あらすじ
貧しくても懸命に生きる人々が支え合う姿を、温かな惣菜の風味とともに描く時代小説。お蝠(ふく)が営む「おかんヶ茶屋」の惣菜は天下一品! 常連客の一人、欽哉が幼なじみのおこんと祝言を挙げることになった。おこんは父親を病気で失い、妾奉公に出た母親とは生き別れに。親代わりに育てた兄の翔太は母親に祝言に出てもらうため、居場所を探し出すが、母親との再会は逆に翔太を苦しめる――。ほかに、心に染みる3話を収録。
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Posted by ブクログ
「おかんヶ茶屋」シリーズ第三弾。
このまま登場しなくなってしまうのかと心配していたおかるが、
三人の子供を連れて(!)ひぐらし長屋に現れるとは思ってなかった。
しかも結局、住みつくことになったし。
紗絵が田舎に帰る原因になった、
白金屋の若旦那の話の続きが出てきたのにも驚いた。
紗影がひぐらし長屋に帰ってきたりするのか?
髪結いおことの娘が駆け落ちしたのも、
意外な展開だったし。