石田スイのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
最期の五里の話、おまけ漫画的に入っているが、五里が亜門を想って作った「腹下しドーナツ」を一嗅ぎしただけで「食ってはいけないもの」と決断し、「せーどーとかにあげるです」と瞬時に具体案を思いつく什造の勘の良さがツボっちゃって(笑)。
人肉嗜好の人間が喰種を手先にして獲物を得ていたと言う話があって、それ読んでると、警察組織内の特別部隊ではなくCCGが別個の捜査組織として存在するのは、警察と連携を取らなくてもいい、と言うスタンスだからだろうし、別個の存在することが望ましいとされているからだろう。文体は石田スイさんの世界観と全く同じレベルとは言い難いが、文字通り「空白」の間の彼らの生活の一端が覗けるので -
Posted by ブクログ
己の戦う理由を胸に各キャラがぶつかり合うのは見ごたえがあります。瓜江あんま好きじゃなかったんですが「こんなにがんばってるのに…」の場面でちょっと見方が変わってきたり。トオル優しいよ!
しかし群像劇を追って、将棋みたいに全体を俯瞰しながらあっち攻めてこっち守ってと頭を切り替えていくのが結構集中力が要ります(マンガ読んでるのに何か違うゲームやってるみたい)。そして謎が全然すっきりしないというかむしろ増えてきてるので何かもっとヒントくれよーともやもやです。
キャラ5・構成2~3という悩ましさでとりあえず3評価。あと4コマの鈴屋班も面白かったので星4で。ヒナミも何とか脱獄できないか気になる。 -
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