門田美鈴のレビュー一覧
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変化を楽しみ恐れない
何か悩みを抱えてる人に是非読んでほしい一冊。人間何かしら一つや二つ悩みを抱えてるはず。だから全ての人におすすめの本かもしれない。
物語はかなり単純で小学生でも簡単に理解できる内容になっている。ただ小学生でこの本に出会えたとしたらかなりラッキーだとおもう。自分は20代の後半だがもっとはやくこの本に出会えていたら変化をおそれずに色んなことに挑戦できる大人になれたかもしれないと思う。いや、変化するのに遅くないとも感じている。この本を読んでいまうじうじ悩んでいることに対してもっと行動をし、変化しなきゃいけないんだと思い知らされた。久々に出会えた良本。☆5つです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ<人生は問いである>
・質問の質がそのまま答えの質を決める。自分自身にどのように問いかけるかで答えが決まり、結局それが自分の人生になる。
・的を絞る質問をする。「それをすることで、他の全てがもっと容易になるか不必要になるような、私ができる一つのことは何か?」答えは一つしかない。二つ以上選ぶわけにはいかない。リスクヘッジはきかないので、真剣に選ぶことになる。
・他の人の研究、経験は答えを探す時の最高のスタート地点だ。
<月まで届く脅威のドミノ効果>
・成功者は優先順位を決めており、優先順位に基づいて毎日行動する。他の人が後回しにすることを先にやり、他の人が先にやることを後回しにする。
・習慣を作るには平均66日かかる。
・何かに熟達するためには、1日平均4時間以上取り組むのがよい。
・最初は小さな取り組みも、やり続ければ大きくなる。小さなドミノが倒れ続ければ、やがて巨大なドミノも倒れる。
・パレードの法則。重要な2割を見つけたら、さらにその中で重要な2割を見つける。こうして絶対に必要な一つのことにたどり着く。
<嘘 私たちを惑わし、つまづかせるもの>
・「規律正しい生活を送ることが必要だ」という嘘。成功は実は短距離走。地を蹴って前進することを繰り返すための規律さえあればいい。全てを正しく行う必要はない。優先順位の高いことだけ規則正しく行え。
・「バランスの取れた生活が肝心」という嘘。バランスの問題は、実は優先順位の問題。優先順位に従って行動すれば、必然的にバランスを欠き、一つのことに多くのことを費やすことになる。
・「大きいことは悪いこと」という嘘。誰も自分があげる成果の究極の上限はわからない。大成功の出発点は大きく考え、それによって得られた情報をもとに行動することだ。
・行動には二つの考え方がある。大きく考えて成長を追い求める「しなやかマインドセット」と、自分で限界を設けて失敗を避けようとする「こちこちマインドセット」がある。
<目覚ましい成果 秘められた可能性を解放する>
・どんな人間が、どこへ行こうとしているかによって(=目的と優先事項を決めて、生産性向上に取り組むことによって)、その人が何をし、何を成し遂げるかが決まる。
・金や物を手に入れても幸福感はすぐ消える。幸福は、達成への途上で生じる。何かに没頭し、意義を感じるのだ。
<優先事項に従って生きる>
・将来の目標をまず設定する。五年後の目標、一年後の目標、一か月の目標、一週間の目標、一日の目標とブレイクダウンしていき、今現在私ができる一つのことは何か? 考えて行動する。すると、今と将来がつながる。人間は今目の前にある快感を求めやすい。それよりも、将来自分が達成したい一つのことを優先する。
<生産性向上を目指して生きる>
・余裕の時間は、一つのことに取り組む時間より重要だ。まず余裕の時間を確保する。それから一つのことに取り組む。「エネルギーを取り戻す時間」がなければ、成功もおぼつかない。休息は労働と同じくらい重要だ。
<三つの誓い>
・1、熟達を目指す。天才は生まれながら天才ではない。練習時間が膨大なのだ。一万時間の練習があれば、熟達できる。多くのエリートは一日平均三時間、毎日練習して、十年で一万時間に到達する。週五日で一万時間に行きたければ、一日平均四時間一つのことに取り組めばいい。
・2、目的に即した方法をとる。実務的な方法(E的方法)をする人は、今自分ができることをやって、課題をクリアしようとする。目的に即した方法(P的方法)をする人は、目的達成を優先する。今のやり方で目的達成が無理なら、別のやり方、選択肢を考え、吟味する。P的方法が目的達成に最速の道。ブレークスルー(限界突破)も起きる。
・多くの人は、ある程度できるようになると、手を抜く。成長が停滞する。目的志向の人は常に自分の目標を引き上げて、限界を突破することに挑戦し、永遠に初心者であろうとする。
・3、行動の結果に責任を持つ。売上が下がるとする。責任のないマネージャーは外部環境のせいにする。責任のあるマネージャーは、内部で変革を起こそうとする。
・常に最高を求める。今できることから考えない。達成したい最高を考える。
<4人の泥棒>
1、ノーと言えない。一つのイエスのためには、千のノーが必要だ。焦点を絞るということは、ノーということなのだ。
2、混乱を恐れる。周囲の事情の犠牲になってはならない。一つのことに毎日専念すれば、やがて目覚ましい成果が得られる。
3、不健康な習慣。エネルギーをコントロールする。自分のエネルギーを作ることが重要だ。
4、環境が後押ししてくれない。周囲の人、環境を自分で選ぶ。 -
