今井絵美子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
連続短編4本。
どういう日常が送られていたのか、と
いつも色々な事が知れますが、初っ端から
知らないお祭りが。
楽しそうなその状態とはまったく反対に
髪結いの店では、刻一刻と別れの時期が。
その次の話では、その別れの話の問題発言。
これは今でも通じる内容です。
きれいな悲しい思い出にするべきか
辛くて大変だった思い出になるべきか。
問題(?)はここではないのですが…。
いや、こちらもこちらで問題あり。
結局これは、お断りした? という事でしょうか。
そしてまた、別の男女話。
自分の気持ちはどこへ行く? という状態ですが
確かに面倒な身内は作りたくない、というのが心情。
とはいえ、ここまで -
Posted by ブクログ
人を雇い、増えたような減ったような髪ゆい屋。
その増えた人は、なんだかわけありのようで。
困っている時には手をさしのべ、こちらが困っていれば
手をさしだしてくれる。
小さくても幸せがある、というのは
見ているだけでもほんわりします。
と思いきや、自分の人生をきれいに
突っ走っている人もいるわけで。
これはこれで、ものすごく未練がなさそうです。
血がつながらなくとも、大事にしてくれる。
無条件に信じられる、帰れる場所があるのは
すごく幸せな事です。
それを知っているか知らないか、でも。
最終的に、新入りさんが最初に濁していた
言葉の意味が分かるようにはなっています。
そうだろうか、とはうす -
Posted by ブクログ
髪結床には、近所の人たちがやってきて
本来の目的を果たしたり、喋り倒したり。
そうして上る噂や近所話。
4連続の短編で、非常に読みやすかったです。
2~4話が連続していて、1話目は人物紹介のような。
しっかり事件は起きてますが、ここだけで終了しています。
やはり繋がった話の方が、残った謎がどうなったのか等
非常に気になる事ばかり。
結局2話目の事件の犯人はそこか、と思ったのですが
その感情の貫きさがすごい。
会心するわけでもなく、性のすごさが。
しかし、それを言うならすべての人物の思考回路が
まったくずれてなかったです。
ここまで一直線になれるのもすごいです。
うっかり流されそうになった