大下英治のレビュー一覧

  • 高市早苗 愛国とロック

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    当初の予定よりは1年ずれたけれど、総裁選に勝利した高市早苗衆議院議員についての評伝。
    本書も、1年寝かせてしまったが、総裁選に勝った今のタイミングで読んだ。一言で言えば、破天荒な人生である。また、母ちゃんがスゴい!身重で犯人を全力で追ったというエピソードだけでおなかいっぱいである。その母にして、この娘ありと言ったところなのか、高市早苗の一番の魅力は、その「胆力」であり、胆力に裏付けられた政策力である。安倍元総理の魂を引き継いで、是非とも日本のリーダーになってほしい逸材である。

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    2025年10月07日
  • 高市早苗 愛国とロック

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    高市さんの政策についての書籍はいくつか読みましたが、半生については読んだことがなかったので、購入しました。印象に残ったのは、高市さんが、松下政経塾に所属していた頃、アメリカの下院議員であるシュローダーさんに会うために、議員会館を訪ねたところです。とてつもない熱意と行動力に驚嘆と敬意を感じました。また、その後はアメリカ連邦議会のコングレッショナルフェローになるため、いろいろな分野を勉強し、その成果をレポートにして、全スタッフのボックスに放り込んだとのことです。現在の高市さんの行動力、政策立案能力はこの頃から培われたのかなと思いました。翻って最近は、石破政権の媚中政策に対して、声を上げない、ガス抜きだと非難する声がSNSで一部出ていますが、やめてほしいと考えています。高市さん一人でできることは限られているので、今こそ、保守系の政治家が、細かいことで歪みあったりせず、一致団結して、声を上げてほしいです。政治に興味のある人におすすめです。

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    2025年01月13日
  • 大宏池会の逆襲 保守本流の名門派閥

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    大下英治の著作は床屋政談の印象があるため、あまり読むことはなかったが、岸田文雄を題材にしているというのことで読んだ。岸田文雄の生い立ち、安倍晋三や宏池会の仲間との関係等、まだ「政治史」と呼ぶには時期尚早な情報を得られるのは床屋政談ならではである。関心のある題材であれば、こうした本も読むのも悪くないかもしれない。

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    2025年01月05日
  • ハマの帝王

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    ー わたしのいちばん好きな言葉は、『知ることは愛することだ』という一言です。そして、二番目に好きなのが、アナトール・フランスがいった『もしもわたしが神様ならば、青春を人生のいちばん終わりに持ってくるだろう』というすさまじいまでの青春への追憶であり、憧憬の言葉です。

    知ること―これは、すべてについて、その追求が深ければ深いほど、深い『愛』につながるでしょう。人に対して、物に対して、そして、技術、文学などの創作活動に対しても。小さな世界としてみるならば、みなさんが港湾カレッジを通じて知り得た港、そして自分…。知ることが永遠の愛に昇華するよう、まず知ることに青春を傾注することが、『青春を人生のおわりに持ってくるだろう』という追憶を、将来、少しでも希釈することにつながるのではないか。

    今年で卒業のみなさんには、どうか本当に『短い青春は今なんだ』ということを、再認識していただき、貪欲に自分、港を知り、愛し、青春のエネルギーを燃焼させていただきたい。すべてを知ってからの青春はすばらしい、過ちもない、しかし、それはあり得ない。二つの言葉を贈って、みなさんの門出の祝福といたします。 ー

    善く生きるという事、そしてリーダーシップとは何かと言う事を学べる作品。
    自分が動くべき時に動ける事、これが、リーダーシップの本質なんだと思う。

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    2024年11月23日
  • 百円の男 ダイソー矢野博丈

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    ネタバレ

    ダイソーの矢野社長が成功した理由は下記の通りだと感じました。
    ①無駄な浪費をしない
    経営者は成功すると高級車に乗るなど、散財することもありますが、矢野社長は節制していた点が成功した理由の一つだと思いました。

    ②販売価格が100円に固定されている
    販売価格は100円という縛りがあるからこそ、生産流通において、徹底的なコスト削減をしていたことも会社の無駄な経費がかからなくてよかったのだと思いました。

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    2024年04月02日
  • 悲しき歌姫 藤圭子と宇多田ヒカルの宿痾

