【感想・ネタバレ】ワン・シング 一点集中がもたらす驚きの効果のレビュー

あらすじ

日々、膨大な仕事量に追われ、ただ右から左にこなしていく――そんなやり方では目覚ましい成功は望めない。急所となる1点を見つけ、そこに力を集中すれば、あとはドミノ倒しのようにとてつもない成果がもたらされる。その1点の見つけ方と攻略法を教えます。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

良書:内容も、本のつくりもわかりやすくて、よみやすい
   本書も1点集中本です。
   結局、仕事は、足し算ではなくて、引き算であることを語っています。

構成は3つのPARTからなっています。

PART1 嘘 私たちを惑わし、つまづかせるもの
PART2 真実 生産性へのシンプルな道
PART3 目覚ましい成果 秘められた可能性を解放する

タスクリストを作るのではなく、優先順位を決め、パレートの法則に基づいて
重要で小数であるやることと、やらないことを決める。
マルチタスクはやらない。1度に1つのことを集中してやる
たくさん決断しない。意思の力が低下しないうちに、最も重要な「1つのこと」をやりおえる
大きく考えることで、大きな成果をめざす

優れた質問をする 大きい かつ 具体的
重要なのは、目的 優先事項、生産性
成果を得るためには、自分に3つの誓いを立てる。
 ①熟練をめざす
 ②目的に即した方法を追求する
 ③結果に対して責任を持つ

0
2022年01月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

多くのことをこなしているように見えるヒト。時間は同じなのに。
→核心をつかむことを物事の中心に据えているから。つまり「的を絞る」。
何かに成功する確実で絶好のチャンスを得たいなら、方法は常に同じでなければならない。的を絞る。
「的を絞る」とは、したいことではなく、するべきことをするということ。
それは、すべてが等しく重要とは限らないことを知り、最も重要なことを見つけること。
行動と望みとをしっかり結びつける方法でもあり、また、目覚ましい成果は、どれほど的を絞れるかによって決まると気づくこと。
仕事や人生から最大の収穫を得るには、できるだけ的を絞ること。
殆どの人は逆だと思っている。大成功は時間がかかる複雑で大変なことだと。そのため、スケジュール表や、やることリストにはやるべきことがいっぱいで、収拾がつかなくなる。
成功には手が届かないように感じて、そこそこの所で妥協する。大成功するには少数のことを首尾よくやるだけでよいのに、あまりに多くのことをしようとして、結局は何もできない。
やがて多くを期待しなくなり、夢を諦め、つまらない人生に甘んじるようになる。

ヒトには限られた時間しかない→多くのことをそこそこやるより、少数のことを効果的にやらなければならない。

的をしぼることは目覚ましい成果を上げる簡単な方法、実際有効。
目的はただ一つ、目指すところに到達することしかないから。そして、それこそが肝心。

等比級数的ドミノ効果
適切な一つのものを動かすと、多くのものを倒すことができる。そしてそれだけではない。
ドミノ倒しは多くのものを倒すだけではなく、より大きなものを倒すことができる。
⇒今より少しだけ難しいことができるようになる。その積み重ねが大きなことができるようになる。

その際、目標は高く。
最も重要なことをやりとげることに全エネルギーを注げば、月にも到達できる。目覚ましい成功の成否は、このドミノ効果を作り出せるかどうかにかかっている。
ドミノを倒すことは簡単。どのドミノを倒すかの見極め。それが倒れるまで強打する。
⇒目覚ましい成功は積み重ねの結果として生じるのであって、一朝一夕に生じるものではない。
まず適切なことをし、それから次の適切なことをする。⇒成功の等比級数的潜在力が発揮。
カギは「時間をかけて」だ。成功は積み重ねによって築かれる。そして一度にするのは一つのことだけだ。

一つのこと。
多くのものが溢れた結果、情報量と選択肢に攻め立てられる。
私たちは日々多くのことを試みながら、ほとんど何もなしとげられないという思いに苛まれている。
より多くの物をものを得るには、より少ないことをやるだけでよい。問題は「どこから始めればいいか?」人生で出会うすべてのものの中から、どうやって選択すればよいのか?どうすれば最善の決定をし、並外れた人生を送ることができるのか?
「一つのこと」に的をしぼって生きる。「一つのこと」は成功の核となるものであり、目覚ましい成果の出発点。

