あらすじ
ビンボー高校生・佐藤洋(さとう よう)はある日ふらりと入ったスーパーで、半額になった弁当を見つける。それに手を伸ばした瞬間、彼は嵐のような「何か」に巻き込まれ、気づいた時には床に倒れていた。そこは半額弁当をめぐり熾烈なバトルロワイヤルが繰り広げられる戦場だったのだ! その不可思議な戦いに魅(み)せられた佐藤は、そこに居合わせていた同級生・白粉花(おしろい はな)とともに半額弁当の奪取を試みるが、突如現れた美女、「氷結の魔女」に完膚(かんぷ)なきまでに叩きのめされる。そして、その美女が佐藤に告げた言葉は…。第5回スーパーダッシュ小説新人賞・大賞作家の新境地、庶民派学園シリアス・ギャグアクション、開幕!
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
スーパーで半額弁当争奪戦を繰り広げる"狼"と呼ばれる人達の物語です。
アニメが面白かったので読んでみたらさらにハマりましたww
これはもう設定の勝利だと思います。
もうすぐ新刊が出るようなのでとても楽しみです。
同じ集英社ってことでジャンプ作品(ジョジョとか)のパロディがけっこう入ってるのと、主人公によるどうでもいい回想話が個人的に面白かったですw
Posted by ブクログ
非常におバカな小説です。
半額弁当に群がる熱き狼たちの戦いという感じでしょうか。ちょっとかっこよく書くと。
「狼」や二つ名を持って呼ばれる人が居てみたりするけど、ターゲットは半額弁当。
一定の厳しいルールの元、弁当の取りあいに参戦していく主人公。
…ちょっとかっこよく見せようとしても無理(笑)
随所にちりばめられた各種パロディや小ネタがいい味出してます。
非常に楽しい作品であります。
続編も期待です。
Posted by ブクログ
この作品を考えた作者は凄いと思う。
内容は半額弁当を争って店頭で肉弾戦するというお馬鹿な物だが、
馬鹿は馬鹿でも突き抜けた馬鹿は最高だ。
戦闘シーンや弁当の描写なども実に念入りに書かれており、
本書的に言えば、月桂冠シールを貼ってあげたい。
Posted by ブクログ
C0193 カバー絵が好みじゃなかったのですが、内容は面白かったです。無駄に精緻なバトル描写が、現実のスーパーの半額時間帯の雰囲気をよく表しています。インストアベーカリーの半額タイムなんか、本当にわらわらと集まってきます。カートや買い物かごは侵入できないので、放置されたそれらが結界を築いています。槍水先輩、いいですよね。あまやかさない優しさであふれています。最初、ただの暴力女と思っていました。
Posted by ブクログ
これは半額弁当を巡り熱い戦いを繰り広げる男たちの物語である。なんだろう、この、熱さ、テンション、そして爽快感。たのしい、おもしろい。そしてばからしい。
そして、内容も昨今のバトルものにありがちな超能力とかなんか選ばれし者じゃなくて気合と体力で戦うってところが好き。半額弁当なのに熱い。
そして名言が・・・。
Posted by ブクログ
全十五巻を読み終えたので感想を書く。まず、このような長編ライトノベルを読むのが初めてだったのだが、丁寧な描写で主人公達の戦いが目に映るようだった。また、半額弁当争奪戦という一アイデアのみでブレることも飽きさせることもなく描き切った本作は素直に尊敬に値する。欠点を挙げるなら、中盤あたりの主人公の「変態」描写が凄まじく、シリアスな場面であろうがメインヒロインである先輩との話であろうがお構いなしに変態描写や変態動機を盛り込んでくるのにはかなりウンザリさせられた。そこさえ乗り切ればシリアスな展開に応じた主人公描写に変化していくので面白く読み切れると思う。
二つ名がほしくなった。
半額弁当にかける思いとはなにか?