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    1970年 熱い日々をおくっていた青春。
    1969年9月25日。藤圭子は『新宿の女』でデビューした。「演歌の星を背負った宿命の少女」。
    売れたレコード枚数 88万枚。
     私が男になれたなら
     私は女を 捨てないわ
     ネオンぐらしの 蝶々には
     やさしい言葉が しみたのよ
     バカだなバカだな だまされちゃって
     夜が冷たい新宿の女。
    1970年2月5日 『女のブルース』売れたレコード枚数 100万枚。
     女ですもの 恋をする
     女ですもの 夢に酔う
     女ですもの ただひとり
     女ですもの 生きていく
    1970年4月25日 『圭子の夢は夜ひらく』売れたレコード枚数 90万枚。
     15 16 17と
     私の人生暗かった
     過去はどんなに暗くとも
     夢は夜ひらく
    1970年7月25日 『命預けます』売れたレコード枚数 70万枚。
     命預けます
     流れ流れて東京は
     夜の新宿 花園で
     やっと開いた花一つ
     こんな女でよかったら
     命預けます。

     19歳の藤圭子の低音のハスキーボイスで、凄みがあり、影があり、不幸な女がたどりついた最後の男に命を預ける。その4曲で、全てを出しきってしまった。作詞は石坂まさを。1970年念願の紅白出場、そして、前川清との結婚。あまりにも幸福な姿に、不幸の味は消えてしまう。1年で、前川清と破局。本当はロックが歌いたかった。アメリカに行く。そして、1982年再び結婚。1983年1月。宇多田ヒカルを産む。ヒカルを天才だと言って売り出す。1998年15歳の宇多田ヒカルが歌手デビューする。2013年8月22日 62歳。新宿6丁目にある高層マンションの13階から飛び降り自殺をする。新宿の女で始まり、新宿で死ぬ。壮絶な生き方としか言いようがない。都会の孤独の象徴のような生き方をする。
     父親は浪曲師、母親は瞽女であり浪曲師。巡業中の岩手県一関市で生まれる。3歳の頃北海道旭川市に定住。両親は巡業を続けるが、貧しい家庭だった。流しに幼い頃から、母と出ていた。15歳の時、岩見沢の雪まつり会場で北島三郎の『函館の女』を歌い、目に留まる。上京し、石坂まさをと出会い、二人は懸命の努力をして、レコードレビュー。石坂まさをは、藤圭子の中に何かがあると思った。
     この本を読んで、藤圭子、そして宇多田ヒカルのことを知る。歌を歌うことの定めのようなものがある。自己主張は明確。好き嫌いのはっきりしていた藤圭子。したくないことはしたくないという。
    藤圭子は、藤圭子なりに、1970年を走り抜けた。ある意味では、「生きづらさ」をはっきり歌った歌姫だった。読み終わって、なんとも言えない気分となる。宇多田ヒカルに「あなたはいったいどういう人間なのか?自分のことをどう思っているのか」と聞かれたら、「人でありたいという気持ち意外考えたことなかった」という。ふーむ。なるほど。
    #大下英治 #藤圭子 #石坂まさを #宇多田ヒカル

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    2023年07月19日
  • スルガ銀行 かぼちゃの馬車事件

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    数年前とても話題になっていた事件だったので、経緯を知りたいと思い読んでみた。
    日本金融史上稀に見る勝利には、弁護士が優秀だったからだけではなく、弁護士と被害者が一種の友情のような、強固な信頼関係を構築したうえでの勝利だった、ということが熱く語られているように思う。
    いい意味で想像を裏切られ、少年漫画を読んでいるようでワクワクさせられた。

    事件当時は、騙されるのも自己責任だと相当なバッシングを受けていたであろう被害者の方々、想像を絶する苦痛だったと思う。
    絶対的に騙す方が悪いのだが、自己責任論は根強い。
    その状況でも河合弁護士を信じ通し、信念を曲げずにデモを行い、抗議をし、この勝利を勝ち取った被害者の方々には、自分の正しさを決して諦めないこと、そして貫いた先に大きな成果が待っているのだと教えてもらった気がする。

