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Posted by ブクログ
霞王や鯱人たちによる第一の作戦と、ハルキヨたちによる第二の作戦は失敗に終わり、戦いの命運は詩歌たちの手に託されます。そんな「むしばね」に、茶深の指令を受けたルシフェラと佐藤陽子が接触を図り、海老名夕を利用することで大喰いに勝利することができるという策を授けます。その一方で、茶深は「α」がかくされている赤瀬川財団の美術館に潜入しますが、そのとき夕の意識は「C」によって支配されます。
その後、浸父に飲み込まれる前に人工衛星に逃げていた「C」の本体を落下させ、夕の意識を回復させることで「大喰い」を殲滅するという作戦が立てられます。しかし、彼女たちのもとに「大喰い」が襲いかかり、詩歌が彼女に対峙することになります。しかし、「大喰い」のことばでこれまで詩歌を支えつづけてきた希望が打ち砕かれてしまい、「大喰い」を殲滅するという彼女たちの作戦もまた失敗に終わります。
こうして、三つの作戦はいずれもついえ去り、その結果、新しい虫憑きたちの世界を創造するという魅車の計画が現実味を帯びるようになります。ところが、最後になってようやく、これまで姿を見せなかった土師圭吾が登場し、彼のプランにもとづく「予備作戦」が実行に移されることで、大助は復活を果たすことになります。
これまでの伏線をどうにかうまくとりまとめたという印象です。ただ、そのためにストーリーがあちらこちらへと迂回することを余儀なくされてしまっており、見通しが悪いものになってしまっているようにも感じてしまいました。
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