平等というのは嘘。
問題を複雑にしているのは、年を取れば取るほど「しなければならない」ことがどんどん増えていくことだ。そして、はっきりした決断の基準がないと、その時々で判断することになり、どうしても慣れた楽なやり方をとるようになる。その結果、行き当たりばったりのやり方をして成功をしそこなう。
すべてが緊急で重要だと感じれば、すべてが同等に感じられる。私たちはせっせと仕事をするが、いっこうに成功に近づかない。活動が生産に結びつかないことは多いし、忙しさとビジネスの成功が比例することはめったにない。
たとえ100もの仕事を片付けたとしても、それは一つの意義ある仕事に及ばない。

本質を見抜く目を持っている。ある程度時間をかけて何が重要かを見極め、その重要なことを軸に一日を進めていく。成功者は他の人が後回しにすることを先にやり、他の人がまずやろうとすることを後に回す。成功者ははっきりした優先順位にもとづいて働く。
⇒やることリストではなく成功リスト。

パレードが明らかにした真実は「原因と結果の不均衡」
すべてのものが等しく重要なのではないというもの。他よりはるかに重要なものがある。
重要な20パーセントを特定して、そこでとどまってはいけない。重要な少数の中のさらに重要な少数を見つける。
20パーセントの中の20パーセントを選び、さらにその中の20パーセントを選ぶというふうにしていけば、最後には最も重要なことに行き着く。
仕事でも任務でも目標でも構わない、絶対に必要な「一つのこと」を見つける。

努力に成果が見合っていないということは、探せば人生のいたるところに転がっている。他のものより重要な少数のものが必ずあるし、その中でも最も重要なものが一つあるはず。


一つのことをする、重要な考え
<的を絞る>
せっせと仕事をすることを重視してはいけない。
成果をあげることを重視。最も重要なことを中心に一日を進めよう。
<突き詰める>
ひとたび何が重要かがわかったら、その中でもどれが最も重要か問い続け、最後の一つになるまで突き詰めよう。その活動が成功のリストの一番上にくる。
<ノーと言う>
最も重要な仕事を終えるまでは、他のどんなことにも「今はダメ」と宣言する。
<リストに済みの印を付けるゲームにはまってはいけない>
すべてを処理し、リストに済みの印をつけていくことが成功につながる、という考えにとらわれてはいけない。

マルチタスクに関する、重要な考え
<気が散るのは自然なこと>
気が散っても仕方がない。誰でも注意散漫になる。
<マルチタスクをこなそうとすると大きな損失を招く>
自宅でも職場でも、散漫になると選択を誤り、取り返しのつかない過ちを犯し、不要なストレスに晒される。
<注意散漫になると成果を損なう>
一度にあまりに多くのことをしようとすると、結局は何もできないということになりかねない。その時々で最も重要なことを見極め、それに専念する。

重要なことに集中すれば、どんなに頑張っても他の部分で常にやり残しが出る。これは目覚ましい成果を手にするために必要な代償。
目覚ましい成果を手にするには、最も重要なことを見極め、それに必要なだけの時間をつぎ込まなければならない。そのためには、他の仕事をする時間は大幅に削らざるを得ない。そしてときどき、行き過ぎの修正のため、追いやられてしまった他の仕事に取り組めばいい。
一方で、私生活では気遣いが欠かせない。自分の心と体への気遣い、家族や友人への気遣い、個人的なニーズへの気遣い。

働くべきときには働き、遊ぶべきときには遊ぶ。

誰もが同じだけの時間を与えられている。
ハードワークは単なるハードワークに過ぎない。与えられた時間の中で何をするかで、達成するものが決まる。そして、何をするかは何を考えるかによって決まるから、どれほど大きく考えるかが、どれほどのものを達成できるかの出発点となる。
どの程度のものを達成するにしても、何を、どのように、誰とするか、それに見合った、組合せが必要となる。

人生を広げる
「大きいこと」は、目覚ましい成果につながる素晴らしいことだ。
素晴らしい人生のためには「大きく」考えなければならない。「大きいこと」を恐れてはいけない。恐れなければならないのは月並みなことだ。無駄なことをすることだ。