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    2023年01月25日
  • 石原慎太郎伝

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    「石原慎太郎」と言えば、大変に著名な人物であるが、2022(令和4)年に89歳で他界されたところである。それを受けて「“石原慎太郎”?」という問いへの回答を試みようとしているのが本書であると思う。
    著者は、様々な分野で当事者や関係者の話しを丹念に聴き込んで綴るライター、或いは作家として長く活動を続けている方だ。大変な著名人であった石原慎太郎御本人とも面識が在って、何度も「1対1」で話している経過も在る。編集者を伴って、雑誌記事向けのインタビューを行って、その後に編集者が帰ってから「一寸、話さないか?」と一緒に食事をしながら話したというような経過さえ在ったことが本書にも綴られている。
    そんな方が、御自身による取材やそれに依拠して過去に発表していたモノ、或いは様々な出版の中に在る御本人の言、御本人の周辺に在って深い関与をしていた人達への取材等、色々な情報源によって「石原慎太郎」を語ることを試みているのが本書ということになる。そして本書は、多分「石原慎太郎」というテーマの“決定版”的な光さえ放つ一冊だと思った。現在時点で「“石原慎太郎”?」とでも思うなら、「とりあえず、この本を読め!」と言っても善いと思う。
    本書では、大人気作家となって行った経過、その前史たる一橋大学の学生であったような頃、「同時代の人気作家」として交流が在った三島由紀夫との挿話、御自身の小説を原案とする映画出演を契機に芸能活動に身を投じて大スターになった実弟の石原裕次郎の事等が前半に在る。そして「政治家」として、様々な立ち位置で色々な活動を展開した経過へ続く。
    「政治家」としてということでは、色々な論争を巻き起こしながら、果敢に諸課題の問題提起を行って活動した東京都知事を務めていた時期の事柄に紙幅が割かれている。毀誉褒貶は当然在ろうが、所謂「石原都政」の時期に提起された問題は「その後?」ということで、現時点でも「未完?」という要素が多いような気もする。そして「築地市場の移転」ということで、後に小池百合子知事が登場した頃に色々と揉めた経過が在ったが、小池百合子氏の父と石原慎太郎との間に個人的な交流が在ったというような経過も本書では紹介されている。
    本書の終盤の辺りでは、晩年近くに発表し、色々と話題になった著作を巡る話題が取上げられている。正直、未読のモノばかりであったが、大変に興味を覚えた。
    最終盤には、国会議員時代に「同志」というような感で共に行動することが多く、同時に「長年の友人」であった亀井静香の証言が引かれていて、何か心動かされるモノも在った。
    本書に興味を覚えた前提として、『三島由紀夫 石原慎太郎 全対話』を、今となっては「歴史…」というような感じの昭和20年代から昭和40年代に「一定の存在感を示して輝いた文化人」という感で在った2人の作家の肉声の記録として、大変に興味深く拝読したということが在った。本書はその「文化人」ということに留まらず、「政治家」という側面にも大いに光が当たっている訳である。
    昭和から平成を駆けた著名な方が他界という中で「移ろう時代」を実感せざるを得ないが、その著名な方に関して「真正面から可能な限りに説く」という本書のような一冊は大変に興味深い。広く御薦めしたい。

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    2022年05月29日
  • 論語と経営 SBI北尾吉孝 上 激闘篇

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    革新を続けるSBIを先頭で引っ張る北尾社長のこれまでの経歴や、考え方が良くわかる本。
    あまりこの手の本は読まないタイプだったが、本書は非常に面白く、一気に読めた。

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    2022年03月24日
  • スルガ銀行 かぼちゃの馬車事件

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    本書は金融庁幹部に地銀の優等生と褒められた経緯のある地方銀行と天才詐欺師、それに群がり、結託した不動産会社・建設会社らの詐欺行為によって多額の借金を背負わされた被害者たちの戦いの記録です。本書の主人公の一人ともいえるSS被害者同盟のまとめ役リーダーと河合弘之弁護士の出会いが借金帳消しという勝利につながる運命の偶然というものに読んでいてとても感動しました。被害者の方たちの集まりにおいても組織の意思統一が難しく、時には組織そのものの存在をも脅かすこと、そしてそこをついてくる相手方(詐欺行為をした加害者側)と本書で描かれた事件の事実・経緯をたどっていくと本書で描かれた勝利へのサクセスストリーが平坦の道のりではなかったとひしひしと伝わってきました。
    いつの時代も人の心の隙間につけこんでくる天才詐欺師というのは世の中に現れるので平穏な毎日が当たり前ではないと再認識させられた一冊でした。

