門田美鈴のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本棚の積読から今回手にとってみました。
“ネズミのスニッフとスカリー、
小人のヘムとホー。
2匹と2人は「迷路」のなかに住み、
「チーズ」を探します。
「チーズ」とは、
私たちが人生で求めるもの、
つまり、会社、家族、財産、健康、
精神的な安定……等々の象徴。
「迷路」とは、
チーズを追い求める場所、
つまり、会社、地域社会、家庭
……等々の象徴です。”
2匹と2人は、チーズを求め走り回り、ある日食べきれないほどの大量のチーズがある素晴らしい場所を見つけます。
安心して入り浸り、新しく冒険に出ることもなく過ごしていましたが、そのうちにチーズはなくなってしまいました。
ここで4者4様の反応を見せるネズミと小人たち。
ネズミ達はいち早く、じゃあ他のチーズを探そう!と旅立ちます。
一方、小人たちは「どうしてこうなった、こんなことが起こるなんておかしい」と憤り、ついには「待っていたらまたチーズが現れるはずだ」と現実逃避し、その場を動こうとしません。
何日か経ち、ホーが他のチーズを探しにいこうとヘムに話しますが、ヘムはごねて、そんなヘムを残してホーは1人で旅立つのでした。
物語は3部に分かれていて、元クラスメイトだった社会人の集まり、「チーズはどこへ消えた?」本編、物語をふまえたディスカッション、となっています。
物語の文章の中でとても心に残ったのは、
「最大の障害は自分自身の中にある。自分が変わらなければ好転しない」という言葉。
分かっていても動けない、現状維持に甘んじて、これでいいのだと自分に言い聞かせて現実に目をそらす。
ヘムは弱い自分自身だ。
きっと誰の心にもあるものだと思う。
また物語の後のディスカッションは、それぞれの立場から自分の経験や感じたことをお互いに話し合い、自分の中に落とし込んでいく有意義なものだった。
変化はいつか必ず訪れる、でも恐れずに受け入れ、前に進むことが大事なのだと思う。
また、なりたい自分、目的を達成して楽しくて幸せな姿をイメージすることも大切だ。
ネガティブな想像は恐怖や不安といった感情を増幅させ、動けなくなってしまう。
ホーが途中で愚かな自分を笑いとばしたのも印象的だった。
あなたはスニッフ、スカリー、ヘム、ホー、
誰に当てはまりますか?
身近な人達と話し合ってみたい。
読んでよかったと思える作品でした。 -
Posted by ブクログ
『チーズはどこへ消えた?』を読んで、変化を恐れるヘムの思考は、まさに今の自分と同じだと感じた。
今の会社に所属し、これまで頑張ってきたからこそ、「今まで頑張ってきたことを認めてくれる人たちがいなくなったらどうしよう」「今の環境を離れて、本当に自分はやっていけるのだろうか」など、変化を恐れる理由を自分の中で探していたのだと思う。
一方で、ホーのように、自分自身を笑える状態になったからこそ、次の「チーズ」、つまり自分の次の目的・目標を探しにいく準備ができたのだと感じた。変化は怖いものではあるが、同時に新しいチャンスにもつながる。これまで自分自身が等身大で変化を経験してきたからこそ、改めて次に進むべきタイミングなのではないかと感じた。
また、この本を通して、変化に対応する力の重要性も学んだ。もちろん、最後のディスカッションで話したように、変化する中でも変わらないものは大切にしていきたい。だからこそ、自分がこれまで培ってきた力や、自分にしかない価値を改めて言語化する必要があると感じた。
そして、次のチーズを探すだけではなく、「どこで、どのようにそのチーズを食べるのか」まで考えることが重要だと思った。目的を見つけるだけで満足するのではなく、そこから具体的な行動に落とし込み、即実行・即決断できる力を身につけたい。
自分にとって、今は「新しいチーズを探しにいくこと」への恐怖よりも、「今あるチーズを手放すこと」への恐怖の方が大きいのだと思う。しかし、チーズを例にしたときに、古くなったものを持ち続ければ、いずれ腐ってしまい、周囲にも悪い影響を与える可能性がある。
だからこそ、今の自分にとって何が本当に大切なのかを改めて考え、必要なものと手放すべきものを取捨選択する力が必要だと感じた。
ネズミのように、変化をいち早く察知する力。そして、変化を察知したらすぐに行動する力。そのためには、何を残し、何を手放すのかを決断する力が必要になる。
変化を恐れないだけではなく、変化を感じ取り、選択し、すぐに行動する。これからは、この力を身につけながら、自分にとっての次のチーズを探しにいきたい。 -
Posted by ブクログ
変化に対して、自分がどんな姿勢で向き合っているかを考えさせられる一冊。
「今までこうだったから」「まだ大丈夫」と現状に安心しているうちに、環境は少しずつ変わっていく。変化を恐れて立ち止まるよりも、変化を前提として動き続けることの大切さが、シンプルな物語を通して分かりやすく描かれていた。
特に印象に残ったのは、「変化を恐れなければ、変化を楽しめる」という考え方。仕事でもプライベートでも、環境が変わることをネガティブに捉えがちだけど、新しい可能性を見つけるチャンスでもある。
変化を待つのではなく、自分から一歩踏み出せる人でありたいと思った。短い本だけど、定期的に読み返したい一冊。 -
Posted by ブクログ
ネタバレもう!完読!山と谷について、
プラス思考になれた本!
