ジーン・ウェブスターのレビュー一覧

  • あしながおじさん(新潮文庫)

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    手紙で話が進んでいくのが好き。ジュディの書く文章は面白いし、純粋な恋心が可愛い。
    最後のあしながおじさんへの手紙はキュンとした。

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    2025年08月15日
  • あしながおじさん(新潮文庫)

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    タイトルが有名すぎて侮ってました。最初からめちゃくちゃ面白い!シンデレラストーリーではあるけれど、ジュディの活気あふれる生活とふとした時に手紙に現れる孤独に癒されました。

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    2025年08月01日
  • 続あしながおじさん(新潮文庫)

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    サリー的に。
     「女性の」生き方という表現をすると、必要以上に区別すると感じるでしょうか。実は私もこどもを産むまではそう思っていました!でも、今では男性と女性には、かなり違う部分が多いことを認めています。差別を無くすために区別に目をつぶるのは愚かでした!女性の生き方について、示唆に富んだ話です。どうやって自分の幸せを探すのか考えさせられます。
     私はさっそく夫にこの小説を読むように勧めました。もし理解できたなら、彼の世界はずっと視界良好になるでしょう。それ以上に私の娘たちに読んでもらう方がいいかもしれません。あの子たちがこれから飛び込んでいく世界だから。
     あとがきを読んで作者の人生を知り、い

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    2025年07月04日
  • おちゃめなパティ(新潮文庫)

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    先生の目を盗んでイタズラや計画、ロマンスの話で盛り上がり、友達とはしゃいでオシャレしてという凄く楽しそうな寄宿学校の生活に憧れる。最高!
    パティが賢く社交的で人気者なので憎めないから軽ろやかに愉快な気持ちで読めて良かった。

    人物名がたくさん出てきて、その上あだ名まで出てくるから全く覚えられなくて最初は混乱。人物一覧があればよかったのに。

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    2025年05月09日
  • おちゃめなパティ(新潮文庫)

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    やばいくらい面白かった!!
    パティが絶妙な性格で大好きになった。
    共に過ごす寄宿学校の他の女の子たちの思春期特有の見栄や恋への憧れ、普段は仲違いしててもここぞという時に団結する純粋さが眩しくて、読んでる間ずっとワクワクしてた。
    訳下ろしのおかげもあると思うけど、100年以上も前の話とは思えない!
    読み継がれてほしい一冊。

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    2025年04月22日
  • あしながおじさん

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    ネタバレ

    最近読んだ作品の中で一番好き。
    貧乏人が援助されるただのシンデレラストーリーかと思ったら、エンタメ性に優れたラブコメだった。ほぼときメモガールズサイドです。ときめくし、主人公の健気さに感動したし、辛い少女時代を過ごした主人公の人生が上向きになる明るいストーリーだった。
    手紙形式で読みやすかった。何度でも読み返したくなる。
    感情的な手紙の後、後悔の手紙が続いたりするの、リアルな女の子って感じでよかった。
    周りは上流家庭の子だから、孤児院育ちで世間知らずな主人公は恥をかいたり引け目を感じつつ、健気に学びを得て自分を失わないの好感。あしながおじさんからの過度な支援は決して受け取らないの、一貫としてて

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    2025年04月11日
  • おちゃめなパティ(新潮文庫)

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    ウェブスターの新しい小説を読めるなんて!
    幸せすぎる!
    もちろん既に邦訳は半世紀まえにもあったそう。
    私はタイトルしかしらず、半世紀以上の時を経て読めた次第。

    アメリカ女性のフィニッシュスクールと言われる、
    お堅い寄宿舎での、パティのイタズラが語られる。
    こんなことして大丈夫?と不安になるのは、私の年齢のせい?
    でも、痛快。生徒ならパティを応援しちゃう!
    作者自身の若き日が投影されているのだとか。
    早世したため、寡作な作家の世界を堪能できる、幸せな幸せな一冊。
    ああ、巡り会えて本当によかった。
    どの章もよいのだけれど、「ばあばとじいじのハネムーン」に惹かれるのは、今の私ならではだろうな。

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    2025年02月20日
  • おちゃめなパティ(新潮文庫)