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    2021年09月12日
  • スルガ銀行 かぼちゃの馬車事件

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    地銀の優等生等と虚像を振りまいてきたスルガ銀行の、投資目的不動産に対する融資事件。その被害者弁護団の活動を追跡した記録です。普通のサラリーマン達が銀行に戦いを挑み、最終的に前例の無い代物弁済=借金帳消しを勝ち取ったドラマのような実話を楽しめました。

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    2021年06月07日
  • スルガ銀行 かぼちゃの馬車事件

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    行き過ぎた資本主義の弊害の1つのパターンに見えた

    当事者の方々には大変な道のりだったことは理解しているが、それを読み物としてしっかり被害者に感情移入させ共に勝利を勝ち取ったかのような感覚にさせた著者の力量は素晴らしいと感じた




    余談になるが興味深かったのはバイキング(フジテレビ)とスッキリ(日本テレビ)のメインキャスターによる発言の対比。
    加藤浩次さんは現在テレビ東京で放送されてる『巨大企業の日本改革3.0「いきづらいです2021」~大きな会社と大きな会社とテレ東と~』を見ていても頼りになるアニキ感があるし、俗にいう加藤の乱もそこに繋がっているんだなと思った。それだけにあの行動が大きな変革を実現させられなかったのは正直悔しい。

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    2021年06月03日
  • 自由民主党の深層

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    自由民主党の深層 大下英治著

    この本のタイトルだけを見たら、恐らく読もうという気にはならなかったかもしれません。

    実は今、他の電子書籍を読んでいる最中ですが、タイトルは「安倍晋三 安部家三代 」大下英治著という電子書籍です。

    ちょうどタイミングよくこの自由民主党の深層に興味がわいてきたことが、この本を読んでみようと思った一因です。

    ご存知の通りつい最近、長きにわたって日本の政治を司ってこられた安倍晋三氏が、体調不良が原因となって首相の座を明け渡さざるを得なくなり首相が交代しました。

    以前から思っていたことですが、なぜこんなにも長い間自由民主党の中にあって、トップの座を占めることができたのか、多くの問題はありましたが、それでもほぼ順調に日本の国民を先導してきた安部さんの、どんなところがそれを実現できたのか、を知りたいと思っていました。

    今のところはすべて読んだだわけではありませんので、あまり詳しくはお伝え出来ませんが、この本では自由民主党の歴史というか、大きな政治の流れがある程度わかってきた気がします。

    それと同時に昔の自民党の政治家たちは、最近の代議士たちと比べても、実に筋が通っていた気がします。

    すべてとは言えませんがやはり国民の望んでいることを良く理解して政治を行ってきた人たちが多くいたこと。派閥というものを実にうまく利用してともすればバラバラになりがちな党内の様々な意見を吸収することで、うまく国民の支持を得てきたと思います。

    自民党支持者はもちろんのこと、そうでない人にも、面白い内容ですのでまだご覧になっていらっしゃらない人に、お勧めしたいと思います。

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    2020年10月01日
  • 内閣官房長官

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    官房長官として、政治家としての菅さんの行動を追った良書。綿密な取材に基づかれていると思われ、かつ、場面場面のイメージしやすく、一気に読んでしまった。

    総理を立てる参謀として黒子に徹し、政治家としての信念に係わるところは敵を作ることになっても折れず、とはいえ気遣いを忘れない。菅さんの人間としての魅力なども垣間見れて非常に興味深い。

    自らの仕事に実直に取り組むことは、決して簡単なことではないのはよくわかる。見習うべきところは素直に見習いたいと思う。

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    2020年09月27日
  • 内閣官房長官秘録

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    菅さんの凄さやこれまでの経歴、生い立ちが分かる。何も知らず政権や政治の批判ばかりしている人はこの本を読むなり、もっと勉強するした方が良い。

    地盤を譲ってもらった楽な選挙を選ばず、お金がなくても地盤がなくても強靭な意志とたゆまぬ努力があれば何事もなし得ることを実現させた。

    NHK受信料は年間16,140円。衛星受信料も含めると年間27,480円。衛星放送がスタートした平成元年と比べると地上波、衛星ともに年間4000以上値上がりしていた。NHKの受信料実際に払っていたのは32,000,000人にとどまり約10,000,000人が支払っていなかった。結果平成23年10月末、NHKは平成24年から26年の頃計画の中で受信料値下げを発表。受信料の約9%となる年間2440円継続振り込み支払いで年間840円の支払いが実現した。受信料の値下げはNHKの開局以来で初めてのこととなった。

