梶原にきのレビュー一覧
-
-
-
-
- カート
-
試し読み
-
-
Posted by ブクログ
最近、久しぶりに読み返しました。
最初は中学生の頃リアルタイムで読んでたので、特に不思議に思わなかったのですが、この表紙がコバルトのコーナーに積んである光景を想像すると、ちょっと面白いなあと今更思いました。
絶対浮いていたのだろうと思います。この色彩といい、シチュエーションといい、タイトルといい…。
軍隊とか陰謀とか、少女小説ではあまり扱わないジャンルですよね。
当時は根の暗い子供だったので、のめりこんでかなり影響を受けましたが、なかなかテーマが根本的で重たくて、歳をとった今でも読み始めると真剣に読んでしまいます。
戦場が舞台ですが、基本的には人間の内面を主題にした、やはり少女向け小説だと思 -
Posted by ブクログ
紅の豚的世界です。
テーマソングは、Love PsychedelicoのHappiness。
ピロシキのシーンから、ずっとバックにかけてエンドロールに使って欲しい。
ちょっとネタバレ↓
ピロシキのラストシーンは映画のように鮮やかな表現でした。
てか、あまりに読んだのが昔でそれくらいしか印象に残ってry
いやしかし、目に焼き付いて離れないのです。須賀先生、お見事。
以上ネタバレ↑
日本にとって、明治以降の大戦は悲劇でしかない。
でも、他の国にとっては、
国民的英雄が何人も誕生したいわば”戦国時代”
に相当するのかもしれない、ということ。
(日本人はこれを責められない。
なぜなら、日本人は