あらすじ
母さんを連れ去った隻腕(せきわん)の騎士――。アミメへの疑念を払拭(ふっしょく)できないまま油売りの国へやってきたルーリャは、三年前の戦(いくさ)で一人の女性が命を落としたことを知る。アミメに剣を突きつけ、真相を追及するルーリャだが……。血の契約を結んだ相手は敵か味方か? 信頼と疑惑が渦巻く第二巻。
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Posted by ブクログ
「母さんの敵を討とうとしたら敵に『君こそこの国の女王になるべき逸材だ!!!』と言われ女王様候補に祭り上げられてしまったのだが?!」みたいなシンデレラストーリー…と、センセが書かれていましたが、本当にドラマティックで、ハラハラドキドキさせられるお話でした。
先が知りたくて知りたくて、2巻目まで一気に読んじゃいました。…面白かった。そしてまだまだ続いています。
女王の命で油売りの国にアミメとやってきたルーリャは、母が3年前にこの国を守った英雄だったことを知ります。
アミメに殺されたと思ってたけど、生きてるかもしれないとか、新たな真実が色々出てきましたね。
蟻たちの上に立つ器かなと危ぶまれていたルーリャでしたが、油売りの国の危機に立ち向かったことですごく成長したんじゃないかと思いました。そして、敵を討とうと思っているアミメにずい分命を助けられている事も自覚していて、そこにも成長を感じました。
弟のアーリャも城に使えることになって、ますます話が面白くなってきましたね~
兄弟で敵討ちとか、全部アミメにバレバレだったのがかわいかったです。
それにしても油売りの国でのカゲロウの策略、こわかった…!でも、ルーリャが見破ることができて女王にその功績を認められて、華々しく蟻たちに迎えられて、とりあえずひと山超えたかんじ。
続きを早く読みたいです。プリーズ!!
続きと言えば、おまけマンガの続きが…!応援してあげる目的、完全に誤解しててニヤつきました。