るろおのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
るろおさんのイラストに惹かれて購入。
ダーク・ファンタジーってファミ通文庫じゃ珍しい部類に入るんじゃ……とか思ったり。
で、るろおさんのイラストってことで手に取って、あらすじと冒頭数ページを読んで、
「あ、おもしろそう」
と思ったのでした。
うん、やっぱりおもしろかったですよ。
こういうストーリーは好きですー。
「名前のない化け物〈グラウエン〉」の青年と、「穴蔵の悪魔〈アリストクライシ〉」の少女のお話。
二人の出会いは墓地で、グランは生きたまま棺の中に入れられていて。
グランは傷の回復量が異様で、舌を噛み切っても死ねない体質で。
エリーゼは同族を激しく二組、「穴蔵の悪魔」を狩るために旅をしていて。
この二人のやり取りが本当にツボで(*´Д`)ハアハア
淡々としているようで、二人とも共存してるよなあ、と思いました。
グランは感情がないから結構思ったことを口にするタイプで、そのためエリーゼはちょっと苦労してそうww
っていうか、だいたい「おなかすいてる」ってww
仮にも女の子だからww
デリカシーのないwww
でもそんなグランが大好きです。
笑
さて――
二人が立ち寄った村では、神隠しみたいな事件が起きていて。
神隠しというか、「人肉料理屋」という事件があって。
でも料理人本人は事件の関与を否定していて。
ただ村人たちはそんなことお構いなしに詰めより、罵倒し、怒りをぶつけていた。
それにキレちゃった料理人は店員を人質に錯乱状態になってしまって。
そんな状態のところをエリーゼたちが真犯人を滅ぼしてしまうのです。
そう、つまり犯人は「穴蔵の悪魔」だったわけで。
これで一件落着かと思えば、そうではないようで。
人質となっていた店員・ケンジーから、この村の異常性を教えられる二人。
こうして、事件はエリーゼとグラン、二人の過去が大きく関わってくるようになるのです。
本当におもしろかった。
文章の構成とかも結構独特で。
間章でのエリーゼとグランの会話が、本編にも少しずつ関わってきて。
ダーク・ファンタジーと銘打ってはいるけれど、私の苦手な鬱展開などではなかったですし。
次も楽しみですね(*´▽`)
それにしても、ラストのラストまでサブタイトルの「for Elise」の意味を取り違えていました。
エリーゼのお話的な感じで受け取っていた……。
いくら英語が壊滅的だったとしても、これはあまりにもあんまりだ°・(ノД`)・°・
反省します(スライディング土下座) -
Posted by ブクログ
ネタバレいきなりで申し訳ないが、はっきり言わせてもらおう。
「フザケるなぁぁぁぁっっっっっっっ!!!!」と。
……いや。なんでこんなに怒っているのかというと、一番最後の書き下ろし短編「カオルのカオリ」が、これまで散々「女の子疑惑」をかけていた遊井カオルくんメインの話だったんだけど、まさかこういう手段で手玉に取られるとは思っても見なかった!
つか「偽彼女」「幼馴染み」「元カノ(前世)」「婚約者(幼稚園)」「偽妹」と来て、その最後の締めくくりが「親友(女装)」だなんて、誰が予想できるかぁぁぁっ!?
――いや。ある意味予想できるのかもしれないけど、まったく予想できなかった上にまさかの「双子疑惑」を持ちかけることで「実際の所、どうなのよ?」という部分をものの見事にぼかしている点に心底感嘆した!
ほんと、凄く悔しい!
作者に手玉に取られているのが、自分でもはっきりとわかるほど。
その前までの雑誌連載分の短編(偽妹の)もなかなか。
いやぁ。本当に面白かった! オススメ! -
Posted by ブクログ
第1巻を読破。
というか再読完了です。
ムシウタ本編がクライマックスってな感じだったんで、最初から読んでストーリーを思い出そうと思いまして。
実はちょっと前の巻から積読状態になっていまして。
ああでも、こうやって読み直すとやっぱりおもしろいな、と痛感しましたね。
「消閑の挑戦者 パーフェクト・キング」をイラスト買いしたのが著者・岩井恭平さんとの出会いで。
四季童子さんがイラスト担当していたんです。
そのころはフルメタ読んでいたんで、四季童子さんの名前は知っていて。
最初は「バトロワみたいなやつか……」と敬遠していたんですが、なんとなく買っちゃって。
ええ、おもしろかったですよ。
同い年だってことに「くそう」って思いましたもの。
苦笑
さて、この「ムシウタ」シリーズは、人の夢を喰う「虫」に憑かれた少年少女たちの足掻きともがきのお話で。
“虫憑き”たちが居場所を求めて、夢を叶えようとして戦うわけですが。
ひさしぶりに読んで気づいたのですが……。
そうか、“始まりの三匹”は元は人間だった可能性もあるのか。
もしくはその三人の科学者が造った“虫”のプロトタイプ。
“始まりの三匹”があまりにも化け物じみているんで、ついつい忘れがちになってしまいますね。
特に教会と共に出てくる侵父。
あれ? 浸父だったっけ??
人間とは思えなかったしなあ。
あ、“かっこう”を虫憑きにした張本人も肉体はなかったような……。
そう考えるとやっぱり「科学者が造った」線が濃厚だろうか。
大喰いだけが人間の中に潜めるくらい人間の形しているしなあ。
再読なのでストーリーは覚えているわけで。
わかっているからこそ「うわあ」って思っちゃうわけで。
そしてちょっとだけ確信が。
ずっと「死んだ」って言われていた利菜。
でもちらっと読んだ最新刊にまたまた利菜の名前が。
そこの文章を読んで「これはいかん。最初からストーリーを思い出す」と思って再読開始したわけですが。
ああ、確かにあの文章では明確化されていませんでしたね。
これって偶然なんだろうか……それともすでに予定していた?
なんて勘繰ってしまいました(;^-^)
さて、第2巻も読むぞー。