竹田圭吾のレビュー一覧

  • コメントする力 情報を編集×発信する技術

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    もっと早く出会いたかった本。

    特に理由はないのだがコメンテーター全般に対してあまり良い印象を持っておらず、この本も買ったものの気乗りせず読み始めたが、内容に引き込まれ読み込んでしまった。コメンテーターに対する印象もがらりと変わった。

    情報が溢れる中で一般人が情報をインプット・アウトプットするための考え方が、著者の実践例・実例とともに丁寧に平易な言葉で記されている。
    とにかく全体を通して具体と抽象のバランスが良く、分量が多いのに自然と頭に入ってくる。
    書いてあることを全て実践するのはレベルがかなり高いが、日常会話や番組を見る時にちょっと意識するだけで、情報の入り方が全然変わってくる。少しずつ

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    2019年11月29日
  • コメントする力 情報を編集×発信する技術

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    かなり真面目かつ詳細に、本人の仕事の仕方について紹介されている。あとがきに「中村勘三郎丈の死にショックを受けて」といったあるが、自分で会得したものを残しておこうということだろうか。

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    2015年04月07日
  • コメントする力 情報を編集×発信する技術

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     「ベロベロ バー レロレロプー」の人の本。
     
     ツイッターで見ている限りでは、他の人が右といえば左というようなコメントをする方で、じゃあそのためには何が必要なのか、実際どのような苦労をしているのか、というお話。
     
     読んでいて感じたのは、言葉のプロだ、ということ。長年ニューズウィーク日本版で働いていたこともあってとても読みやすいし、思わず笑い出してしまうところもある。上手い。
     
     肝心の「情報」の整理の方法については、よくある話ではある。ただもちろん他の人と言っていることはちょっと違うと思う。そういう意味で真似するのは少しハードルが高いのかな、とも感じる。
     
     ただ、一方で蓄えた「情

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    2014年04月23日
  • コメントする力 情報を編集×発信する技術

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    竹田氏のコメントが鋭いところを突いているので、どのように情報を扱っているのか、見ているのかを知りたくて購入。
    世間に溢れたあらゆる情報をどう扱っていくか参考になりました。

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    2014年03月23日
  • コメントする力 情報を編集×発信する技術

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    ネタバレ

    即興でのコメントがとても下手なので読みました。例えばコメントをする仕事としてテレビ番組のコメンテーターを挙げていました。確かに情報番組を見ていると、「この人切り込んでくるなー!」という人と「私でも言えるような当たり障りのないことを…」という人がいるように、ちょっと訓練が必要な「コメント力」。特になるほどと思ったのは、ディスカッションをするときには論点を選ぶ、論点を選ぶためには、「分解する」点でした。情報発信する上でのポイントなども丁寧にまとめられており、手元に残しておきたい一冊です。

    ■印象に残った言葉
    ・何かの問題について、どこに原因があり、どの程度の解決をどうやってめざし、再発をどうやっ

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    2013年12月29日
  • コメントする力 情報を編集×発信する技術

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    バイブルに決定。
    世間に氾濫する情報をいかに"掴み"、"発信"するか。
    蔓延る情報のなんたるかから、掴み、編集し、発信するまでのノウハウが詰まった良著。
    強調されているのは、情報を集めず、"見るともなく見る"こと。複眼思考。
    そして発信には、"付加価値を付ける"こと。重要なのは聞き手に新たな思考の材料を提供すること。
    竹田氏のツイートのような、面白くも考えさせられたり、そんなコメントをしたい!
    と、言ってるコメントにもう付加価値がない。あぁ…。
    竹田さん現在病気療養中。また気の利いたコメントを楽しみに待つ。

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    2013年10月18日
  • コメントする力 情報を編集×発信する技術

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    タイトルだけ見ると、有りがちな「○○力」かな〜と思いがちですが、内容はとてもしっかりとしていて、要所要所に挿入される例が面白いです。

    普段、多数のメディアに晒されている我々はどのように情報を仕入れて、発信したら良いか、指し示してくれています。

    印象深かったのは、「わからないものは、わからないと受け止める」ということです。

    「ニュースを読んでわからなくても、無理に結論を出さず、その場ではいったんそのまま「わからない」と受け止める。時間をおいて、別な情報にあたり、わからなさを少しずつ解消していく。そうした姿勢が大切だと思います。」(p.70)

    すぐに結論が出てしまうこと、理解できることなん

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    2013年09月15日
  • コメントする力 情報を編集×発信する技術

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    「コメント」のもつ大事さ。「おもいつき」でなく「ひらめき」につなげる竹田さんのブレない姿勢に共感します。「刺さるコメントよりしみこむコメントを」うなづきました。そして本当に惜しいかたを失ったと感じます。

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    2019年09月11日
  • コメントする力 情報を編集×発信する技術

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    はじめはさらっと読む気だったけど,がっつり読んでしまった.コメンテーターとしての作者は知っていたけれど,ソーシャルな環境でもかなり活躍していたとは知らなかった.コメントのその場面だけではなく,情報の仕入れ方にも触れられていて,ソーシャルな時代だからこそ面白い一冊.

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    2019年01月27日
  • コメントする力 情報を編集×発信する技術

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    ニューズウィーク日本版の元編集長が語る、コメント力。
    雑誌の編集だけではなく、テレビのコメンテーターとしても活躍した秘訣が満点。残念ながら今年1月にガンのためお亡くなりになったことで「追悼」という形で書店に並んでいるところを発見!

