ジーン・ウェブスターのレビュー一覧
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ネタバレ星5にしたかった⋯。ジュディの「おじさまは禿げていますか?」のしつこさや、質問はもう金輪際しないと書いてからの次の行の質問など、ふふっと笑えるユーモアが良かった。絵が下手くそなのも好き。
なのに、やっぱそうだよね。あしながおじさんキモすぎるよね。ジュディが楽しみにしていたサリーの家に行くことを頑なに許さなかったところからキモさの片鱗が出てきた。理由を言わずに束縛するのは最低。サリーの兄のジミーに取られたくなかったからだと思っちゃうけど?
最初はジュディに言われてちゃっかり会いに行くことに可愛らしさを感じたけど、相手には知らせずフェアじゃない。
そもそも、女の子が嫌いだと言うのになぜジュデ -
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前作主人公ジュディの親友サリーが、ジュディが育った孤児院を改革していくお話。
ところどころ時代錯誤な差別的心理描写や言動がありますが、大筋はサリーのやり甲斐を見るにつけ、サリーや周りの人々の思いつきや手腕にワクワクします。
サリーの手紙も、ウィットに富んでいてとてもおもしろい。ジュディのお返事が読めないのがとても残念ですが、それを読み手側が補完して、膨らませたりしながら進んで行けるのがとてもおもしろなあ、と思うのです。
登場人物が多いのでメモしながら読みましたが、マクレイ先生のことを途中からサンディと呼び始めるもののその説明が無いので、サンディって誰?もしかしてマクレイ先生のこと?と混乱しま -
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新訳になっての、読み直し。こちらはジュディ・アボットの友人、サリー・マクブライドが主人公。かつてジュディがいたジョン・グリアー孤児院の、新しい院長となって奮闘する話である。「あしながおじさん」がいわゆるシンデレラストーリーなら、この「続あしながおじさん」は、世間知らずのお嬢様が、孤児院経営に携りながら、女性の幸せと結婚、自立をひたすら追求する話である。当時からこっちの話の方が好きだったけれど、より身近に感じられるテーマだったからだと今では分かる。サリーが負けん気が強くて、屈託がなく明るいのが良い。孤児院がどんどん良くなって、子ども達がいきいきしていく様子もすごく楽しく面白かった。
作者のウェ -
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ネタバレあしながおじさんの続編。
ジュディの友人サリーが孤児院の院長として奮闘する物語。
あしながおじさん同様、サリーの書く手紙で物語が進んでいく。イラストがとっても可愛い。
サリーが新米院長として不満タラタラに(!)けれどガッツを持って働く姿、どんな困難にもユーモアを持って立ち向かう姿がかっこいい。
私は「先生」宛の手紙が一番好き。じれったいなあ、もう!とソワソワしながら読んだ。
そしてとびきりのハッピーエンドに、にっこりしながら本を閉じた。
正直、古い偏見に時代を感じる部分もあるけれど、(しっかりあとがきでフォローされていた)やっぱり心躍るハッピーなお話だった。
ただ、孤児院の子供にあてがわれた -
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前回福音館の坪井郁美さん訳で読んだのだけど、読書会を機にこちらの訳を。
まず、表紙がかわいいです。
手紙の中に添えられていた、ジュディが(作者が)描いたイラストたちが、絶妙なデザインで使われています。
前回読んだ時はそこまで感動していなかったはず。
児童文学的だが、深刻さはないと。
しかし今回はとても肯定的に読むことができました。以下読書会のメンバーの感想もよ含めて。
・物語としては単調だけど、かわいらしく、魅力的なジュディの手紙は読むのが楽しい。
・シンデレラストーリーと言ってしまえば それまでだが、ジュディが努力しているから、応援したくなる(少しくらいお洋服買ってもいいかと思える) -
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この作品は、続あしながおじさん、と銘打ってあるけど該当する人物が話しに関わってるのはほんの一部だけで、原書のタイトルはあくまで『Dear Enemy』であり、そこが最大の焦点ってとこは間違ったらいけないな、と、読後の今に改めて感じる。
