衣谷遊のレビュー一覧
-
昔、古本屋で全巻買って読んでしまいましたが
ようやく作者の方々にちゃんとお代を支払えるかなぁ?
中年の中二病にとても良く効くマンガです。
衣谷遊氏の描く美麗な絵も魅力的
-
意識だけが時間移動するという設定が素敵。時間を行ったり来たりして、欠けたパーツを埋めていく展開が素敵。作中の理論で考えれば、作中人物と同じ結論に達せられるのも素敵。
なるほど、これがSFの面白さなのかと喜びに震える。Posted by ブクログ -
未来を描いているので、コンピュータに詳しくないと
完璧に理解できない箇所はありますが補って余りある
魅力的なストーリー。 -
ネットが普及する近未来…
映画だと映像美やキャラクターの動き方、アクションシーンが素晴らしいかったが漫画は漫画のよさがある!かっこいい作品。 -
頭の良い高校生浦和涼介に、犯罪に巻き込まれて殺された川崎涼介が1週間の一定の時間だけ乗り移って現れ事件を解決していくお話の下巻。 浦和くんの頭の良さが解決にとても役立ち、喧嘩慣れしてないのに度胸がついていく過程もいいなって思った!ハラハラドキドキ、ひねりもきいてはいりこめました、面白かった♪
-
こういう入れ替わり物やタイムスリップ物によくあるのが、作者も読み手も入れ替わりやタイムスリップの状況を分かっているのに、登場人物達がまだ自分の置かれている状況を理解していない状況の間がまどろっこしいってことです。
で、この本でも、もちろんその部分はありますが、最小限度でそこは終わらせ、超面白いストー...続きを読む -
トグサが似顔絵描くぜ、と意気込んで始めたものの、出来上がったのは「笑い男」マーク。という、「笑い男」で一番好きなシーン。
驚きに固まる9課の面々と、記憶を疑いもいないトグサ。電脳の上書きによる記憶操作。
いやー、してやられたというのと、簡単に騙せてしまうという怖さにぞくぞくしましたね。
個人的に「...続きを読むPosted by ブクログ -
とても面白くて謎なタイムリープのしかたは、今までになかったかも。その都度、上手く謎を解明してくれて心地よかった。あまりの面白さに下巻は一気読みしてしまいました。
-
同じ名前を持つ二人の主人公。
決して直接交わる事のない二人は一方の“涼介”の妹を介して繋がり、双方の視点が切り替わりながら事件の核心へと迫ってゆく。
よく聞く感想になってしまうのは私の語彙の無さ故ですが、メリハリがしっかり効いていて、まるで映画を観ている様な感覚で引き込まれ、気付けば読破して...続きを読む -
映画的なミステリ、近未来という舞台に精密な画風がハマっていい説得力。欄外の企画はいいけど漫画にジャマな書体とサイズには辟易。25年前の初代より悪い手際で本文デザイナーには猛省を望む。Posted by ブクログ
-
監視や潜入のサスペンス・ストーリーと同時進行で丁寧に散りばめられた謎の断片。良くできた脚本と演出だ。作者の『極東綺譚』時代もちょっと思わせる。Posted by ブクログ
-
再読。ふと、焼酎でも飲みながら極上の時間を過ごしたいなぁ、等と思い引っ張り出したのがこれでした。
本作は自分の読書史における最高の一冊としている物語で、既に二桁回以上も読み返している自分的モンスターノベルです。
どこがいいのかと訊かれても、ここで語るには枠が狭すぎますが、題材、展開、キャラクター...続きを読むPosted by 読むコレ -
構成の秀逸さは多くのレビューで語られているとおり。それよか、"合宿所"やら"ピロティ"やら"蛍光堂(=敬光堂)"やら、同世代の東校OBでこそわかるディテールに感涙!Posted by ブクログ
-
おまじないの効果はいかに?結果が気になる。
時間を跳躍する発想は面白かった。
・君に付き合う ・君と付き合う
・俺がそんな事を言うのか? ・「言った」のよ
時間がトリックのような使い方である。
主観的な時間を、相対的に論じるところに面白さがあるのではないか?
翔香にとっての時間の流れは一方向である...続きを読むPosted by ブクログ