トム・ピーターズのレビュー一覧
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すみません。これを読むまで著者のことは知りませんでした。
どうやら世界的に有名な経営コンサルタントだそうで。今は本業よりも毎年何百ものセミナーを開講しているそうな。
著者は民間のコンサル、ホワイトハウス、ペンタゴン等、およそどうやったら働けるのかも分からない場所での職務経歴があり、本作はそんな輝かしいキャリアから自らが得た、タイトル通りエクセレントな仕事人になるための知識と経験を披露したもの。
非常に興味深いです。会社のあらゆるシーン(会議、休憩時間、通勤時間等)の在り方への提言に始まり、もちろん私生活の過ごし方、そして企業を健全に保つための心構え等、本当に多岐に渡った内容となっています。
もちろん自分みたいなひよっこが読んでもためになる話が多いものの、どちらかというと経営層、管理職が読むとなお気付かされる点が多いのではないでしょうか。
もうちょっと評価を上げたいけど、やっぱり和訳がひっかかります。英字で読んだらもっと面白い表現が使われてるのかなぁなんてしばしば思ったり(実際読めるかわかりませんが…)。
しかし163もヒントがあると一度読んだだけでは悲しいかな半分以上がポロポロ記憶から落ちてしまいます。パラパラ読んで惹かれたら是非購入を薦めます。 -
Posted by ブクログ
ネタバレエクセレント・カンパニー
■超一流企業でやっている事の一般化
①行動の重視
②顧客に密着する
③自主性と起業家精神
④人を通じての生産性向上
⑤価値観に基づく実践
⑥基軸から離れない
⑦単純な組織・小さな本社
⑧厳しさと穏やかさの両面を同時に持つ
■まずは何より「実行」
・自主性を持って考えて、実践する。
■価値観を変えていく力
・新しい価値観を獲得できた企業が生き残り、それが出来ない企業は淘汰
・環境の変化とともに、価値観を変えていく力が必要
・ビンから出られないハチにならない。ハエになって色々試す
・戦後の一時期うまくいったからと言って日本的経営にしがみついている姿は、知恵と成功体験を持つ八の群れ
・心のリセット
■オープン化
・ITとグローバル化による時間と場所の制約がなくなる。
・自前主義にこだわらず、ハードやソフトを社外からオープンイノベーションする
■日本企業の弱点
・簡単な合意ですむように、すでに取引実績のある相手とビジネスをしたがる。
・欧米・米国企業は自らが必要とするものを最も安価に提供してくれる企業であれば、どこの国でも構わないという判断基準
・初めての相手と意思疎通し、明確で断固としたコミュニケーションの力がないと、オープンソース方式の生産はマネージ出来ない -
Posted by ブクログ
■感想
ブランド人、素晴らしいプロジェクトという前作を受けて、セクシーにプロジェクトを遂行する方法、要諦を解説するもの。できる人が気をつけていること、多分本当は教えたくないことを体系化していて、勉強になる。
■学び
・創造
思いつきを集約するノート
小さい問題の影にビッグプロジェクト
定期的にまぎれもなく凄いプロジェクトか見返す
愛しているプロジェクトほど人に愛される。恋に落ちるまで練ること
情熱、愛、美しさ
まずデザインありき。デザインでカッコよくする
共謀者。サポーターを集めておく
すごい、きれい、革命的、インパクト、熱狂的ファン
・売込み
早い段階で売り込む相手は上層部ではなく、仲間たちである。お偉いさんは足場が固まり、支援のうねりが会社を覆い隠そうとしてから。
売り込みの成功=感動のデモ=実在のお客さんが実際に試した結果
顧問で箔をつける
計画的、戦略的に釣った魚(サポーター)に餌をやる
売込み=将来のサポーターの心を掴むこと、実感に動き出していることを示す、心を動かすストーリーである。3分にまとめていつでも説明できるようにする。
メタファーは万言に勝る。心が震えるキャッチコピーをストックしておく
・実行
※実行と売込は相互に実施
口に入る大きさに切る
フライング100回 細切れ→試作テスト→遊び→フィードバック→修正 備えて打ってから狙え
ダメだと思ったらぶっ壊す
凄いプロジェクトには凄い人が必要
でっかいバインダーを用意
リスト作成、書記は、権力への近道。リストとは、今どこへ向かっているか、次何をやるかということ。
スケジュールの鬼になれ。見えてなかったことが見えてくるから。
最後の2%
初心を忘れない。すごい、きれい、革命的、インパクト、熱狂的ファン、これを随時確認する。
凄いプロジェクトは、個性=ブランド=アイデンティティ
いつかは主流に合流すべき時がくる
良いものを作れば黙っていても売れる訳ではない。マーケティングが必要になるフェーズではマーケティングに強い人を事実上のリーダーに据えること。