「大きいこと」を恐れると、私たちはそれと反対の動きをする。成果やチャンスがなくなるほうへ行くか、「大きいもの」から逃げ出す。だが、「大きく」生きることによってのみ、真の人生を経験し、潜在能力を活かすことができる。

<重要な考え>
1.大きく考える
もし目標が10なら、「どうすれば20にできるだろうか?」と自問する。望みよりはるか上に目標を設ければ、最初の目標を確実にものにする計画を立てることができる。
2.違った見方で物事を捉える
世界を変えられると考えるクレージーな人々だけが、世界を変えることができる
3.大胆に行動する
大きな考えも、大胆な行動が伴わなければ何にもならない。
大きな問いを投げかけたら、ちょっと立ち止まってどんな人生になるかを思い描いてみる。⇒行動に落とし込むという意味。
4.失敗を恐れてはいけない
成長のマインドセットを選び取ろう。
目覚ましい成果は、目覚ましい成果の上のみ築かれるわけではない。失敗の上にも築かれる。
事実、失敗すると立ち止まり、成功のために何をすべきかを自問し、間違いから学び、成長する。

・的を絞り込む質問
目標のために、時期までに、それをすることで、他のすべてがもっと容易になるか不必要になるような私ができる「一つのこと」は何か?
例.○○の腕前を磨くため、今週、それをすることで、他のすべてがもっと容易になるか不必要になるような、私ができる「一つのこと」は何か?
我が社の収益性を向上させるために、、、、

0
2018年03月16日

Posted by ブクログ

成果を出すには、1つのことだけに集中するのが良い
マルチタスクは非効率
目標は大きく具体的に。

どこかで聞いたことがあったり、知っていることだったりするけれど、それが改めて腑に落ちるような本でした。

そして、重要な1つのことを見つけるための優れた/的を絞る質問が紹介されているのが収穫でした。
速手帳とかに書いて頻繁に問いかけてみることにします。

元々はポッドキャストで紹介されていましたが、こういうところから聞いた本が当たりだと嬉しくなりますね

0
2014年10月01日

Posted by ブクログ

リッテンハウスの詩より「どれほどの賃金であれ、私が人生に要求しただけのものを、人生は快く払ってくれたはずだ」の部分に深く共感。人生は、自分自身にどのように問いかけるかで、答えが決まるということ。ここ数年、仕事において、一つのことに絞って取り組んできたことは間違っても なかったと確信がこの本から得られた。

0
2014年09月12日

Posted by ブクログ

気が付いたらいろんなことに手を出してて、結局1つも満足にできていない。。。
だから、自分が今できる「1つのこと」に集中しよう。そんな内容です。

カツマーの「断る力」とか、本田直之氏の「レバレッジ」シリーズに通じるものがありますね。

0
2014年08月24日

Posted by ブクログ

本書の問題提起の本質を理解すれば、人生はかなり前進すると思いました。

この本に書いてあることをしっかりと解釈し、自分自身を深く内省すれば、自分を変えるヒントは必ず見つかると思います。

素晴らしい本です。

0
2014年03月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

<人生は問いである>
・質問の質がそのまま答えの質を決める。自分自身にどのように問いかけるかで答えが決まり、結局それが自分の人生になる。
・的を絞る質問をする。「それをすることで、他の全てがもっと容易になるか不必要になるような、私ができる一つのことは何か?」答えは一つしかない。二つ以上選ぶわけにはいかない。リスクヘッジはきかないので、真剣に選ぶことになる。
・他の人の研究、経験は答えを探す時の最高のスタート地点だ。

<月まで届く脅威のドミノ効果>
・成功者は優先順位を決めており、優先順位に基づいて毎日行動する。他の人が後回しにすることを先にやり、他の人が先にやることを後回しにする。
・習慣を作るには平均66日かかる。
・何かに熟達するためには、1日平均4時間以上取り組むのがよい。
・最初は小さな取り組みも、やり続ければ大きくなる。小さなドミノが倒れ続ければ、やがて巨大なドミノも倒れる。
・パレードの法則。重要な2割を見つけたら、さらにその中で重要な2割を見つける。こうして絶対に必要な一つのことにたどり着く。

