堀潤のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
能登半島地震、関東大震災、静岡豪雨、熊本地震、、、
災害ある所にデマ有り。
SNSの発達で簡単にデマが流せる。
クリック数稼ぎのためにショッキングなフェイク画像を、偽情報を流す。
熊本地震で「動物園からライオンが逃げた」と写真を出した20歳は逮捕された。
しかし、デマはSNSにはじまったことではない。
私としても、「災害とデマ」といえば、関東大震災時の朝鮮人虐殺がすぐ浮かぶ。
井戸に毒を放った、放火した、女性に暴行した、、、
震災で不安になるのは仕方ないが、その矛先をマイノリティである朝鮮人に向けてはいけない。
まして殺戮するなどありえない。
・・その被害者の鎮魂の碑に、小池都知事は自民議 -
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Posted by ブクログ
元NHKアナウンサーの堀潤さん。
若手のキャスターとして夜のニュース番組に起用されていたころ、私も拝見していました。
2011年3月11日 東日本大震災を境に、日本中の何かが変わってしまった。
福島原発の爆発を受けて、堀さんも何かスイッチが入ったのだろう。必死に何かを伝えようとしてきたが、やはり局アナというのは制約を受けるもので、上からの意見や、NHKという民放局との違いで政治家などの圧力もかかることを吐露している。
そして、2013年4月1日に12年間勤めたNHKを退職した。
多くの著名人や一般の人、企業などが堀さんを支援していく様子がわかる。
この本で印象に残ったのは「いまだに『戦後』を迎 -
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Posted by ブクログ
教員問題を知るために、教員免許を取った現場主義の乙武洋匡さんが、より社会問題を知るために各分野の現場で活動している専門家の方々と対談する『R25』での対談連載「乙武洋匡の自問多答」をまとめた本です。
テレビで報道させる社会問題は、一般人からするとあまり身近に感じられないかもしれない。
だけど、この本で社会問題を解決するために活動している方々をみると、小さなキッカケから始まったり、自身の不満が社会問題に結びついてたなど案外、一般人の自分なんかでもできちゃうかもなんて考えたりできて面白かったです。
社会に対して不満や課題があることに嘆くよりも、解決する側に立って考え行動する方が得るものがあるん -
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Posted by ブクログ
<目次>
第1章 能登半島地震でも起きた「偽SOS」
第2章 関東大震災のデマ、福島第一原発事故をめぐる検証
第3章 オープンジャーナリズムの時代の災害とメディア
第4章 デジタル時代の災害から学ぶべきこと
第5章 生成AIによる認知戦の時代~あなたの無意識が兵器になる
<内容>
なかなか重い内容だ。私も授業で関東大震災の時のデマの話、日中戦争の被害をめぐる戦後中国の偽写真の話などをするのだが、関東大震災のデマや熊本地震の際のフェイク画像など、正確な情報を載せてくれている。最終章の「認知戦」は怖い話だが、ウクライナ・ロシア戦争のロシア、中国、北朝鮮はすでに仕掛けている。著者が言って