・退場
物事には全て潮時がある。
餅は餅屋。ベンチャー起業家がプロ経営者にバトンタッチする様にプロジェクトも主流に手渡す時がくる。
二つの置き土産。プロジェクトが的に包囲殲滅されることがないよう配慮。メンバーが新しい、かつての型破りの福音を伝えられる地位につくように。
退場の美学。祝杯をあげる。 -
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ネタバレ■感想
学生時代に一度読み、それ以来。8年ほど会社員をして行っていることの意味を実感。ただ、実行力がないことも実感。
今の自分のレベルてきには、あなただれ?どこへ向かうの?というのを考え、ブラッシュアップしておく必要あり。あとは8つの帽子。
■学び
実行とは政治。政治力を身につけよ。
エクセレントになりたいなら、エクセレントでないことをやめろ。IBMトム・ワトソン
今やる。あとでやらない。これは本当に凄いことなのか、そうでなければやめよう、とその都度問う。
プロジェクトの魅力があなたの魅力。そのプロジェクトにどれだけ燃えられるか、そのプロジェクトがどれだけ衝撃的か、で点数をつける。プロジェクトポートフォリオがお洒落じゃないなら、あなたもお洒落じゃない。
人の値踏み。その人から何を学べるか、その人は信頼できるか、ジョイントベンチャーできるか共に学べるか、新しいことに挑戦する勇気あるか、半端なことで満足せず過酷な要求をしてくるか。
8つの頭を持つ怪物になろう。マーケティング、商品開発、業務管理、顧客サービス、販売、情報管理、時間管理、計画(リソース配分)
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Posted by ブクログ
著者の2人はどちらもMBAの学位を持ち、R・H・ウォータマンはマッキンゼー社で21年の実務経験を持つ。訳者は技術者としても豊富な実務経験を持つ、大前研一氏。アメリカの62社をサンプルとして取り上げ、25年間のデータを分析した結果に基づいて書き綴られている。リーダーシップのあり方について論じている内容が多く、経営分析や経営計画などを偏った合理主義に基づいて推進すれば、生身の人間から構成される組織の活きた要素を取り除いてしまう点を問題提議している。「合理主義的な考え方は、価値観とういものがいかに重要かを忘れさせる」(P103)ということです。
経営研究家のクリス・アージリス氏が1950年代にマトリックス組織の問題点として中間管理者の無力感や資料作成や会議の多さなど組織の非効率性を指摘していたことに触れられているなど、豊富な事例が紹介されており、現在の私たちが生きている組織を見つめなおす視点を養うことができると思いました。組織に関する考察は、時代を超えて参考になるものではないでしょうか。
普段組織で働く社会人にとって、とても多くの気づきが散りばめられているように感じる良書だと思います。 -
Posted by ブクログ
「何でもいいから、とにかく始めよう。
始めたら、それを続けよう。」
とにかく、それに尽きるのでは。
たくさんの行動プランも提案されており、読み始めた当初から 行動しよう!しなきゃ! とウズウズさせられる本でした。
ちょうど最近、とある講演会の中でPDCAサイクルならぬ“DCPAサイクル”のお話があり、思考型から行動型へ変えていこうとしていたタイミングだったのもあって、良い後押しとなりました。
ただ、今は一人でいろいろと考え行動している段階なので、「ブランド人になること=チームスポーツである」と実証できるような仲間を見つけることが課題かなと思っています。 -
Posted by ブクログ
今となっては素朴な科学知識、当時の水準からみても無邪気すぎるマックス・ウェーバーの理解。論理展開のための材料の一つ一つが四半世紀のときの流れを感じさせます。エクセレント・カンパニーの条件としての、創発的な個人の行動とそれらの総合を全体として一定に方向づけるしくみ、という大枠自体、70年代に大きく進歩した分子生物学に出てきそう。
とはいえ、いくら古いと入っても、個々で述べられていることから私たちが学べることはまだまだ多い。多いからこそ、今でも名著として読み続けられているわけだし、多くの実務家や研究者に影響を与えてきたわけで。
エクセレント・カンパンートして紹介された企業の多くが今では全くエクセレントでなかったりそもそも消滅したりしてしまったということは、この本が批判される時に根拠になるわけだけど、それもこの本の主張が間違っているかどうかはわからない。エクセレントの条件自体が間違っているのか、企業がエクセレントの条件から外れてしまっただけなのか、そこは書斎に検討されるべきなんだろうと思う。そういう研究って、あるんだろうか。