    タブーに近かったNHK受信料の値下げ
    地方分権改革推進法
    横浜市での待機児童とか現状を踏まえて
    ふるさと納税制度
    →平成20年4月30日に成立
    平成22年4月、宮崎県で公的による被害が発生した。宮崎県のJUNKOから寄付金や義援金が寄せられたこの時大いに活用されたのがふるさと納税だった。宮崎県に寄付されたふるさと納税は総額で1億5625万円東日本大震災でも復興に役立ててほしいと全国からふるさと納税制度を活用して声が寄せられた。被災した岩手宮城、福島の三県の寄付でふるさと納税の対象になるものは4000億円を超えると言う。
    自分を育ててくれた故郷に少しでも恩返しをしたい思いの人もたくさんいる

    現在の税制は戦後間もない間に導入された#シャウプ税制。当時と今では平均寿命が20歳違い、新幹線も飛行機上も整備されていなかった。まして週休2日制となんかあり得なかった。みんなその日を生きるために働きづめだった。時代はどんどん変わりライフスタイルも予想されないほどかかった。人生における受益と負担と言う考え方があっても良いのではないか。

    社会保険庁は年金の保険料の使い道を天下り用の大規模年金雇用基地グリーンピア建設や日常の事務費諸々の経費などに企てていた。昭和55年に年金記録のオンライン化が始まりその半年後の調査で大量の記録ミスが生じていることが発覚したがそのまま先送りしてしまった。このような勝手が許されたのは社会保険庁の職員が地方事務次官であったからである。社会保険庁は地方4分部局として都道府県単位の社会保険事務局を設置し、その学科として地域ごとに社会保険事務局が置かれていた。これらの地方支部局はかつて都道府県庁の組織とされていたが職員の身分は国家公務員であった。これが地方事務次官であるが国家公務員が地方の県庁に勤務しているため、各都道府県知事には人事権がない社会保険庁労働組合はやりたい放題であり、こうした労務管理がいい加減さが年金の無駄遣いや消えた年金問題と発展していった。ここで再び後労相に対処をさしても到底改善は望めない。そのため安倍総理は総務省の方で引き取る決断をしたのである。このような勝手が許されたのは社会保険庁の職員が地方事務次官であったからである。社会保険庁は地方4分部局として都道府県単位の社会保険事務局を設置し、その学科として地域ごとに社会保険事務局が置かれていた。これらの地方支部局はかつて都道府県庁の組織とされていたが職員の身分は国家公務員であった。これが地方事務次官であるが国家公務員が地方の県庁に勤務しているため、各都道府県知事には人事権がない社会保険庁労働組合はやりたい放題であり、こうした労務管理がいい加減さが年金の無駄遣いや消えた年金問題と発展していった。ここで再び厚労労省に対処をさしても到底改善は望めない。そのため安倍総理は総務省の方で引き取る決断をしたのである

    かんぽの宿は会員保険が爆発的にヒットしたことに端を発している。あまりの売れ行きにだぶついてきた資金の使い道が求められるようになる。旧郵政官僚の発案で簡易保健所のための簡易保健福祉事業団を設置することになった。当然理事長は郵政事務次官経験者の指定ポストであった。いわゆる天下り先だ。

    事業団が全国に作っていたのがかんぽの宿だった。支配人を始め管理職の多くは天下りポストである。事業団は年間に40代から50億もの赤字を垂れ流し始める。これを処理する方法がかんぽの宿売却だった。不動産売買よりは事業の売買に近いものだ。この点が国民には理解されなかった。従業員の雇用確保しながらの売却である店が顧みられることがなかった。赤字を垂れ流し天下りのための組織にはびこる負の連鎖を断ち切るのが西川たちの役割。そこが全く報道されていない。2400億のもの100億円で売るのはおかしいといった論調ばかりがマスコミを覆っていた。