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    くらはしれいさんの装丁に惹かれ購入。
    第1章では「おちゃめというより性格が悪くないか?」と思ったが、そんな疑問を抱きつつも不思議と内容は面白いので読み進めると、性格が悪いのではなく主張がハッキリしているだけだと気付く。
    解説の梨木香歩さんもそのことに少し触れていたので、私の読解力が間違っているわけでもなかったのかと一安心(笑)

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    2025年01月11日
  • おちゃめなパティ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    声を大にして言いたい、新潮社さんパティ大学へ行くも新訳&文庫で出してお願い…!!
    訳も読みやすかったので同じ方でお願いしたい。是非。
    大人の今でもこれだけ良かったなって思ったのに、これ子供の頃に出会ってたらめちゃくちゃお気に入りの一冊になっただろうなぁ。
    あしながおじさんは続編も読んでたけど、まさかこんなキュートなお話も書かれていたとは…。

    舞台は100年前の未来の令夫人を育成する、やや進歩的(当時としては)な教育も取り入れたアメリカの寄宿学校。
    今まで読んだ寄宿学校ものって小公女とか、イギリス系はまぁ重苦しくてダウナー系が多かったものだけど、こちらはとても明るい。とにかく明るい。
    タイトル

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    2025年01月08日
  • おちゃめなパティ(新潮文庫)

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    パティは主人公中の主人公!面白かった!
    表題のおちゃめさはもちろん、正義感に溢れて、いたずらも好きで、機転もきく。
    『タマネギと蘭の花』が好き。作中の某氏もおちゃめさんでした。

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    2024年11月28日
  • おちゃめなパティ(新潮文庫)

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    『おちゃめなパティ』

    本当におちゃめが過ぎるぞ♡パティちゃん

    舞台は寄宿学校。
    先生との対立だったり、恋バナや友情
    人助けや絶体絶命の大ピンチなど…
    内容は盛りだくさんの全十二章。

    自分に正直で…
    きちんと自分で考えて行動するという
    強さを持ってるパティちゃん。
    とってもチャーミング❤️

    私の好きなおはなしは…

    「ラテン語ストライキ」
    「はしから三番目の彼」
    「ばあばとじいじのハネムーン」
    「秘密結社SAS」
    「タマネギと蘭の花」
    「レモンパイとモンキーレンチ」

    …えっこんなになっちゃった?

    「〝ボビーおじさん”」もいれちゃおうっと。
    もう…本当に面白いの♡

    原書は百年以上前

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    2024年11月06日
  • あしながおじさん(新潮文庫)

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    ピンクの表紙が可愛くて思わず買って、久々に読んだら、記憶にある印象と少しずれていて。新訳(岩本正恵さん)のせいだった。前の訳も当然良いんだけれど、より今どきというか。最初はちょっと慣れなかったけど、すいすい読みやすいし(文字も大きい)、ジュディもイキイキとして可愛かった。読み手が年取った分、孤児であることへの葛藤、卑屈さ、何よりも家族に対する渇望が胸に迫ってきて切なかった。あしながおじさんは、それをちゃんと分かっているんだろうか、若い男性に嫉妬しているばかりじゃダメだぞ、と余計なツッコミを心の中でしてしまいました。「続・あしながおじさん」も大好きなので、また新訳を読んでみよう。

    訳者の岩本正

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    2024年11月04日
  • 続あしながおじさん(新潮文庫)

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    はらはらどきどきしないものを、本棚から探したら、なにこれめっちゃ面白い!!!!!

    そういえばあしながおじさん、好きでした。
    小公女も若草物語も秘密の花園も響かなかったけど、あしながおじさんだけ好き。とても好き。
    この好みって人格に影響を及ぼしている気がする。

    孤児院の経営に悪戦苦闘するサリーを応援したくなる。
    人と人との対峙、以外のやつですね。
    てゆうかジュディよりサリーの方が好きかも。

    正直、あしながおじさんは途中で飽きちゃったのですが(好きとは。。。?)、
    続のほうはもう終わらないでほしい、もっとサリーの活躍を見たい、これから楽しいことたくさんあるのに、という気持ちであっという間に読

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    2024年09月26日
  • あしながおじさん(新潮文庫)