<嘘 私たちを惑わし、つまづかせるもの>
・「規律正しい生活を送ることが必要だ」という嘘。成功は実は短距離走。地を蹴って前進することを繰り返すための規律さえあればいい。全てを正しく行う必要はない。優先順位の高いことだけ規則正しく行え。
・「バランスの取れた生活が肝心」という嘘。バランスの問題は、実は優先順位の問題。優先順位に従って行動すれば、必然的にバランスを欠き、一つのことに多くのことを費やすことになる。
・「大きいことは悪いこと」という嘘。誰も自分があげる成果の究極の上限はわからない。大成功の出発点は大きく考え、それによって得られた情報をもとに行動することだ。
・行動には二つの考え方がある。大きく考えて成長を追い求める「しなやかマインドセット」と、自分で限界を設けて失敗を避けようとする「こちこちマインドセット」がある。

<目覚ましい成果 秘められた可能性を解放する>
・どんな人間が、どこへ行こうとしているかによって(=目的と優先事項を決めて、生産性向上に取り組むことによって)、その人が何をし、何を成し遂げるかが決まる。
・金や物を手に入れても幸福感はすぐ消える。幸福は、達成への途上で生じる。何かに没頭し、意義を感じるのだ。

<優先事項に従って生きる>
・将来の目標をまず設定する。五年後の目標、一年後の目標、一か月の目標、一週間の目標、一日の目標とブレイクダウンしていき、今現在私ができる一つのことは何か? 考えて行動する。すると、今と将来がつながる。人間は今目の前にある快感を求めやすい。それよりも、将来自分が達成したい一つのことを優先する。

<生産性向上を目指して生きる>
・余裕の時間は、一つのことに取り組む時間より重要だ。まず余裕の時間を確保する。それから一つのことに取り組む。「エネルギーを取り戻す時間」がなければ、成功もおぼつかない。休息は労働と同じくらい重要だ。

<三つの誓い>
・1、熟達を目指す。天才は生まれながら天才ではない。練習時間が膨大なのだ。一万時間の練習があれば、熟達できる。多くのエリートは一日平均三時間、毎日練習して、十年で一万時間に到達する。週五日で一万時間に行きたければ、一日平均四時間一つのことに取り組めばいい。

・2、目的に即した方法をとる。実務的な方法(E的方法)をする人は、今自分ができることをやって、課題をクリアしようとする。目的に即した方法(P的方法)をする人は、目的達成を優先する。今のやり方で目的達成が無理なら、別のやり方、選択肢を考え、吟味する。P的方法が目的達成に最速の道。ブレークスルー(限界突破)も起きる。
・多くの人は、ある程度できるようになると、手を抜く。成長が停滞する。目的志向の人は常に自分の目標を引き上げて、限界を突破することに挑戦し、永遠に初心者であろうとする。

・3、行動の結果に責任を持つ。売上が下がるとする。責任のないマネージャーは外部環境のせいにする。責任のあるマネージャーは、内部で変革を起こそうとする。
・常に最高を求める。今できることから考えない。達成したい最高を考える。

<4人の泥棒>
1、ノーと言えない。一つのイエスのためには、千のノーが必要だ。焦点を絞るということは、ノーということなのだ。
2、混乱を恐れる。周囲の事情の犠牲になってはならない。一つのことに毎日専念すれば、やがて目覚ましい成果が得られる。
3、不健康な習慣。エネルギーをコントロールする。自分のエネルギーを作ることが重要だ。
4、環境が後押ししてくれない。周囲の人、環境を自分で選ぶ。

0
2014年02月03日

Posted by ブクログ

一つのことに集中する。分かっているつもりだができない。できないならどうするか、それが書いてある。マルチタスク、バランス、意志の力、これらはすべて嘘という主張は興味深い。如何に、世の中に毒されていたかがよくわかる。

0
2018年11月12日

Posted by ブクログ

The One Thing:それをする事で他の全てがより容易になるか、不必要になる「1つの事」
マルチタスクは効率が悪い。何度そう言われてもマルチタスクの方が何でもこなせて格好良いし、同時並行で仕事が出来て凄いじゃん、という気持ちがあった。
でもそれは不必要な事を捨てきれない、というだけであった。
本当にすべき事を選択し、しない事を排除する。
・・・それでも色んな事がやりたくなる。そそられる。
そういう時は1つ1つ没頭してやりきる。やりきるまでは次に移らない。
そうか、One thing以外は習慣化させよう。