Posted by ブクログ
何かに向かって頑張っているとき、打ち込んでいる時は、その先の成功を信じて夢見てただ前に進むことがでこる。最近の仕事がそうだった。そして、絶対に成し遂げたいことがあるとき、その思いの強さと自分を信じる力が大切になると思う。失敗したりうまくいかなくて絶望を感じて逃げ出したいときも多々あるけど、諦めなければ成し遂げられると信じる力が自分を止めなかった。そして、成功したとき心からの喜びと嬉しさと、手に入れたものをずっと大事にしようという決意が生まれる。自分の場合は就活や結婚がそうだった。
心に残った言葉「まだ新しいチーズが見つかっていなくてもそのチーズを楽しんでいる自分を想像すればそれが実現する」 失ったものに囚われすぎず、受け入れて前進しているとき、わくわくする。未来がどうなるか分からないから何もせずに立ち止まっている時、事態が好転すると思うより悪化すると思っているからだ。守るものや安泰なことが増えた時、より変化に順応しにくくなるだろうが、その時にこの本を思い出したい。そういえば、日々は、意図せぬアプリやIOSのアップデートで、変化への対応を考えるきっかけになっていることを思い出した。 -
Posted by ブクログ
あらすじ
迷路の中に住む2匹のネズミ(スニッフとスカリー)と、2人の小人(ヘムとホー)。彼らは迷路の中で大好物の「チーズ」を見つけ、満ち足りた日々を送っていた。しかしある日突然、そこにあったはずのチーズが完全に消え去ってしまう。ネズミたちは状況の変化を直感的に受け入れ、躊躇なく新しいチーズを探しに危険な迷路へと再び駆け出していく。一方、知性とプライドを持つ小人たちは「誰がチーズを奪ったのか」「元に戻るはずだ」と理不尽に怒り、失われた過去の栄光と場所に固執して立ち止まり続ける。やがて小人の一人・ホーは、自らの恐怖を笑い飛ばし、まだ見ぬ「新しいチーズ」を求めて一歩を踏み出す決意を固める。
所感・深掘り
「チーズとは、自分にとっての目標や生きがい、手に入れたい未来そのものである」というシンプルな真理に気づかされ、変化への恐れを振り払って前へ進む活力を与えてくれる名著だった。
特に深く腑に落ちたのは、「過去の成功体験や目標にしがみつくことこそが、最大の停滞を生む」という現実の厳しさだ。人は一度大きな目標を達成したり心地よい居場所を手に入れたりすると、それを永遠のものと錯覚し、環境の変化に目を瞑ってしまいがちになる。チーズが消えたときに愚痴や不満をこぼし、誰かの責任にして動かないヘムの姿は、まさに現状維持バイアスに囚われた人間の弱さそのものである。環境は常に変わり続ける。過去の正解に執着せず、「いま自分が追うべき新たな目標は何か」を貪欲に探し続ける姿勢こそが、停滞を打破する唯一の鍵なのだと痛感した。
また、「恐怖を乗り越えて一歩を踏み出した瞬間、心には自由とワクワクが戻ってくる」というホーの気づきも胸に刺さる。新しい目標に向かうとき、人は失敗や未知への不安で足がすくむ。しかし、頭の中で勝手に作り上げた妄想の恐怖を手放し、自らの足で行動を起こせば、迷路を進むこと自体が成長の喜びに変わる。組織を率いるリーダーや指導者自身が、変化を嘆く評論家になるのではなく、自ら新しいチーズ(目標)を軽やかに追い求める開拓者の背中を見せること。その行動の熱量こそが、周囲の挑戦心を奮い立たせる原動力になると感じる。
過去の成功や安定に甘えるのをやめ、自らの意思で新たな目標を定め、軽やかに走り出すこと。
環境の変化に戸惑い足踏みしている人はもちろん、自らの人生や組織の目指すべき目標を再定義し、どんな時代にあっても前向きに挑戦し続けたいすべてのリーダーにとって、生涯にわたり行動の勇気を与えてくれる普遍の指南書だ。 -
Posted by ブクログ
約15年ぶりに読んだのですが、「読み返してみて良かった」「定期的に繰り返し読みたいな」と強く感じました。本書の内容自体は覚えていましたし、変化していくことの大事さも分かっていたつもりなのですが…。
IT業界のいわゆる大企業に勤務してます。職場にヘムのような人達がいるので、それに比べて自分は積極的に変化に対応しているつもりでいたのです。
しかし、会社が中途採用を増やしており、職場に転職してきた人が増えて、そういう人達が「変化するIT業界の中で、市場から自己がどういう評価をされているのか」ということを意識しながら働いているのをみると、自分がむしろヘムなのではないか、と恐ろしく感じました。
特に最近はClaudeやNotionなどAI活用が急速に進んでて、仕事の仕方自体も変化することが求められているので、その意味でも本書から強く感じるところがありました。
繰り返しになりますが、「定期的に繰り返し読み返したい」と強く感じた次第です。 -
Posted by ブクログ
変化の重要性を謳った良本。迷路(会社、家庭、生活)の中でチーズ(仕事、家族、財産、健康、精神的な安定)を2匹のネズミと2人の小人が探す物語。
・スニッフ:変化をかぎつける
・スカリー:すぐ行動する
・ヘム:変化を認めない
・ホー:変化に気づきその波に乗ろうとする
自分自身がヘムになっていないか?自問自答を繰り返すとともに、
・変化は起きる
・変化を予期せよ
・変化を探知せよ
・変化にすばやく適応せよ
・変わろう
・変化を楽しもう
・進んですばやく変わり再びそれを楽しもう
ということを常に意識すべしである。大事なのは、変化に対して自分自身が変わろうとすること、変化とは何かを失うことではなく、何かを得るということである。