それを教えてくれるよい小説であり、とても弁当が食べたくなった。
アニメ版もおもしろかったが、原作も違った面白さがあり、とてもよんでて楽しかった。
Posted by ブクログ
全15冊完結。
夜9時以降に読むと危ない話。弁当の描写は容赦ないね。
女の子だろうと容赦なくグーで殴ってぶち倒す、他にも色々と一線を越えたキャラクターが出てきて、ライトノベル最変態。
沢桔梗が良すぎる。
白粉花のコミケの話好きだなぁ。
白梅梅の怒っていいですか、されたい
Posted by ブクログ
アニメが楽しかったので原作を読んでみた。
槍水先輩の印象、はじめの方こんなきつい感じだったかな?と違和感があったけど、いつのまにか知ってる先輩になってました。
バトルシーンはやっぱりしっかり書かれてて手に汗握る展開。アニメにはなかったかなと思うけど、石岡くん?や父親母親エピソードがかなり好きです!
主人公、アニメではけっこう親しみやすい一般的感性に修正されてる気がする…あと梅梅さんがコワイ
Posted by ブクログ
あらすじから「階段部」と似たような話かな?と思ってた。うん、バカバカしいものにものすごいこだわる者ども、という点では似てた。
バトルは熱かった。
Posted by ブクログ
スーパーの半額弁当を求め幾多のバトルが繰り広げられるという、なかなか斬新なストーリーでした。
アニメ化も決まり、そこそこ期待して手を出してみたのですが、物語の序盤はあまりのめり込めず、いかにもライトノベルだなぁといった感じの一人称の文面に多少読書欲を削られました。
その後も、なんかいまいちだなぁなどと思いながらも読み進めて行ったのですが、起承転結の承が終わってから自分の中の態度が一変しました。
主人公がこの世界の「ルール」を認知してからの展開が熱い!熱すぎる!
文面では厨二バトルが繰り広げられるのに、そのバトルがもたらす結果は半額弁当の獲得のみ。
シュール、実にシュール。
一応ラブ的な要素も有るのですが、あまり露骨でないので(一部を除く)そういうのはいらないんだよなーって人にもお勧めですね。
Posted by ブクログ
うん、これは珍しい題材を選んだよね。つか、すげぇ。
スーパーの半額弁当をかけた戦いとか…。
こんなん、誰もが思いつきそうで思いつかんよね。
中身もなかなかおもしろいし。
キャラがもひとつ個性がほしいけど、物語が引き込んでくれるから安心して読めました。
そして、なにより食べ物の表現がすごくやばい。今日、思わずコンビニ弁当かったくらいですから…。
私はこうして豚に成り下がりました(^O^)
Posted by ブクログ
スーパーの半額弁当を奪い合う漢たち(いや、女もいるけど)の話
というと、なんだかちょっとアホかと思うけど、
いやあ、これ、おもしろいなあ。
なんというか、ある種のスポーツもののような爽快感がある。
半額弁当を奪い合うバトルがとにかく熱い(笑)
端から見てたら、その行為はアホかと思うけど、
やっている方の楽しさが主人公の成長と共に
自然に伝わってきて違和感なく納得してしまう。
まあ、あんなバトルしてる売り場は観たこと無いけど(爆)
これはこのネタを思いついた事以上に、
それをまじめに描いた作者の勝利だと思う。
自分もおいしい半額弁当を食べたくなったよ。
続編も出ているので続きが楽しみ。
Posted by ブクログ
目的が半額弁当だけど無駄にアツいバトルとか面白かったです。もしこんなのが身近にあっても不参加の方向で(笑)個人的に白粉さんがツボ。嗜好にやや問題あるが(笑)あと石岡君に幸アレ。
Posted by ブクログ
半額弁当をめぐってスーパで戦う話1冊目。
アニメがちょっと口に合わなかったもので、世間では評価されているのに面白くなかったのは切り口が悪いのかと思って、原作にあたってみた。
結果としては、原作の方も私の口にはもうひとつ合わなかったようだ。
いや、ね。いろいろ暗黙の了解はあるみたいなんだけど、スーパーで殴り合いしたら、やっぱり普通の客には迷惑だと思うんだ。