0
2018年08月14日

Posted by ブクログ

日々沢山のやることに追われて、本当にすべき事が見えなくなっている人に読んでほしい一冊。優しく分かりやすい言葉で、一点集中の効果と、その為のステップが解説されている。

0
2018年04月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

この本は一点集中の大切さについて丁寧に説明されている本でとても参考になった。

特にこのフレーズを毎日確認することで、人生がより充実すると感じた!
「それをすることで他のすべてがもっと容易になるか不必要になるような私ができる一つのことは何か?」

0
2018年02月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

マルチタスクが苦手、昔は深夜ラジオを聴きながら受験勉強みたいなこともやっていたが、結局あれは効率悪かったんだろうなと反省している。あれもこれもはできないくせにあれもこれもやろうとしてしまう落ち着きのない悪い生活をしていると思う。
この本はとにかく1冊を使って、ひとつことに集中して行動しろ、ということを提唱している。

それをすることで
他のすべてがもっと容易になるか不必要になるような
私ができる「一つのこと」は何か?

これがキーワードである。
たくさんある行動の選択肢から、これを見極め専心して行動する。当たり前のことだが難しいことだと思う。まずは意識していくこと。習慣化し、行動していくこと。

ささいな選択にもエネルギーを使う、だからこそ選択を容易にできるようにしておく、選択せずにすますようにしておく。ミニマルな生活シンプルな生き方の根幹につながる考え方だと思う。

まだまだ雑事雑念が多い生き方をしているなぁと反省、もっともっとやりたいこととやるべきことを絞り込んだ毎日を送りたいと思わせてくれた1冊。

0
2017年11月12日

Posted by ブクログ

大きな成功や成果をあげるには、そこへの道筋の第一歩である「一つのこと」を見つけ、それに集中して取り組むこと。
性格的にあれやこれやと目移りすることも多いので、「絞りこむ」ことの大事さを改めて感じた。
そして、「自分とのアポイントをすっぽかさない。」これにはギクッとさせられた。
テーマがわかりやすく、読みやすい良書。

0
2014年07月19日

Posted by ブクログ

クーリエ・ジャポンで紹介されていて知った。
自分の夢や目標を明確にし、着実に前に進むには考えをシンプルにする必要がある、と感じて読んだ。

この本自体、「ワン・シングを徹底する」という1つだけの結論からブレないので、読みやすいし、分かりやすい。

個人的には、図を見てドキッとすることが多かった。手書きが余計に染みる。やってるつもりでできていないこと多いんだろうなぁと反省できた。自分にとってのワン・シングをこの本のやり方で突き詰める予定。

0
2014年05月02日

Posted by ブクログ

著者は不動産会社を営むかなりの成功者のようです
成功者が語る生産性アップのためのライフハックとして、全部とは言えないまでも有用な示唆は多く感じられた

0
2014年04月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「一つのこと」に集中することの効用はよく理解できる。また、集中できていない状態を選択させる考えや状況も意識させられる。大きな展望や小さな的に集中するためには、「○○のために、それをすることで他のすべてがもっと容易になるか不要になるような、(単位期間:将来、次の5年で、~までに、今年、今月、今週、今日、いま)私ができる「一つのこと」は何か?」と質問し続けること。
「一つのこと」とは、いま集中して踏み出そうとしている一歩のことなので、次の「一つのこと」があってしかるべきだし、「一つのこと」以外に言わなければならないノーも、永久にノーを言い続けるわけでもないと分かって少し安心した。
大切な成功の秘訣と分かっていても「一つのこと」に集中し続けることを習慣化しようと決意するのは自分にとってはまだ難しそうだ。
14-46

0
2014年04月14日

Posted by ブクログ

すごく力強い語り口で単純な真理を説いていく。
とにかく的を絞る、それも一つにである、とても納得できる素晴らしい切り口だと思った。

・それをすることで他のすべてがもっと容易になるか不必要になるような私ができる「一つのこと」は何か?
・モチベーションは有限
・習慣化するのに平均66日かかる
・的を絞りこむ質問をする。大きく具体的に。
・ノーと言わないとやることが一つにならない
・質問の質がそのまま答えの質になる
・最高の自分を目指す

