ジーン・ウェブスターのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
自分の心に正直なパティが、友達のため、信念のため、自分の信じる道をまっすぐ突き進む姿がまぶしいほど魅力的だった。
20世紀初頭の1900〜1910年代が舞台ということで、ジェンダー規範が今とは違ってる部分など社会的背景は違うけど、「1人の女の子が窮屈な寄宿学校での生活の中で、如何にして楽しみを見出して自分らしく生きていくか」という物語をとても楽しく読めた。
良い物語というのは今も昔も時代に関係なく楽しめるんだなぁと、優れた作品に対する尊敬の念を抱いた。
慈善活動や元囚人社会復帰の話において、自己犠牲を美徳とした道徳に全振りした展開ではなく、持続可能な解決策を考え出す現実的な展開も良かった -
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Posted by ブクログ
ネタバレ最近読んだ作品の中で一番好き。
貧乏人が援助されるただのシンデレラストーリーかと思ったら、エンタメ性に優れたラブコメだった。ほぼときメモガールズサイドです。ときめくし、主人公の健気さに感動したし、辛い少女時代を過ごした主人公の人生が上向きになる明るいストーリーだった。
手紙形式で読みやすかった。何度でも読み返したくなる。
感情的な手紙の後、後悔の手紙が続いたりするの、リアルな女の子って感じでよかった。
周りは上流家庭の子だから、孤児院育ちで世間知らずな主人公は恥をかいたり引け目を感じつつ、健気に学びを得て自分を失わないの好感。あしながおじさんからの過度な支援は決して受け取らないの、一貫としてて -
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ウェブスターの新しい小説を読めるなんて!
幸せすぎる!
もちろん既に邦訳は半世紀まえにもあったそう。
私はタイトルしかしらず、半世紀以上の時を経て読めた次第。
アメリカ女性のフィニッシュスクールと言われる、
お堅い寄宿舎での、パティのイタズラが語られる。
こんなことして大丈夫?と不安になるのは、私の年齢のせい?
でも、痛快。生徒ならパティを応援しちゃう!
作者自身の若き日が投影されているのだとか。
早世したため、寡作な作家の世界を堪能できる、幸せな幸せな一冊。
ああ、巡り会えて本当によかった。
どの章もよいのだけれど、「ばあばとじいじのハネムーン」に惹かれるのは、今の私ならではだろうな。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ声を大にして言いたい、新潮社さんパティ大学へ行くも新訳&文庫で出してお願い…!!
訳も読みやすかったので同じ方でお願いしたい。是非。
大人の今でもこれだけ良かったなって思ったのに、これ子供の頃に出会ってたらめちゃくちゃお気に入りの一冊になっただろうなぁ。
あしながおじさんは続編も読んでたけど、まさかこんなキュートなお話も書かれていたとは…。
舞台は100年前の未来の令夫人を育成する、やや進歩的(当時としては)な教育も取り入れたアメリカの寄宿学校。
今まで読んだ寄宿学校ものって小公女とか、イギリス系はまぁ重苦しくてダウナー系が多かったものだけど、こちらはとても明るい。とにかく明るい。
タイトル -
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Posted by ブクログ
『おちゃめなパティ』
本当におちゃめが過ぎるぞ♡パティちゃん
舞台は寄宿学校。
先生との対立だったり、恋バナや友情
人助けや絶体絶命の大ピンチなど…
内容は盛りだくさんの全十二章。
自分に正直で…
きちんと自分で考えて行動するという
強さを持ってるパティちゃん。
とってもチャーミング❤️
私の好きなおはなしは…
「ラテン語ストライキ」
「はしから三番目の彼」
「ばあばとじいじのハネムーン」
「秘密結社SAS」
「タマネギと蘭の花」
「レモンパイとモンキーレンチ」
…えっこんなになっちゃった?
「〝ボビーおじさん”」もいれちゃおうっと。
もう…本当に面白いの♡
原書は百年以上前 -
Posted by ブクログ
谷川俊太郎さんの翻訳と安野光雅さんの絵が素晴らしいです。
ジュディーの率直で前向きで、ユーモア溢れる言葉の数々はキラキラしていて、読んでいて心が磨かれて洗われるようでした。
本人が書く手紙なのに彼女がどんどん新しいことに出会い、学び、お洒落に、素敵になっていく様子が読んでいて楽しく、ワクワクしました。
読み始めたら止まらないこのお話は、ジュディの成長譚でありながら、同時にハッピーエンドに違いないと思いながらも様々な角度から想像して時々切ない、素敵なラブストーリーでもありました。
谷川俊太郎さんのまえがきと安野光雅さんのあとがきにも心を打たれました。
これまで読んだ本の中で一番好きな本 -
Posted by ブクログ
ネタバレ映画で見て,「本当に,そんな結末なの?」と思って読んでみました。そんで,せっかくなので,訳:谷川俊太郎,絵:安野光雅のものを選んで…。もう一冊,違う翻訳本も横に並べながら,訳がどんなふうに違うのか比べたりもして…。
私的にビックリしたのは,ジュディのあしながおじさん宛の手紙(大学4年生時代の2月)に,サミュエル・ピープスの日記の引用が出てきたところです。サミュエル・ピープスは,17世紀の英国海軍大臣で,日記が有名な人です。人名辞典では,DIARISTと出てくるのが普通らしいです。
私はピープスのことを知ったのは,20年ほど前に自分が興味を持って調べていた「ロンドン王認学会=ロイアル・ソ -
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谷川俊太郎さんの訳した『あしながおじさん』を読む。よく考えると、あしながおじさんを読むのはじめてだ。1967年に出版された少年少女世界の文学の初版本。装丁が美しく、いまさっき、偶然持ち込まれたもの。必然なのかな。
作家としての表現力をやしなうには、手紙を書くのがいちばんだと、孤児院から大学へ通わせてくれたあしながおじさんと一方通行の文通をするミスジルーシャアボット。実はぼくも架空の女性「詠美」へ向けた手紙を毎日書き綴っている。手紙って、ほんとに魅力的で、内面の強度を高められる。
内部の強度を鍛える。。外側だけ取り繕っても、現代の社会では、それなりにきれいなものが出来上がってしまう。学生でも -
Posted by ブクログ
子どもの頃に読んだはずなのに、
まるで覚えていなかった。
ほんっとに面白い傑作。
ジュディの知性と率直さを見出したあしながおじさんの導きで、
カレッジで学ぶようになるジュディの変化が、
一方的な手紙を通じて、
情緒豊かに展開していく。
この一方通行が重要なのだ。
まるで精神分析のように、
おじさまがそこにいるのかいないのか、
何を感じ考えているのかわからないからこそ、
素直になったり、怒ったり、
いろんな感情が広がっていく。
ジュディの劣等感と傷つきと寂しさは、
体験のない人間には容易には理解できないのだが、
それを不幸にしない心のちからこそ、
あしながおじさんが彼女に惹かれたところではな -
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