熱いのはアツいし、弁当の描写は確かにウマそうだが、結局私の足は地についたままで、作品世界に遊離することは出来なかった。
老いたのだろうか。
あと、割と多用されるものの本編に直接関わらないくすぐりネタも、どうにも下品でいただけなかった。
こういう理不尽で諄いのも最近の流行りなのかとは思うが、笑いを取る手法が幼すぎるのでないか、と思う。
なにしろ私がおそらくターゲット外の高齢者で、これが受けているのは事実なのだから、若者の感性についていけなくなってきているのだとも思うが、合わないものは仕方がない。
ハマる人はハマるが、万人向けではないということであろうとも、思う。
Posted by ブクログ
前半は説明的な感じで微妙かなって感じだったけど、後半は戦っているシーンもあってサクサク読み進められた。
読み終わったあと夜にスーパーに行くとどうしても惣菜コーナーに目がいってしまう(笑)
出てくるお弁当の描写が細かくて美味しそうなのでダイエットするときは要注意⚠️
Posted by ブクログ
半額弁当を求め、連夜繰り広げられるバトル。
着目点は面白いんだけど、ところどころに下品なところがあるので、このさきも読みたいとは思えなかったです。
挿絵も、もう少し硬質なイメージだったらいいのに。
Posted by ブクログ
明らかに、設定がおかしいのにごく自然に読めてしまった感じ。(^^;
ジャンル的には格闘小説になりそうなところなんだけど、どちらかというと(というか、内容的にはこっちが正しいんだろうけど)部活小説になっています。
なんというか、青春な感じ?(^^;
主人公の佐藤くんがいきなり強すぎな感じがするけれど、それなりに理由付けをしようとした形跡があるので良しとしましょうか。(^^;
意外なことですけど、ふざけた感じのない小説ですので、スラップスティックを期待している人には微妙に合わないかも。
Posted by ブクログ
ストーリーや設定がおもしろい。とにかく何もかも濃い印象。
どうでもいいようなことを大まじめにやる。一瞬ずつ切り取ってみれば非常に熱い話。少し大きい目で見れば、どこかシュールな話。この二面性が一番の魅力だと思う。
それと、ラノベにしては文章が結構詰め込まれている。弁当描写や主人公の無駄話に走る際にはそれでも良い。しかし、戦闘シーンや他のキャラと繰り広げるギャグ部分も似たような調子で行くのでスピード感に欠ける部分もあった。
絵は好みではないがあせびちゃんがかわいい。
Posted by ブクログ
これは,半額弁当獲得に命を懸ける戦士達の物語である―――.
というわけで,スーパーの弁当コーナーにおいて
半額シールが貼られるまで息を潜めて待機し
貼られた弁当を命懸けで奪い合う.
その際にはどんな手段を用いても構わない.
まぁ,それだけの話ですね.
梅ちゃんのキャラが未だに掴めないな.というかわけわからん.
白粉さんは只の腐女子臭い.
うぅむ.
Posted by ブクログ
無駄につまらないことを、真面目に難しく書いたら、面白くなったという、変わった作品。
ライトノベルとは思えない硬い表現なので、ちょっと読み辛いかも。
暇があれば続きを読んで見ようかなと思う。
Posted by ブクログ
半額弁当を巡る戦いの物語……と書くと妙だが、狼としてに矜持や仲間意識など、とにかく熱い! そして弁当が美味しそう! ヒロインたちも揃って変人、主人公の思考回路も支離滅裂と、ただのラブにも走らないところが良い。
Posted by ブクログ
発想は良い。シナリオも進み具合も良い。読み終わった感想は素直に面白いと思った。
ただ文章が中二病くさい。それは味付けとして見れるとしても、長くて回りくどい言い回しをしているのに説明が足りてなくて場面が想像できない文章や、会話なのに会話として成立してない箇所があるので読んでいて躓いてしまう。
もしかしたらあとがきに書いてあった「削除」されたことでおかしくなったのかもしれないが。