一つにすることが何故大事か、一つを見つけるための心がけは?、一つを実行するための工夫は。

分かりやすく、かつ実践的だと思いました。

0
2014年03月19日

Posted by ブクログ

「重要な一つに集中するのが大事」なのは分かってるから、「それ以外の雑事にどうやってノーと言うか」が本当は1番知りたいところ。

0
2024年12月10日

Posted by ブクログ

【きっかけ・目的】
 するすると読み続けられる文章だった。そうめんを食べた後のような爽快感だ。たまに翻訳ものではそういうことがある。今回のこの本も自己啓発本として個人の生産性を如何に高めるために一点集中が必要だと説いているが分別臭い文章ではなく本当に先に先に目をむかせるような文章だった。
 そして何のために一点集中するのかが重要で冒頭に「成功」を得るためにはどうするかというまずもって動機づけをはっきりさせている。
【感想】
 人生の成功、ビジネスの成功、いずれにしても日々の生活の中で膨大な業務を行っているとして全方位で臨むことが如何に愚かなことか。
 その愚かを正当化する6つの嘘を論破し読者の目の曇りを取っていく。

 成功を妨げる六つの嘘
 1.すべてのことは等しく重要
 2.マルチタスクは効率的
 3.規律正しい生活が必要
 4.意志の力は常に万全
 5.バランスのとれた生活が肝心
 6.大きいことは悪いこと

 ようは、一つのことにどのように集中すれば成功するのかということだ。
 自分の読んだ目的はたくさんあるすべきことを「どう管理して」「どう毎日タスクをこなすべきか」に対する答えを知りたかったがそうではなく「成功」するために「どう集中すべきか」が大事ということに気づかされる。自分はいつの間にか手段ばかりを追っていたようだ。
  目覚ましい成果を得るための方法論が最後の結論であるがよりよい人生を送るための啓蒙の書という風情があり納得感はとてもあった。

【終わりに】
 自分は長いことマルチタスク幻想にとらわれていた。それを軌道修正したくて読んだ。以前読んだSigleTaskも似たようなことであったがそれより随分と読みやすかった。翻訳物は訳者に左右されるが今回読んだのはまさしく以前、激しく感動した「2日で人生が変わる「箱」の法則」の訳者と同じ門田美鈴さんだった。本筋を逃さず日本人に理解しやすく書かれていることがうかがえる。

0
2023年05月20日

Posted by ブクログ

不動産で成功した人
の考え方

意志力は有限、とか2022現在では常識レベルな話も。
(原著は2012)

なぜ「一つのこと」に絞らなければならないのか。
最終的には幸福のため


●目的をもって生きる

「幸福は達成への途上で生じる」

心理学者マーティン・セリグマン
幸福の五つの要素

「ポジティブな感情と喜び」
「何かを達成すること」
「他者とのかかわり合い」
「何かに没頭すること」
「意義を見出すこと」
152


●寓話

『不思議の国のアリス』

「お願い、おしえて。私、どっちに行けばいいの?」

「それは、君がどこに行きたいかによるね」と猫が言った。

「どこでもかまわないんだけど」アリスは言った。

「それなら、どっちに行ってもいいさ」猫が言った。
158

0
2022年11月03日

Posted by ブクログ

1つのことに集中することで人生が劇的に変わるということを様々な角度から書いた一冊。

1つのことに長い時間集中すると目覚ましい成果を出すことができるということを平等やマルチタスクやバランスのとれた生活などを否定することや目標の決め方やそれ達成するためのプロセスなどが書かれており非常に面白い内容でした
1つのことに集中するために周りの環境を整えることや時間の確保など様々な誘惑に負けずに1つのことに多くの時間を費やすことが目覚ましい成果を出すことにつながることが本書を読んで理解できました。
また大きく考えそれを今の自分にできることにまで落とし込んで考えることも重要であることも知りました。
本書の中でも習慣として身につけるには平均で66日が必要になるという部分は印象に残りました。

最初のドミノを作るために優れた質問をして優れた答えを見つけそして1つのことに集中して人生をより良いものにしたいと感じた一冊でした。

0
2018年06月21日

Posted by ブクログ

ワン・シングはわかる。
でもそれをすることで必要となくなる他の何かがわからない。
やることが多すぎるからなのか…。
これについて考える時間を持たないとならない。

0
2017年12月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

著者は元不動産会社をやっていたビジネスマンのゲアリーケラーという方です。
優先順位をつける事、パレートの法則などの言葉はビジネスマンなら誰しも知っていると思われますがこの著書ではその考えを深化させたものです。
「目覚ましい成果はどれだけ的を絞れたかによる」
「一つの事は成功の核であり出発点である」
とまで言い切っています。

