のんのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本編が終了した後の二十歳の時や社会人になり同棲している時、安達や皆の死後のおばあちゃんになった時、死後、3700年後の安達としまむらを描いた短編集。
登場人物の心情が丁寧に掘り下げられて描かれており、時を経て変わってしまうこともあるものの安達としまむらのお互いを思いやる心や愛は変わらないことがヒシヒシと伝わってきた。また、死後の風景は今までの軌跡を思い返すような美しい描写で、幸せな最期を迎えられたと知れたのが嬉しかった。
どこまでも時間の流れに対し無力な人間に対し、全く変わらないものとして、ヤシロの存在があり、3700年経ってもしまむらの願いを叶えているのが象徴的だった。二十歳になった章で「変えられない過去も悪いものじゃない」と思ったしまむらの言葉にもあるように、変わらないヤシロはある意味、何があっても立ち返る最初の場所として、昔の記憶や思いを錨のように留めておき今の感情を相対的に考えさせるための存在なのかと思った。
ファンとしてはとても満足で泣きそうになるくらいだったが、物語自体には特に大きな動きがあるわけじゃないためキャラが好きだから読めた部分はあると思う。死後であったり〇〇年後とか二次創作でよくありそうな話を公式がやるとは思わなかった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ結論から言うとようやくくっついたかなと言う感じ。でもしまむらの感情はいまいちよくわかってない。
自分の読解力のなさなのか、祖父母宅に帰ったしまむらがおばあちゃんやゴンから何を得たのかな?自分の中にも素直な心があるってことを学んだの?どこから?ゴンから?
ちょっとわかんないところかなぁ、、、
でも帰ってきて自分の心の中にも熱く湧き出る何かがあって叫んじゃうあたり、生きた心があるんでしょうね。
その後のしまむらには感情が表情に現れるようになってるのも、周りへの関心が少しずつ出てる証拠なのかな。
優しいってなんだろうね。
あと"安達だけ"って結構厳しいよね?それをしまむらも自覚してたよね?正直めんどくさいって。
で最後、安達はしまむらに何を期待するの?ってところでやっぱり私だけを見て
しまむらも、わたしだけ、だけ、かぁってなってたじゃん?それでよくまぁいいかってなったなオイ笑
まぁいいっかでいいんかい安達!! -
Posted by ブクログ
前回で大きなイベントが終了して、物語としては一区切りかなと思っていて、他の作品をいろいろと消化していて積読状態が続いていたんだけど、最近仕事からちょっと逃避したい気分で気軽に読める本を探していて、久しぶりに読んでみた。
いやあ、結構物語が動いていて、しかも次巻が最終巻ということで、クライマックス感ありあり。最後の仁志さんのエピソードはうるっと来てしまいました。
きっと凝ったストーリーとか仕掛けとかが好きな作家だと思うんだけど、失礼ながらアイデアはそれほど切れる感じじゃないので、苦しさもある。むしろ熱い話をストレートに描いた方が、この作家の魅力が出るのではないかと思ってしまう。
で、いつ次巻が出るのかなと思って検索したら、もう昨年末に出版されていて、完結済みとか。そういえば、今年に入って新シリーズが始まったりもしていて、そっちも購入済みでした。
なんか気分が乗ってきたので、すぐに書店で探して購入予定。
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