【感想・ネタバレ】覇剣の皇姫アルティーナIVのレビュー

戦闘にはまるで向いてない落ちこぼれた軍人、それが主人公、レジス。そんなレジスが士官学校で唯一得意だったものは、生きがいの読書で得た知識を活かした軍略。その知識を見込まれたレジス、紆余曲折を経て辺境連隊に呼ばれ…。
そんな、ある意味では主人公らしくない一面を見せる彼が活躍していく戦記物がこの覇剣の皇姫アルティーナです。
この物語の面白さの一つは爽快な勝ち方!戦術書から仕入れるだけではなく、ときには空想の物語から裏に隠れる戦術を見いだし、真正面から立ち向かうのではなく勝利をもぎ取っていく軍師としてのレジスは圧巻。レジスを呼んだ辺境連隊の司令官やお付のメイドからの熱視線にも納得です。
むらさきゆきやさんの繋がりの良い物語の進み方も相まって読み進めるのが楽しくなってくるこの作品。ぜひ楽しんでください!

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Posted by ブクログ

今回は登場人物や舞台が一新され、物語が別の視点で進む。
主人公はベルガリア帝国の第三皇子バスティアン、ヒロインはそのクラスメイトのエリーゼに。
舞台はベルガリアを離れ、隣国ハイブリタニアとなる。
話の筋としては、姫を守る騎士(皇子)の逃走劇でわりとオーソドックスなものになっている。
人間離れした力を持つ超人的な少年主人公が、少女を守って色々がんばって戦うって感じの、ラノベ的には極真っ当なお話。
主人公のバスティアンも、ヒロインのエリーゼも、どこにでもいるラノベキャラって感じだけど、好感度は割りと高い。
シリーズ全体的に見ると、視点があちらこちらにシフトしすぎて焦点がぼやけてきている気はするけど、長編的に考えるなら必要なお話だったんだろうね。
今後、各キャラの物語がどのように収束していくのか、楽しみではある。

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2013年12月31日

Posted by ブクログ

辺境に追いやられた皇姫アルティーナと読書狂の青年レジスの覇道戦記ファンタジーの第4弾
今回は、番外編的な回、隣国のお話。

いつになったら本編始まるの?と思って読んでいたら最後までなし(笑)
多分、次の話への元となる所なんでしょうけどね。
ファンタジーの王道の展開だし、ラノベ特有の軽さは残していて面白かったけど、レジス達の話を読みたかったな。

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2014年11月01日

Posted by ブクログ

評価:☆4

覇剣の皇姫と、読書狂の青年が織り成す覇道戦記ファンタジー第4弾!(大嘘)

上の紹介文とは違って今巻の主役はバスティアンとエリーゼ。
オズワルドとマーガレットの策略から、次期王女候補のエリーゼを守るバスティアンという構図ですね。
いつの時代も女の子を守る男の子というのはいいものだ。

それにしてもバスティアンの身体能力がファンタジーの領域なのが読んでて気になったw
宝剣振り回すアルティーナといい、皇族の身体スペックおかしいと思うのw

人種の違いから、傍にいれないことに気づき、手紙も残さずに去るバスティアンが切なかった・・・。
匿ってくれた要塞のブルーノカルノ司令にも裏切られ、橋の上でオズワルドと決闘して勝利、その後川に飛び込んだわけですが・・・これ決闘する必要あった?w
今しかねぇ!とか言ってたけど・・・橋の中央まで行ってから飛びたかったのかね?そうだとしても闘う必要はあったのかという疑問。
隙をついたってことなのかね。

まぁこまけぇことはいいんだよ!

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2014年05月18日

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