大下英治のレビュー一覧

  • スルガ銀行 かぼちゃの馬車事件

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    すごく面白かったし、教訓も多く得られた。

    特に印象に残ったのは以下のくだり。

    困難に直面したときに、立ち向かう人間と、逃げ出す奴がいる。大事な場面で逃げ出す人間は、一生そういう人生を歩む。

    自分は立ち向かう人間でありたい。

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    2021年05月30日
  • 激闘!闇の帝王 安藤昇

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    こちらも、歳の近い常連さんと
    昭和話で盛り上がった時に

    「戦後、渋谷の街を仕切ってた
    愚連隊の親分で
    その後、俳優に転身したのが
    安藤昇で、男前だったんだよー」と
    教えてもらってから、興味津々

    丁度、田中角栄関連本を読み終えたばかりだったので
    ココは一つ、昭和括りでいこうかと 笑


    安藤昇 2015年12月16日 没 享年89歳

    翌年の2月28日に
    青山葬儀場で執り行われた「お別れの会」に集まったのは
    錚々たる面々だったという


    故人とは、取材と酒を通じて
    38年来の付き合いだったという著者が
    昭和の異端児である
    安藤昇のルーツから、晩年までを
    丁寧に描いている


    芸者をし

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    2020年08月25日
  • 日本共産党の深層

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    「反自民」の受け皿政党として躍進する日本共産党の現在の姿を、党幹部や議員たちへの取材を通して解き明かした本。

    基本政策の結党91年の老舗政党ですが、以外と知らない日本共産党の現状がよくわかります。本書は、現在の日本共産党を理解するのに役立ちます。

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    2020年07月15日
  • 高倉健の背中 監督・降旗康男に遺した男の立ち姿

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    「最初と最後に健さんの歌が付いていて、立ち回りがあれば途中はどうでもいい」東映幹部から「新網走番外地」についてそう聞いたとき、降旗はさすがに憤慨した。映画館で映画を見て幹部の言葉に納得した。なにしろ、映画が始まってギターがポローンと鳴り出したら拍手が起きる。その後、観客の何人かは居眠りを。ラストシーン、高倉が命を投げ出す頃には起きだしてきて、あちこちから「待ってました!」観客がスクリーンに向かって声をかけるほど支持された俳優なんてひとりもいない。大下英治 著「高倉健の背中 監督降旗康男に遺した男の立ち姿」

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    2018年12月09日
  • 大宏池会の逆襲 保守本流の名門派閥

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    派閥に入ったり袂を分けたりする要因は想像以上に人間くさいものなのだなというのが率直な感想。リーダーの人間関係や大学時代のつながりや、家族・親戚関係などが大きそうだ。自民党の派閥の歴史は時々のニュースの記憶があるだけだったため知識を整理するのに役立った。現職議員の目を通した主観的な描写であるが参考になった。

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    2018年03月05日
  • 百円の男 ダイソー矢野博丈

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    読み終えて感じたのは、人生、一生懸命やったことが無駄になることはないということ。

    矢野社長は、大きな夢があった訳ではなく、ただただ生きるために必死にあがいていただけ。
    でも、ひたむきなあがきを、神様は見ていてくれたのだろう。

    何かにひたむきに頑張れば、必ず運は向いてくる。
    そんな勇気を与えられる一冊だった。

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    2018年02月23日
  • 悲しき歌姫 藤圭子と宇多田ヒカルの宿痾

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    藤圭子の半生を追ったノンフィクション。
    歌が上手くて綺麗で、すぐにスターになったような印象があったが、デビューまでに時間と多大な労力がかかっていたこと、労力というより執念、作詞家であり藤圭子のプロデューサーでもある"石坂まさを"の執念に驚いた。
    また、晩年の藤圭子のことは初めて知った。

    タイトルにある宇多田ヒカルのことは最後に少し。
    強いて入れなくても良かった気がする。

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    2017年06月25日
  • 小泉純一郎・進次郎秘録

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    小泉親子だけでなく、又次郎さん以降の小泉家の凄さがよくわかる一冊。
    純一郎さんも凄かったですが、進次郎さんはもっとスゴくなる期待が持てる器ですね。今後の期待して注視していきたいと思います。「良き日本人であることが国際人」という考え方や英会話への覚醒などは心に響くものでした。

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    2015年11月29日
  • 専横のカリスマ 渡邉恒雄