【メモした内容】
人に山と谷があるのは、地上に自然の山と谷があるように普通のことなのだ。どちらの山と谷も至るところにあり、同じようにつながっている。仕事でも私生活でも幸せを感じる部分もあれば不幸を感じる部分もあるだろう。当然のことだ。人間につきものなのだ。山と谷はただ順境と逆境のことを言うのではない。
外部の出来事を心の中でどう感じ、
どう対応するか、ということでもある。
谷間と山頂の間に割れ目に大きな穴は無い。つまり山と谷はつながっている。今日の順境で過ちを犯せば明日の逆境を作り出す。そして、今日の逆境で賢明なことを行えば明日の順境を作り出す。基本に立ち返り、最も大事なことに専念すれば、事態を好転させることができる。
山とは自分が持っているものに感謝するとき。
谷とは失ったものを求めるとき。
谷を山に変えるには出来事を変えるか、出来事に対する『受け取り方』を変えなければならない。
状況変えることができれば言う事は無い。だが、状況を変える事はできなくても、受け取り方を変えて自分にプラスにすることはできる。その結果、谷から出る道が現れるのは、
物事に対する見方を変えた時である。
山と山の間には必ず谷がある。谷にどう対処するかによって、いかに早く次の山にたどり着けるかが決まる。
順境に感謝し賢明に対処すれば逆境はほとんど経験しなくて済む。
山に対して準備をしていない人は、たちまち落下し苦痛を味わう。エゴは山では人を傲慢にし、谷では怯えさせる。現実を見えなくさせ、真実を歪めるのだ。山にいる時、人はエゴのせいで物事を実際より良いように見てしまう。谷にいるときには実際より悪く見てしまう。そのため山はいつまでも続くと思ってしまうし、谷には終わりがないと怯えてしまうんだ。山からすぐに落ちてしまう。1番の理由は傲慢である。それは見せかけの自信に過ぎない。谷からなかなか出られない。1番の理由は恐怖心である。安楽そうに見せかけてはいいても。
次の山に到達するには、自分の具体的なビジョンに従うことだ。極めて具体的で、綿密で喜んで実現する努力ができるような、
より良い未来を満喫している自分を思い描こう。
谷の苦しみは、それまで無視してきた真実に気づかせてくれる。
山の目的は人生を讃えることで、谷の目的は人生について学ぶことではないでしょうか。
山に長くとどまるためには、謙虚さと感謝を忘れてはいけない。山に到達した原因となる行為をもっと精出して行おう。事態を好転させ続けよう。他の人々のためにもっと尽くそう。来るべき谷に備えて、力を蓄えておこう。 -
刻々と変わっていく状況に対し、私たちはどう対処していくべきか?
2人の小人と2匹のネズミのストーリーから学ぶことができます。今でも定期的に読み返している本ですが、自分の思考を見直すこと、視野を広げようとすることの大切さを学べる1冊です。 -
Posted by ブクログ
ネタバレヘムはまるで今の自分のようだと感じた。自分の考えに縛られ、相手にもその考えを押し付けようとしていたし、相手の考えを全く受け入れてなかった。作中で迷路を抜け出すには?という問いが何度も出てきたが、結果的に自分の固定観念や思考そのものが迷路であったという答えだったのが面白かったし、しっくりときた。今の自分も正直迷路のなかにいてどうしたらよいかわからないヘムとおなじ。だからこそまずは自分の考えに縛られず行動してみることが大事なのだと思う。あとは、なにもせずに勝手にくよくよ悩んだり怒ったりするのは時間の無駄なので、もうやめる。
迷路から抜け出す方法
あなたの信念に気づこう。
あなたが考えたことすべてを信じてはいけない。
役に立たないことは捨て去ろう
迷路の外に目を向けよう
新しい信念を得よう
あなたが信じることに限界はない。
従来どおりの考えをしていては、チーズは見つからない。
古い信念はあなたを囚人にしかねない
トラブルに巻き込まれるのはあなたが知らないことのためではない。間違っていることを事実と思い込んでるためである。
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Posted by ブクログ
人生山あり谷ありとはよく言ったもので、
山(好調な時)では有頂天に、傲慢にならない事
谷(うまくいかない時)は長く続かない、不安を自ら増長させてないか問うてみる事。
人生謙虚に。
ちょっと前に、どん底と思う事があった。その時は不安でしかたなかったけど、その辛さを経験したからこそ、今の謙虚な自分があると思う。
これ、若い時、読んでいたらどうだったろう…人とぶつかって、攻撃して、打ち負かすのが強いと思ってたし、周りもそんな人ばかりだから、弱い者はやられるだけという社会。それは、、、この本を若い時に読んで、共感して「ほかの人に伝える」ということをしていたら、より生きやすい世の中になってるのかなぁ。
真実を見ろ。じゃあ何が真実?ありのまま。主観や憶測を取っ払う。これは、「反応しない練習」にも通じる。