そうは言っても日常生活は色々な事をこなさないといけないし、成功するには色々なファクターがあるのではという疑問が浮かんできそうですがそれに対しても見事に答えています。そのパートがこの本の中で優れている事の一つだと思います。

①世の中の物事はパレートに限らず「原因と結果の不均衡」が見られ、成功する為には正しく物事をする必要があるが全ての事を正しく行う必要はない。
さらに著者はパレートの法則で絞り込んだ重要項目をさらに絞り込む事を勧めています。
②マルチタスキングによって仕事の切り替えという大きなエネルギーを消費しておりその功罪に気づいている人は少ない。
③成功とは長距離走ではなく実は分断された短距離走だ。←確かにと思いましたね。だって睡眠や食事で絶対に分断される。
④習慣は一つづつ身に着ける。およそ66日間で身につく
⑤④と関連するが意志の力は強大だが瞬発力はあるが休息が必要である。
⑥ワークライフバランスという言葉がある。ただあらゆる時間において中道を守る事は帰って危険。中道へ行くべき時と極端に走るべき時を知る事が真の知恵を生み出す。
ここは個人的に成程と思いました。この本のvalueのonethingと言えばここでしょう。この本を読んだ時スノーボードのグラトリを練習していたのですがスノボのグラトリのコツって「敢えてバランスを崩す方向に持っていく」んですよね。そこをバランスを戻そうとする時に大きな力を得るんです。ブレイクダンスのパワームーブもそうだし、この本に書かれているように優先事項を決定するという事自体にバランスを崩す事は含まれるんですよね。でむしろバランスを一時的に崩すのは奨励されるべき事であり結局それが「何時まで続くか」という事が大事だと思いました。
⑥大きく考える事。今日自分達が築くものは明日の自分達に力を与えるかもしれないが、「制限」する可能性もある。

人生は問い。質問の質が答えの質を決める。毎日毎日問い続ける事、それが一番身に着けるべき習慣かもしれない。

0
2017年01月09日

Posted by ブクログ

したいことを漫然とマルチタスキングするのでは、なにも身につかない。ひとつのことにしぼつて集中してやらなければ、なにもつかめない。最近気が散ってしょうがないのて読んでみた。シングルタスク頑張ろう。

0
2016年02月20日

Posted by ブクログ

つまり、常に自らに問い続ける習慣を最優先で身につけるべし、と本から受け取ったよ。先ずはそこだけに集中すると良さそうだよ。

0
2015年09月26日

Posted by ブクログ

ゲアリー・ハーラー著「ワン・シング」SB Creative(2014)
1点集中がもたらす驚きの効果。やるべき仕事は、常に1つ。日々膨大な仕事量に追われ、右から左にこなしていく。そんなやり方では大きな成功はない。ここ!という1点をみつけ、そこに力を集中すれば、あとはドミノ倒しのように目覚しい成果がもたらされる。全米で話題騒然の1冊ということで読んでみました。
*大成功を収めたとき、私は集中力を1つのことだけに向けており、成功にばらつきがあったときには、焦点も定まっていなかった。
*的をしぼるとは、したいことではなく、すべきことをするということだ。それは全てが等しく重要とは限らないことをしり、最も重要なものを見つけることである
。行動を望みとをしっかり結びつける方法でもあり、また、目覚しい成果は、どれほど的を絞れるかによって決まると気づくことである。
*自分1人で成功する人はいない。
*あまりにも多くのことをうけいれてしまい1つのことを集中できなくなる。
*茹でガエル、の話を聞いたことがあるか?これは嘘である。まことしやかな嘘である。俗説や作り話は長く言い習わされているうちに真実のように思えてくる。成功についての嘘の話があるということだ。
*「重要な考え」(1)的をしぼる、せっせと仕事をすることを重視してはいけない。成果をあげることを重視しなくてはならない。(2)突き詰める、ひとたび何が重要かが分かったのであれば、その中でもどれが最も重要かを問い続け、最後の1つになるまでつきつめよう。(3)ノーという、あとにしてくれ、お断りだ、ポイントは最も重要な仕事を終えるまでは他のどんなことにもいまはダメを提言することだ。(4)リストに、済み、の印をつけるゲームにはまってはいけない、物事が等しく重要ではないのなら、それを踏まえて行動しなければならない。
*新しい習慣をみにつけるには66日必要であった。
*全てに規律正しい人を目指さなくてもよい。
*1度に1つの習慣を身につける。
*それぞれの習慣に十分な時間をかける。
*バランスの問題は実は優先順位の問題である。バランスをとる、と優先順位を決めるに変えれば選択肢はいっそうはっきりする。
*私がこれまでで最も力づけられた瞬間の1つは、人生は問いであり、どう生きるかが答えなのだと気付いた時だ。自分自身はどのようにといかけるかで答えが決まり、結局それが人生になる。
*1つのことに集中し、生産性を上げる上で、何より著者が強調しているのが、目標を持って生きるということ。目標があれば優先すべきものが決まり、自ずと成功のサイクルに導いてくれる。

