himesuzのレビュー一覧
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購入済み
帝位争奪への要石
対ハイブリタニア戦争が前巻で決着し、今巻から本格的に動乱の中皇帝の座を狙う政治的な戦いが始まります。
これまで寄り道的に語られた人々が一同に会し、現状と理想の両方を見据えて理性的に話し合うさまは、いやおうなく今後への期待を煽ります。
前巻から間が空きましたが、焦らず大事に書いていってほしいですね。
なお、本書で触れられた庶子の王と王妃の物語は、本書と同時発売の最終巻で完結した野村美月さんの「楽園への清く正しき道程」です。繊細でかわいらしいハレムラブコメでこちらもおすすめです。 -
購入済み
超すごいの見せられたw
あえてストーリーには触れません。個人的な感想…超すごいの見せられた(@@;)
「超すごいオ◯ニーを見せつけてやるわよ!」とこの作者は言ったかどうか知りませんがw
ストーリーや会話などの間に入る設定や事象説明の長いこと…作者は黒猫かっ!
その辺を飛ばして読むかどうかで貴方の厨二病の進行度合いがわかります。
間違い無くこの作者に取っては黒歴史の闇黒聖典になるでしょうw
ふ… -
Posted by ブクログ
レジス率いる第四軍は海戦に勝利した。
しかしハイブリタニアの補給部隊はすでに出発した後だった。
補給物資が届いてしまっては帝国は負けてしまう。追っかけてぶっちめるぜ!な7巻。
内容的には、まあ、王道と言うか、鉄板と言うか、わかりやすくて親切。
「大量の樽に満たされた水を用意した」という最初の文章で、なんとなく展開が読めた。
「射程距離の長い新式銃の脅威」「自然科学の知識」「大量の水」と揃えば、まあなんとなくイメージはわくというもの。
さらに、細々と伏線を張りつつ戦略を進めるので、読み手としては驚きはない。
ただ、作者は別に読者を驚かせようって気はないんだろう。
奇を衒わず、一つ一つネタをばらしながら物語を進めるので、まあ意外性はないけど安定はしている。
で終盤まで読んで思ったんだけど、防衛戦でラトレイユ、何にもしてないじゃん。
なんか第四軍から勝利の報がもたらされたときには涙を流して喜んでたけど、こいつ自身はホント何にもしてないよなぁ。
本当なら、ラトレイユとオズワルドの間でお互いの能力を認めあるくらい智勇の衝突が描かれるはずだったんじゃないかな?と思うだけど、ページの都合でばっさりカットされてしまった予感。
おかげで、敵役であるはずのラトレイユがますます小物臭くなってしまった。
基本的に話の流れがわかりやすく、読者の予想を裏切らない、というか、予想通りの展開を描いてきた7巻。
作者はこのあとがきで「最後の展開は予想できなかったのではないか」と言っているけど、予想できなかったというよりも荒れ球を放り込んできたなぁって印象だった。
展開、というか結末としては予想の範囲内だけど、そこに至る過程が急に乱暴?性急に進められた印象。
「色に狂った老皇帝」みたいな要素は、この小説のオマージュ元である銀河英雄伝説の皇帝も抱えていた要素なのでわかりやすい。
ただ、その銀河帝国の皇帝は意外と深みのある人物だったので、ベルガリア皇帝にしてもその寵姫にしてもなんか安っぽく退場したなって印象にしカならなかったのはちょっと残念。
でもまあ、色々と設定がうるさいと読むのが面倒くさいからこれくらいお手軽の方が気楽ではある。
レジスは似非ヤン・ウェンリーでパチモン臭すぎてイマイチ好きになりきれないから、やっぱりここはひとつ、バスティアンにがんばってもらいたいねぇ。 -
Posted by ブクログ
良質で読みやすい戦記ライトノベル。
むらさきゆきやは好きだし、このシリーズもなかなか楽しめる。
ただ、どうしても主人公レジスの似非ヤン・ウェンリーっぷりが鼻につく。
色々許容できても、ひとつだけどうしても納得できないのがやっぱり「ただ知っているだけ。本で読んだから」って理屈。
前にも感想で書いたかもしれないけど、歴史に学んだヤンと、創作物語に学んだレジスでは竜と蛇、いやミミズほども違う。
いくらフィクションとは言え、歴史を下敷きに軍略を考えるヤンと、創作物語を下敷きに軍略を考えるレジスとでは大きく異なる。
もちろん、異なっていい。いいんだが、所詮創作物語どおりのことしかしていないレジスが常勝無敗をうたうのは無理がある。
レジスが下敷きにする物語ってのは娯楽性のあるものなので、現実に即さない。
こんなものを当てにして軍略を考えるなんて荒唐無稽。