    高校卒業した後集団就職で東京に上京し段ボール工場で働き始めた。が視野を広げるため大学で学びたいと言う思いを強く抱くようになり入学金を貯めるために築地市場の台車運びなどのアルバイトをし、アパートに帰れば試験勉強って言う生活に1年続けた。そして当時私学の中では1番楽に扱った法政大学を選んで入学した。

    円高、デフレ脱却による日本経済の再生と東日本大震災からの復興、尖閣や北朝鮮の問題による危機管理といった3つの課題に対応できるのは阿部さんしかいない。

    今の世の中で泥水をすすって這い上がった人間が総理になることの意味は計り知れない。実現すれば国民にも輝きが出るだろう。

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    2020年08月06日
  • 挑戦 小池百合子伝

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    「ワールドビジネスサテライト]「日本新党」「細川内閣」「クールビズ」の共通項、わかりますか?その裏に裏に活躍したのが現東京都知事 小池百合子さんです。

    自分が住んでいる東京を任せている首長の小池さんがどんな方なのか?知りたいな程度の気持ちで手に取ったのですが、想像以上にいろんなことに絡んでいた方なんだなあということを知れるとても良い一冊でした。

    小池さんのことを「知る」のにも良いのですが、90年代以降の政治史をざっと確認するためにも良書です。(ということはつまり、それだけ要所要所に小池さんが絡んでいたという証拠?)

    小泉元総理大臣は「自民党をぶっ潰す」!では、小池都知事は何をぶっ潰してくれるのか?楽しみですね。(小泉政権後に出馬した総裁選では「霞が関をぶっ潰す」と言っていたそうですよ。笑)

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    2018年04月04日
  • 百円の男 ダイソー矢野博丈

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    ■社会人として必要な三つのこと。
    ①感謝の気持ち(感謝力)
    ・人生に大切なことは感謝する力
    ・感謝力を常に持つ続けること
    ②素頭を鍛え常に物事を考える(勉強と努力)
    ・社会人になってからも勉強
    ・学生時代は記憶力との戦いで社会人は工夫力の戦い
    ・工夫する力は「素頭」
    ・もう一つ重要なのが眼の力「眼力」
    ③運をつくる
    ・運をつけるにはどうするかというとやはり笑顔の良い人

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    2017年12月10日
  • 悲しき歌姫 藤圭子と宇多田ヒカルの宿痾

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    藤圭子を育てた石坂まさをとの関係やデビュー当時の話、一番好きな歌手宇多田ヒカルの小さい頃の生活等が垣間見えて読んで良かった。藤圭子も宇多田ヒカルも母娘で大歌手!祖母もすごい瞽女だったらしい。宇多田ヒカルの子もイタリアの血が入って超大物の歌手になりそう。ますますのご活躍を楽しみに、お祈りしてます。

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    2017年09月18日
  • 実録・広島やくざ戦争(上)

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    おもしろかった

    映画「仁義なき戦い」とかぶってて(当然ですが)面白い。
    山田がどうしても北大路欣也に見えてくる。

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    2017年09月11日
  • 高倉健の背中 監督・降旗康男に遺した男の立ち姿

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    『『冬の華』『駅STATION』『居酒屋兆治』『夜叉』『あ・うん』『鉄道員』『ホタル』『あなたへ』…「敗残者=アウトロー」に魅入られた稀代の監督。その生き方を体現し、運命的邂逅を果たした俳優、高倉健。以後55年、20作に及ぶコンビを組んだふたりの、旅の記録。』
    降旗康男のインタビューを中心に高倉健の作品の場面とリンクさせて裏話を語る。とても緻密なのは大下さんのインタビューの力なんでしょうね。おかげでとても面白かった。また映画を見たくなる。
    印象的なところのメモ。
    日帰りでニューヨークに《ディア・ハンター》を見に行こうと倉本聰を誘う。《ディア・ハンター》は好きで日本で公開前にニューヨークで三回見ている。倉本聰を誘っても英語が堪能でないと見られないと思うのだが。

    池辺良曰
    『健さんの花田秀次郎が切り込みに行く時、俺の方が健さんの華に負けてしまう。おけは、健さんよりずっと先輩なのに、どうやったら勝てるかと考えた。それでね、衣装の着方と帯の締め方をね、ものすごく勉強し、苦労した。いろいろ研究して、着物を女物の着物の幅でつくってもらった。それをピシッと着こなして、下帯を下に締めて、まるでタイトスカートのようにお尻の線をすごく出るようにした。だから、確かに歩いている後ろ姿を見ると、健さんは乱暴に歩くんだけど、おれの尻はキレイなんですよ。』