0
2015年03月26日

Posted by ブクログ

感想:タイトルがなんか面白そうで気になってた本。
成功するためには「たった一つのこと」をするだけでよい。余計なことはしない。「たった一つのこと」をやっていれば、ドミノ倒しのように大きな成功にむながっていく。

あれこれたくさん色々なことをしている人が成功するって思っていたので新鮮だった。それよりも自分が本当にすべきことがなんなのかを考えてそれを徹底的にやっていくことが大事。

図やイラストなどもたくさん使われており、イメージがしやすい。

0
2014年06月28日

Posted by ブクログ

バランスの問題は実は優先順位の問題である。「バランスをとる」を「優先順位を決める」に変えれば、選択肢はいっそうはっきりする。
目覚ましい成果を手にするには、物事の優先順位を決め、それに従って行動しなければならない。優先順位に従って行動すれば、必然的にバランスを欠き、一つのことに多くの時間を費やすことになる。
しかし、そのことは問題ではない。実際、そうならざるを得ないのだ。むしろ問題となるのは、どれほど優先順位に従っていられるかである。(p.87)

思うに、金持ちとは、自分の人生の目的のために働く必要がないだけの十分なお金が入ってくる人だ。
この定義は、それを受け入れる誰にとっても、難しい問題を提起していることに気づいてほしい。金持ちになるためには、人生に目的を持たなければならないわけだ。なぜなら、目的なしには、自分が「十分なお金」を持っているかどうかがわからないからだ。
より多くのお金を持つことが即、幸せにつながるわけではない。ある程度は確かにそうかもしれない。しかし、もっとお金を手にするためにやる気を持ちつづけるには、なぜお金が欲しいのか、はっきりとした理由がなければならない。
金儲けのためだけにお金がもっと欲しいと願っても、そこから幸せは得られない。金儲け以上の大きな目的があるときに幸せは生まれるのだ。(p.153)

ある心理学者の研究によれば、専門の道で名をあげた人が「才能に恵まれ」「天性のものを持ち」「天才」だというのは間違いだという。エリートたちは、長年にわたって規則正しい練習と熟慮を重ねているのだ。この研究によれば、名バイオリニストたちが他の人々と違うのは、20歳になるまでに一万時間以上の練習を重ねる点であり、これを「一万時間ルール」と呼んでいる。
多くのエリートたちは約10年で旅を完了する。ということは、入念な練習を一日に平均3時間、一年365日、一日もかかさずに行うということだ。(p.183)

「一つのこと」に的をしぼると、混乱は避けられない。最も大事な仕事に取り組んでいるあいだも、世界はじっと待ってくれているわけではない。世界は前進し、物事は山積する。あいにく、一時静止も停止もスロー再生もできない。
「一つのこと」に専念すれば、それだけ混乱が生じる。アカデミー賞に輝く映画製作者、フランシス・フォード・コッポラはこう言っている。「大掛かりに、あるいは激しい情熱を注いでつくりあげるものは、すべて混乱を招く」。大事なことは、混乱と戦うのではなく、受け入れることだ。(p.198)

0
2020年07月15日

Posted by ブクログ

一つのことに集中する。問題解決は唯一のことにある。自分が昔から皆さんにもお話している内容と重なる部分も多い1冊です。

0
2014年02月25日

「ビジネス・経済」ランキング