無印では著者のウェブスターが実際に孤児・感化院で観察した人物のあくまでも理想形がジュディというキャラクターに投影されているように見え、続では集団そのものをまとめあげている人物サリーに加えて、その環境を包みこんでいるもう少し大きな社会を映し出そうとする著者の目線として描かれたもの、という意図のように思う。
これは前作と同じ世界線で書簡体形式というスタイルが同じ -
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ネタバレDEAR ENEMY、敵へ、つまりマクレイ先生へ。
今作では、前作の主人公ジュディ宛(他)に、今度は友人のサリーが主人公として手紙を綴ることになる。
ジュディらのすすめで孤児院の院長となり取り仕切ることになったサリーの日々。マクレイ先生とは馬が合わず、本人を目の前にして"敵"というニックネームで呼ぶなど、これはいかにも特別な関係になるのだろうなと期待した。
時折登場する、特別愛嬌のあるアレグラを巡る話題が特に面白かった。孤児院に来た経緯から、彼女を引き取りたいと申し出されたものの、彼女を引き取るならその兄2人も一緒でないと、両親を失った家族がさらにバラバラになってしまう、 -
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あしながおじさんは子どもの頃に世界名作劇場アニメで見た。ジャービス視点で想像しながら読むと楽しい(*^^*)。
続あしながおじさんは、ジュディの友達のサリー目線のストーリー。始めはイヤイヤ孤児院を任されたけれど、子どもたちに向き合い孤児院の立て直しに奮闘するうち仕事に愛情が沸き前向きになっていく。好きな仕事を捨ててただの専業主婦になることに疑問を抱き、働きつつ本当に愛する人にも出会うこちらも素敵なストーリー。けれど今の世の中ではかなり引いてしまう思考(当時はそれが当たり前だった優生学)が散りばめられていて驚いた。
作者のジーンウェブスターは女の子を出産した次の日に亡くなったそうだ。旦那さんはひ -
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100年前に書かれた作品として考えるに、女性の社会進出や仕事に対する価値観を快活な主人公を通して描くことにより、当時の女性達の励みになったであろうと想像する、とても先進的なお話と感じます。それを抜きにしても快活で放らつな主人公が自分の生きる価値観に目覚めていく成長の物語として、恋愛小説としても純粋に面白いです。主人公の人間的魅力、言いたい放題の展開は書簡体を取ることで実現するものと感じました。
ユーモアも満載です。例えば、ジュディ一家が汽船に乗っているイラストとその解説がシュールで笑えます。イラストは上手でなないにしても味わいがありますね。
遺伝に関する間違った解釈等、現代では受け入れられない -
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ネタバレ大学卒業後、なんとなく社交生活を送っていたジュディの友人サリーは、ジュディの夫であり孤児院の評議会会長の元あしながおじさんジャービス氏から院長に指名され、孤児院の改革を依頼される。
あしながおじさんの続編ということだが、主人公は交代し全然違うタイプの物語になっている。サリーは初めはやる気もなく早くクビにしてくれとお願いしており、次が見つかるまでのつなぎのつもりでいたが、次第に仕事にやりがいを持ち、自分らしさを見出していくようになり最後は結婚より仕事を選ぶ。大卒の半人前女子がだんだん仕事ができるようになり一人前の社会人になっていく様子と重なりますね。遊びに来てくれた彼氏が目の前にいると楽しいけど -
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ネタバレとっても素敵な本だった。
タイトル通り、『あしながおじさん』の続編。
あとがきにて、原題が「Dear Enemy」と知る。
読み終わってから知ると、おお洒落てるってなるけど、
読む前から知ってたらだいぶネタバレかも。
『あしながおじさん』とは違って、大きく派手で衝撃的な事件が後半に起こるのが印象的。
おや、これは…?と思い始めてから、ページをめくる手が止まらなくなってしまった。
『あしながおじさん』はザ児童文学!ってかんじだけど、
これは児童文学にしては大人向けかも。高校生以上くらいかなあ、面白さが分かるのは、と思った。
旧訳の感想読むと「差別的すぎて云々〜」っていう意見が目立っていたけ