ハリウッドなら最後は奇跡が起こって万事解決ってなもんだ。
99%世界が滅ぶって場面でも1%の奇跡が起こって救われるのが物語の世界。
リアリティよりも娯楽性、読んで面白い、楽しいことが前提とされるのが物語の世界ってヤツで。
そんなものを下敷きにしているレジスどこまで行っても道化者だし、このままのスタンスで物語を続けていくのは難しいと思う。
思うんだが、これはそういう物語。
結局、最初の最初の設定で間違ってるとしか言いようがないし、さらに言うなら俺が読むのが間違っているんだろう。
そこまでわかった上で、そのあたりに目をつぶれば十分楽しめる。
ただ、わかっていても鼻につく、臭い、惜しい。(笑)
まあ、続きにもまだ期待している。
けど、むらさきゆきやにはもっと萌え系のほかのシリーズをがんばって欲しいかなー。
銀弾の銃剣姫の第二部とか。
アルティーナも戦記モノとして十分なクオリティがあるんだけど、どうしても先述したレジスの設定の「失敗」が残念でならない。
どうせヤンに似せるなら普通に「書物と歴史から学んだ」ってしておけばよかったのに。
「物語で知ってるだけ」とか、ピエロ過ぎる。
それはそれとして。
この6巻でも、5巻でもレジスがこんな台詞を言っている。
「世の中につまらない本なんかない。つまらないと思えばどんな本でもつまらないし、面白いと思えばどんな本でも面白いものだ」みたいな感じの台詞。
同感だが、ラノベ作家がこの台詞を履いていると思うと、ちょっとあれだね。言い訳っぽく聞こえるね。
いや、言ってることは正しいんだけどさ、あんまり作家の口から聞きたい台詞じゃないっつーか。 -
Posted by ブクログ
評価:☆4
覇剣の皇姫と、読書狂の青年が織り成す覇道戦記ファンタジー第4弾!(大嘘)
上の紹介文とは違って今巻の主役はバスティアンとエリーゼ。
オズワルドとマーガレットの策略から、次期王女候補のエリーゼを守るバスティアンという構図ですね。
いつの時代も女の子を守る男の子というのはいいものだ。
それにしてもバスティアンの身体能力がファンタジーの領域なのが読んでて気になったw
宝剣振り回すアルティーナといい、皇族の身体スペックおかしいと思うのw
人種の違いから、傍にいれないことに気づき、手紙も残さずに去るバスティアンが切なかった・・・。
匿ってくれた要塞のブルーノカルノ司令にも裏切られ、橋の上でオズワルドと決闘して勝利、その後川に飛び込んだわけですが・・・これ決闘する必要あった?w
今しかねぇ!とか言ってたけど・・・橋の中央まで行ってから飛びたかったのかね?そうだとしても闘う必要はあったのかという疑問。
隙をついたってことなのかね。
まぁこまけぇことはいいんだよ! -
Posted by ブクログ
ネタバレ評価:☆4
覇剣の皇姫と読書狂の青年が織り成す覇道戦記ファンタジー第二弾!
今巻は一巻の続きの蛮族との戦いと、難攻不落の要塞攻略がメインですね。
要塞を落とせという命令が下り、逆らえば逆賊扱いというピンチに陥るアルティーナ達。作戦があるというレジスだが・・・?
大砲の使い方にはなるほどなぁと感心。
それでも多勢に無勢なんじゃないの?ってぐらい差があった気はするんですが、そこは奇襲効果ということでしょうかw
アルティーナの演説は良かったね。
危なげなところもあるけれど、求心力は感じる。
レジスの軍師としての活躍も見れたし、面白くなってきたんじゃないかな。
あと2巻で既にジェロームがただのツンデレになっててわろたwww
「アルティーナは迷ったときだけ訊くんです……彼女のなかで正しいと確信してるときは、誰に反対されても実行します。そういう子ですから」 -
Posted by ブクログ
ネタバレ評価:☆4
覇剣の皇姫と、読書狂の青年が織り成す覇道戦記ファンタジー。
最近人気の戦記モノですね。
主人公が戦略担当ってところでどうしてもアルデラミン思い出しちゃうw
ただちょっと濃厚さが足りないというか…主人公であるレジスもそこまで才能感じない。
本人も自信ないって言ってるけど、そんな一目置かれるような"軍師"って感じじゃないのよね。頼りない。
アルティーナも気概はあるけどまだまだ小娘といった感じ。
ただアルティーナの場合はこれから成長していく(よね?w)と思うのでそこはOK.
しかしバカでかい大剣振り回してるくせに体力ないってのはちょっと納得いかんw
悪くないんだけどところどころ気になったかな。
やっぱ一番はレジスの有能描写。これは次巻以降に期待したい。