの本編の第10弾。
今回は節分限定の「鬼切り弁当」を求めるもの「退魔師(ゴーストバスター)」の戦いとバレンタインデーに男子寮などで起こる事件を綴ったもの。
前半はもう白粉先生が全開でヤバい(笑)
今までで一番の輝きをしている!
スーパーでも部室でも!
当然、シリアスな部分もあり先生を中心にした色んなヤリとりも相変わらずで巻を重ねてもまったく色褪せないですね。
意外な人物の意外な行動も見どころかな。
後半はバレンタインを廻るので多少の恋愛感情等も織り交ざるもそこはまともに進まないのはこのラノベの愛読者ならわかることだろう。 -
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今回の話は2月のイベント節分とバレンタインにまつわる話の二本立て。
久しぶりに二階堂の出番が多く、ツードッグスの活躍が熱かった。
近頃ますます変態の名を欲しい儘にする主人公のノリも健在で、今回もその妄想力には楽しませてもらった。バレンタイン編でのヒロインたちの様々な可愛い姿から、改めて女の子たちが魅力的な作品だと気付かされた。出会いと別れの季節も近づきつつ、キャラクターたちの関係にも色々な動きが見られだしたので今後の展開も非常に楽しみ。
表紙も射止め出番も増量されていたウルフヘアことウっちゃんは意外な事実も発覚し今後も存在感が強まるのだろうか。 -
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半額弁当争奪バトルに青春を賭ける人たちの、庶民派シリアスギャグアクションの第9巻。
今回は冬合宿で狙う弁当は「おかずたっぷり具だくさん、香り豊かな欧風カレー弁当すぺしゃる」
情景描写はいつも通りのクオリティで読んでいるだけでそこに住む人間たちの生き様がわかってくる。
それなのにやっていることが相変わらずのバカさで、最初から最後まで変わらずのテンションで笑わせられた。
特に今回は佐藤(主人公)のリビドー全開で逮捕されてもいいレベルだった!
そして、佐藤の生い立ちがわかる表現が各所に散りばめられていて、どうして今の人格を形成してきたかわかって、なんとなく、ホントになんとなくだけど佐藤が好きになり -
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半額弁当争奪バトルに青春をかける庶民派シリアスギャグアクションの本編の第8段。
舞台はクリスマス
目指すは超大盛りスタミナ弁当クリスマス特別版
今回は花火チラシ弁当のときに出てきた最強に近い狼「サラマンダー」が遠征してきて、その戦いがメインで戦いがスゴク熱く、、あの分厚さを一気に読み進めることができた。
セガネタはあんまりついていけないが、このラノベの魅力である争奪戦以外でのサブネタのオンパレードでニヤニヤが止まることはなかったなぁ。
相変わらず白粉先生は元気です。
獣道読みたいな(笑)
その他でもレギュラー狼の茶髪、沢桔姉妹(オルトロス)、毛玉、二階堂などかなり多くの人物がでてきているの -
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