    決して奇抜なことを書いているわけではないけど、改めて語られると「そうだよね!」と思うことが随所に。

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    2018年04月04日
  • コメントする力 情報を編集×発信する技術

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    定期購読するニューズウィークにはカバーがついていてそこには編集長の直筆サインとコメントが書いてある。そこで名前を知り、とくダネを見たときに凄い鋭いコメントをする方だなと強く印象が残っていた。あとがきに残り短い自分の人生と体調不良を仄めかすようなことが書いてあるのも今から考えると凄く悲しい。
    本文だけどこの方らしい人とは違った見方でのアウトプットの方法や、インプットについても書かれてて興味深かったです。
    池上彰と佐藤優の本にもあったけどこーいう仕事してる人は新聞六紙はひととおり目を通してるのが共通点だ

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    2017年02月03日
  • コメントする力 情報を編集×発信する技術

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    ネタバレ

    情報を集めない、整理してはいけないと著者は書く。今までセッセと集めた情報をいかに整理すればいいか悩んでいたのが無駄な事だと知って愕然。情報は集めるのではなく俯瞰して眺める。そうすれば新しいアイデアも生まれるらしい。
    名著である。

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    2016年05月24日
  • コメントする力 情報を編集×発信する技術

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    ネタバレ

    生前の竹田さんがテレビでコメントされていた内容が思い出される

    この本で書かれている事は一言でいうと「複眼思考」という事か
    より上の表現をするなら「常識を疑え」「俎上に乗っている内容を違う角度で見ろ」かな

    物事を色々な方向から見る
    実はその為には予備知識が必要となる
    その上でアウトプット、コメントするのだが、こちらを一言で言うと「シンプルが望ましい(が、場によって適切に)」

    冒頭に書いたが、テレビでの竹田さんのコメントは常にそうだったと思う
    聞いていて「はっ(そういう考えもあるな)」と思わせられた
    この本では「刺さるコメント」ではなく「沁みるコメント」をするようにしていると書かれていたが、

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    2016年05月04日
  • コメントする力 情報を編集×発信する技術

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    朝の情報番組に出演されていた、ニューズウィーク元編集長の著書。情報の中から過多の中では、上手く利用することが有利になると感じられる

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    2014年05月01日
  • コメントする力 情報を編集×発信する技術

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    仕事の役に立つかな、と思って手にとるサラリーマンをターゲットにした(であろう)本を「ビジネス書」と呼ぶなら、本書はビジネス書の最高峰。
    世のビジネス書によくある大風呂敷を広げることなく、醜悪な自己欲を見せることなく、ただ淡々と、著者流の情報整理術を披露していく。
    それは魔法のノウハウではないけれど、確実に汎用性のあるスキルだと思う。折に触れて再読したい。

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    2014年03月03日
  • コメントする力 情報を編集×発信する技術

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    著者のキレのあるコメントが産まれる秘訣が、随所に垣間見える。
    「勝者のキス」という写真を見て、即興でコメントをしたくだりは、秀逸!

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    2014年01月17日
  • コメントする力 情報を編集×発信する技術

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    今もっとも信頼するジャーナリストなのだが、その人のコメントを見るのは「テレビ」ではなく「ツイッター」。てか、断然そっちのコメントのほうが面白い。

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    2013年09月17日
  • コメントする力 情報を編集×発信する技術

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    - 『コメントする力』というタイトルだが、どちらかと言うと情報発信のためのノウハウを紹介している本。
    - コメントも情報発信の一つだということがよくわかる
    - 基本的には文章の書き方と同じ
    - 普段から情報に触れること、その情報について考えることが重要

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    2024年12月03日
  • コメントする力 情報を編集×発信する技術

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    本書は、1章の「情報を疑え」から始まり、情報に対してストイックな姿勢がとても共感できた。また編集の含蓄を踏まえた切り口があって面白かった。
    ニュース報道は嘘が少ないけど、少量の事実にどっさりの先入観を乗せて垂れ流すから、心に予断という名の贅肉が付きやすい。しばしば「新聞を読んで世の中を知れ」とか言われるけど実際は逆で、新聞やニュースだけを頼りにした”世の中を知った気になったマン”にはなるまいと、あらためて思った。

    しかし残念だったのは、全体的に抽象的・概論的な話が多く、コメント力を上げる具体的な手法についての記載が少なかった。また、各章にエッセンスが多くガッツリ感があって、1章分だけでお腹い

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    2021年02月04日
  • コメントする力 情報を編集×発信する技術

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    ・いまの世界は多極化、フラット化、一体化が進んでいる
    ・ストーリーで語る:ヴィジュアルでイメージさせる、五感に訴える表現
    オバマはどんな人?→ゴルフの例
    ・コメントの際→何をいうかではなく、何をいわないか。

    ✔︎情報は所在地をなんとなく覚えておくだけ
    ✔︎新聞は全体像をみる
    ✔︎頭に閃いたこと、印象的だったこと、「雑感」で自分にメール
    ✔︎何かを伝えるときはターゲットを絞り込む。全員に伝えなくていい
    ✔︎大勢の話し手のなかの一人として話す場合は自分に期待されている役割、内容を意識

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    2020年12月30日