    《駅 STATION》は倉本聰が高倉健への誕生日プレゼントとして出発した。降旗康男と木村大作がコンビを組むのはこれが最初。最初は相手役に倍賞美津子を考えていたが、「お姉ちゃんが出たいと言ってるから、お姉ちゃんにして」ということで、倍賞千恵子となった。
    『高倉健は「演じている」つもりなのかもしれないが、しかし台本に書かれた役を「自分の人生に」引き寄せてしまう、芝居の上での役柄を「高倉健」にしてしまういうところがあった。』

    高倉健は時々、仕事の間に抜けちゃうことがある。というのも意外だった。ここで紹介しているのは、高倉健のサイトにスタッフがお金をとっていることを知ってヘソを曲げたエピソード。3日も出てこなかった。気に入らないとすっぽかすというのはどんなものだか。

    北海道ロケの時は、北海道の知り合いあちこちに電話して挨拶を欠かさない。電話代が数万円になり、その支払は会社がした。

    東映の労組との対立が映画作りに影響してる舞台裏も面白い。伊藤俊也外スタッフに逮捕状が出そうになって、そのままでは逮捕されそうと《網走番外地》の撮影に50人を連れて行く。それままだとストライキされたら困ると普通のスタッフも50人連れていく。100人を超えるスタッフで現場はごった返す。

    《神戸国際ギャング》で、高倉健がリハーサルを見てて危ないと思ってセットの強化を頼んだが、聞き入れず結局立ち回りシーンで下に落ちてしまった。それでまた20日ほど消えた。そしてこれが東映を離れる原因となった。

    俊藤プロデューサー
    『高倉健には子どもみたいなところがある。鶴田浩二の面倒は十のうち三くらいしか見てないのに、健ちゃんのほうは日夜一緒でなきゃ、彼はしょっちゅう不安がる。高倉との歩みはそんなふうにやってきた。だから鶴さんなんかは「なんでそこまで」という気持ちがあったかもしれん。』
    『健が、海外に旅に出るとき、置き手紙をしていったのや。それによると、健と鶴田が二枚看板やが、このまま二枚看板を続けていくのは嫌や、いうんや。もし自分ひとりを選んでくださるなら、あなたに一生尽くします、というんや。頭抱えたわ』
    これを蹴ったので高倉健は東映を出ていったという話だ。他の本では鶴田浩二も意外と嫉妬深い性格で、自分より人気が出ている高倉健を鬱陶しく思っていたとある。見方によって違う。

    《居酒屋兆治》の時、最初は《無法松の一生》のはずだったが、高倉が演じるには高齢すぎるという女性ファンの声で高倉健がごねだした。高倉健は、自分が老けた役を演じることには抵抗があった。白髪の高倉健は高倉健ではないのだ。高倉健が老けることなど許されなかった。

    高倉には実はキライな役者が二人いたという。その一人が田中プロデューサーによると、伊丹十三だったという。『わたし、伊丹さんを本気で殴りましたよ。わたしは嫌いですね』とのこと。

    『俳優にとって健康の管理は重要です。体をこわしてスケジュールをくるわすと、相手の俳優さんにもスタッフにも悪い。俳優はどんなところへ行ってもいつもの自分で、しかも平常心でいなきゃいけない。それには気を使います。だから南極や北極へは水も食べ物もすべて用意していきました。』
    撮影中にすぐいなくなるのと矛盾している気がするが。

    《鉄道員》で、高倉は帽子を目深にかぶって表情がとれない。木村カメラマンは雪を掘り出して、キャメラの位置を下げる。坂上プロデューサーは、「帽子をあげてください」って言えばいいのにと思ったそうだが、木村カメラマンは『健さんが帽子をかぶって出てきたら、そのときは、鏡の前でミリ単位で合わせて、かぶってきているんだぞ。とりあえず、現場に来て、ただ帽子をかぶってるわけじゃないんだ』

    高倉健の良さは十分に語られていて、そのとおりだが、反面、高倉健というキャラを守るためもあってかなり難しい、偏屈な人でもある側面が語られていて面白い。これで人間・高倉健が活写されている。

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    2017年09月18日