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    フォローしている方のレビューがきっかけでの半世紀近く振りの再読でした。読んで良かったです。読む前は一方的な手紙が続くシンデレラストーリーということ以外全て忘れていましたが、読みながらどんどん昔の記憶が甦って来ました。子供の頃の記憶とはすごいものです。数十年を経て、ハッピーエンドの幸せな話というだけでなく、人間が新しい扉を発見し開いて行く喜び、可能性に目覚めそれを実現して行く過程の素晴らしさなど、この本の奥行きが感じられました。本当に良かったです。このような読書のきっかけをくださった方には感謝しかありません。

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    2024年07月27日
  • 続あしながおじさん(新潮文庫)

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    前作のあしながおじさんも含めて私が幼少期に1番好きだった本
    自宅にある別の訳者さんに訳されたものと比べるとやはりこちらもより現代的で親しみやすい表現で訳されているなと思った
    書かれた当時の雰囲気を感じたいか、等身大で親しみやすい登場人物を感じたいかでどっちが好みか分かれるのかなと思った

    時代が時代なので障がいのある子どもたちに対して現代では考えられないような表現が使われてたりもするけど、サリーが子どもたちに対してだんだんと愛情を抱いていく姿が微笑ましいし、当時の女性たちの働き方や結婚生活が前作と比べより想像しやすい。
    サリーが敵と呼ぶ孤児院の嘱託医をはじめとした個性豊かなキャラクターたちが見

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    2024年06月29日
  • あしながおじさん(新潮文庫)

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    子どものころに1番好きで、そして今でも大好きな本
    今まで内容を簡略化した児童書バージョンと、通常の全訳の2パターンをすでに読んでいたけど、たまたま書店で見かけて表紙の可愛らしさと同じ作品でも違う訳者だと印象がどのように変わるかが気になって購入。

    こちらのものは私が読んだことのある坪井さんの訳のものと比べるとより現代的かつ若者っぽいというか親しみやすい文章で書かれていて、あまり読書に慣れていない人でもより読みやすくなっているように感じた。

    何回読んでもこの本は大好き!
    子どもの頃はジュディに憧れて海外の女子大に行きたいと思ってたなあ。舞台となった学校はすでに共学になっているようなので夢叶わず

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    2024年06月19日
  • あしながおじさん(新潮文庫)

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    この作品は「ジュディがあしながおじさんに送った手紙」のみで構成されているため、あしながおじさんになった気持ちで読み進めていた。そのためラストであしながおじさんの正体がわかった時、呪いがキラキラと溶けていくみたいに自分と重ねていた頭の中のジョン・スミスが本当の姿を現したのでとても面白くこれが所謂ミスリードというやつかとワクワク出来た。
    これが第三者視点で物語が進んでいく作品だったらラストにここまでまで驚きはしなかっただろう。それはこの作品においての私の視線が「神の視点」ではなくジュディからお手紙をもらう「あしながおじさんの視点」であるからだと私は思う。



    18歳の女の子にずっと感謝されながら

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    2024年03月28日
  • 続あしながおじさん(新潮文庫)

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    「なるほど前作はジュディの手紙がメインで、本作ではジュディの親友のサリーの手紙がメインなのだな。」と読みながら感じました。

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    2024年01月30日
  • あしながおじさん(新潮文庫)

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    物語の中にさまざまな手紙が書かれていて面白味がありますので初心者にも小説を読むのが苦手な方にもオススメです。

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    2024年01月21日
  • あしながおじさん(新潮文庫)

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    何回でも読みたい本ベスト3に入る。
    無人島に持って行きたい本3冊にも入る。
    237ページから最後までの14ページくらいはずっと泣きそうになる。嬉しくて素敵すぎて。
    相応しい言葉が見つからないくらい綺麗で幸せな涙が溢れるのです。
    ジュディが書いた数えきれないお手紙はどれもユーモアに溢れていて、あしながおじさんに宛てたお手紙を覗き見してしまってごめんなさいと思いながらも、とても楽しく明るい気持ちになれる。
    続編は未読なんだけれど、この幸せな気持ちのまま取っておこうか、それとも2人の物語の続きをまた覗かせていただこうか迷い中。

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    2024年01月21日