文善やよひのレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
素敵なお話でした
舞台の設定がしっかりと作られた物語でしたが、とても読みやすく、また分かりやすく説明されており頭にすっと入ってきたため、物語に集中して楽しめました。
ボリュームがすごいですが物語が面白くて夢中で読み進めてしまいました。
凄く綺麗に、また美しく、まとまっているのですが、欲を言えばもう少し先のお話が見たいなと思いました。
これから先どう歩んでいくのか、また2人の暮らしはどうなるのか。 -
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ネタバレ「おまえと目が合って初めて……自分のどこに心臓があるのかを知った……。」
書影が出たときにこの帯の文と文善やよひ先生のイラストに衝撃を受け、期待で胸がふくらんでハードルがものすごく高くなってたのに、余裕で遥か上を飛び越えていきました。
榎田尤利先生の6年ぶりの新作BL異種間異世界ファンタジーということで大事にかみしめながら読もうと決めてたのですが、読む手が止まらずあっという間に読み終えてしまいました。
マドレーヌと出会ったことで風読みが幼い頃からの友も驚くほど変わり、一見穏やかに見えるが格差や差別があり滅びの未来世が待つアカーシャに大きな改革をもたらすか…
誰にも会わず喋らず、滅亡の未来をひ -
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ネタバレいやぁ…もう本当によかったです…。感動。鴆シリーズ最後の巻なんですね。ずっとみていたいです。
品評会を控え番を娶るであろう鴆ティェンランと捕まれば処刑されてしまう罪人リュイ。一緒になることはないであろうとわかっていながら、互いに自分は顧みずに相手の幸せを願っての行動が切ない。
最終話(八話)はずっと涙出っぱなしで最後は決壊しました。ラストは、ツァンとして生まれ変わったところから、美しく切なくふたりの色彩も感じられ映画みたいに感動的でした。
鴆はみんなかわいいけどティェンラン威厳さえあったのに恋したとたんに可愛くて。攻のくせに可愛くて受け身っぽいのに、ラブラブな後日談はリュイって前の名前で呼ん -
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ネタバレ文句なし!素晴らしい作品!!
惜しむらくは色が印刷されないだってことだね。
ジェンの美しさ、特に今回は赤と青の色とか輝く感じとか、ぜひカラーで見たかったなぁ。←いや、逆に、だからこそ鮮やかな色彩を妄想するのかな?それならそれで、それ込みで凄い作品だよね!
お話は本当に、バッチリ大好きな内容で、やっぱり何と言っても溺愛サイコーって感じです。文善先生のこのジェンのシリーズは、美しくも悲しいジェンとジェンスーのお話で、その物語そのものの美しさと、決してリアルではないのにリアルに感じられる感情や表情や色彩が素晴らしいよね。
久々前作3作品を読み直したけど、やっぱり素晴らしく可愛らしく美しいお話で、一つ -
ネタバレ 購入済み
異種?
文善やよひ先生の『極夜』と『ジェン(漢字が出てこない)』(紙本)を持ってるんですが、すごく良いお話だったんです。 その他色々と買い集めてますが、『はやにえの恋』がなかなか入手できず、電子版を購入しました。
文善先生の世界観が不思議で素敵で大好きです❗ “人喰い蛇”なんて、いかにも恐そうな感じなのに、アキはものすごくピュアで可愛いです。 仁井さんも、恐れが全くないわけではないけど、そんなアキが可愛くて愛しくて仕方ないので、最悪、食べられてもいいと覚悟を決めて連れて帰ったんですね。
双子の話(はやにえの恋)は切なかったです。 お互いの気持ちをぶつけ合っていたら、また変わったかもしれませんね。 -
購入済み
泣いた
もうどんどん真相が出てくる度に切なくなって…最後にこうなったのかな…ていう場面があって、泣いてしまった。
人間だって案外しぶとい生き物なんだよな〜…。
お話と絵がとても良かった〜!初読み作家さんでしたが、他の本も色々読みたいと思います!! -
ネタバレ 購入済み
綺麗なおはなし
見ているだけで楽しかった。
けど、一緒になったらもっと楽しくて、欲がでちゃった。
っていうわだつみがとても可愛くて切なくて好きです。寄り添うふたりが愛おしい綺麗なお話。 -
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ネタバレ▼あらすじ
不老不死の人魚に、女と間違われ嫁にもらわれた男・キヨ。人魚の力により死ねない体になったキヨは、悩みながらも、終わりのない生を2人で寄り添い過ごしていた。一方、キヨを深く愛する人魚だったが、彼にはある秘密があり…?
『鴆‐ジェン‐』が話題の実力派・文善やよひが紡ぐ、種族を超えた純愛幻想奇譚。コミックス描き下ろしも収録!
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ストーリーの完全度:非常に高い
トーン:せつない・シリアス
エロ度:普通
萌え度:非常に高い
総合評価:★5.0
安っぽくなってしまう気がするので神という表現を安易に使いたくはないのですが、それでも神としか言いようがないくらい大変素晴らしい作品でした。や -
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ネタバレ「母さんの敵を討とうとしたら敵に『君こそこの国の女王になるべき逸材だ!!!』と言われ女王様候補に祭り上げられてしまったのだが?!」みたいなシンデレラストーリー…と、センセが書かれていましたが、本当にドラマティックで、ハラハラドキドキさせられるお話でした。
先が知りたくて知りたくて、2巻目まで一気に読んじゃいました。…面白かった。そしてまだまだ続いています。
女王の命で油売りの国にアミメとやってきたルーリャは、母が3年前にこの国を守った英雄だったことを知ります。
アミメに殺されたと思ってたけど、生きてるかもしれないとか、新たな真実が色々出てきましたね。
蟻たちの上に立つ器かなと危ぶまれていたル -
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ネタバレ文善やよひセンセ待望の新刊は、初の非BL作品で1巻2巻が同時発売です。
非BLなので恐る恐る読み始めましたが(むしろBLで恐る恐るしろ)、いつものめくるめくようなファンタジックな世界観にあっという間に心を奪われてしまいました。
絶対的な女王蟻が支配する蟻の帝国が舞台の、メタモルフォーゼ・ファンタジー。
平民身分である『職蟻』のルーリャは、唯一涙を流すことができることから「女王のたまご」と判明。ある日突然女王候補としてお城に召し上げられてしまいます。
ルーリャは弟のアーリャと違って、ちょっと出来の悪い子なんだけど、素直で性格がめっちゃかわいい少年です。
二人のお母さんは「隻腕の騎士」に殺された