【感想・ネタバレ】覇剣の皇姫アルティーナIIIのレビュー

戦闘にはまるで向いてない落ちこぼれた軍人、それが主人公、レジス。そんなレジスが士官学校で唯一得意だったものは、生きがいの読書で得た知識を活かした軍略。その知識を見込まれたレジス、紆余曲折を経て辺境連隊に呼ばれ…。
そんな、ある意味では主人公らしくない一面を見せる彼が活躍していく戦記物がこの覇剣の皇姫アルティーナです。
この物語の面白さの一つは爽快な勝ち方!戦術書から仕入れるだけではなく、ときには空想の物語から裏に隠れる戦術を見いだし、真正面から立ち向かうのではなく勝利をもぎ取っていく軍師としてのレジスは圧巻。レジスを呼んだ辺境連隊の司令官やお付のメイドからの熱視線にも納得です。
むらさきゆきやさんの繋がりの良い物語の進み方も相まって読み進めるのが楽しくなってくるこの作品。ぜひ楽しんでください!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

3巻では戦争からちょっとはなれ、宮廷内での権力・派閥争いに焦点が当てられている。
派手さはまったくないが、他の戦記ラノベとはちょっと違う異色の作品になりつつある。
白狼の追撃をかわすシーンで「司令官が間抜けだったから」という理由をつけてきたところにちょっと好感。
こういう作者の機微は好みだったりする

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2013年12月31日

Posted by ブクログ

辺境に追いやられた皇姫アルティーナと読書狂の青年レジスの覇道戦記ファンタジーの第3弾
今回は建国記念祭におけるアレコレ

ラノベっぽくない内政の話で最後の方までこんな進め方でいいの?と思ってたけど、最後はレジスっぽさがでて楽しめました。
登場人物も増えてきたので最初のページで人物紹介があったのもよかったし、続き物なので前回までのあらすじを振り返ってたのもよかったですね!

個人的にはクラリスの存在がいいなと思う。
色々中和してくれているので戦記物なのに固くなり過ぎないんだろうな。

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2014年08月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

評価:☆4

覇剣の皇姫と読書狂の青年が織り成す覇道戦記ファンタジー第3弾。

今巻は宮廷での後継者を決める権力闘争というラノベでは一風変わったお話。
皇族と貴族の思惑がぶつかり合います。
オーギュストの真実とか13メートルジャンプとか突っ込み所はあったけどまぁ面白かったかな。
レジスの策がハマりアルティーナの立場がググッとアップ。どんどん目標に近づいていってていいね。

しかしアルティーナはもうすっかりレジスにデレデレだね。
一軍の長としてあれはどうなんだろうと思わなくもないw

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2014年04月17日

Posted by ブクログ

この作者はすごく上手だが
小説書きというより構成作家や編集のように
他者の作品に手を入れるほうが向いているのでは
それくらい場面描写の取捨選択が抜群にうまい
素晴らしい
小説としてはふつう

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2018年10月26日

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