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    ジャイアンはいかにしてジャイアンになれたのか?との興味で本書を手に取りました。讀賣新聞のオーナーではないのに、サラリーマン社長なのに、まさに専横パワーを振りかざす謎の老人、ナベツネ。自覚的に悪役を演じているのではないか、と思えるほどの憎々しさの内側は哲学の人であり、教養の人であり、努力の人であり、友情の人であり、愛の人でした。おどろき!友人への弔辞や妻とのエピソードには心震えます。そう、暴走老人ナベツネは、実は純粋少年ナベツネだったのだ、と思いました。まだ存命の人物であり、評価すべきタイミングではないと思いますが、ちょっとイメージが変わりました。ジャイアンはジャイアンになろうとしてシンプルにシ

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    2015年12月09日
  • 内閣官房長官秘録

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    少々政権よりなのかなと思いながら読みましたが、菅さんのところまででタイムアップ。
    菅さんの朴訥としながらも冷やかに世間と世論を見ている姿が好きです。歴代官房長官の視点で歴史を見るのは非常に楽しい。やはり、後藤田さんと小渕さんのイメージが強いね。梶山さんはあまり印象にないんだなぁ。しかし、今後は官房長官=菅さんになるのだろうね。それ位頻度高く露出し、失点なくうまく立ち回ってるので当然だろうね。
    ボンボンの安部さんとの組み合わせは確かに非常によい。次の総理とまではいかないけど、党内より閣内で輝く人だなぁ。

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    2015年11月14日
  • 孫正義秘録

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    あくまでもデジタル情報革命に徹する高い志だけは継承しつづける。(略)新しいライフスタイルを提供する。自己増殖を続けることで人々に少しでも喜びを提供する。幸福を提供する。

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    2015年07月04日
  • 逆襲弁護士 河合弘之

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    映画「日本と原発」の監督、河合弘之さんを紹介する著書。以前から原発について考え、3.11をきっかけに弁護士として戦い、映画まで作ってしまう。そこまで活動できるわけが判るように思います。行動力・決断力、そして1点突破。今回は「経済」ではなく「倫理」がポイントなんでしょうね。今度お会いする機会があるので楽しみです。

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    2015年03月29日
  • 内閣官房長官秘録

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    ○作家の大下氏の作品。
    ○現官房長官の菅氏を中心に、過去の官房長官の特徴や伝統などを、政界の裏側にも触れつつまとめたもの。
    ○とても興味深かった。

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    2015年01月04日
  • 田中角栄秘録

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    田中角栄の一面が見れた。
    もうちょっと全体的なところが知りたかったけど、そういう本ではなかった。
    若いころがイケイケでエキサイティング。
    人としての魅力がたっぷり。見てみたかった。

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    2014年10月11日
  • 田中角栄秘録

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    ムネアツ!

    書籍とその文を通した、その言葉だけでも充分惹きつけられる。

    大平さん曰く、サシで会う事は危険と評された人柄は、正に今太閤と言うべき「人たらし」。

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    2013年08月27日
  • 安倍晋三と岸信介

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    タイトルは、2人の名前があるが、実際は安倍総理について書いてある。筆者の大下氏の著作はこれまでも見たが、ボリュームのある本が人間の心理なんかの描写が上手でスラスラ読める。アルジェリアの日本人が犠牲になったテロを迎えにいく政府専用機の出動の際の官僚と政治家(側近の世耕氏)の認識の違いなんかが書かれていて面白かった。

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    2013年08月12日
  • 田中角栄秘録

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    政治とは生活である
    大平正芳 田中とは、絶対に一対一で会ってはいかん、あいつは、人間じゃない。霊能師だ。一対一で会うと、必ずあいつのいうことを聞かされてしまう。必ず複数で行け
    末ついに海となるべき山水も、しばし木の葉の下をくぐるなり 苦労してがんばってこい。そうすれば夢が叶うという意味

    君達ね、自分の置かれている立場を有難てェことだと思わんとダメですよ。寝言を言ったり不満ばかり言っている奴は、人生終わるまで不満を抱き続ける人間になるぞ。社会が悪い、政治が悪いなんて言って、いったい何があるんだ。人に貢献できるようになってから言うべきじゃ。

    初めに結論を言え。理由は3つに限定しろ。世の中、3つ

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    2013年07月14日
  • 津波救国──〈稲むらの火〉浜口梧陵伝

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    70年もの昔僕が尋常小学校の時に修身で習った懐かしい稲村の火の庄屋さんの物語にであいて嬉しい 庄屋さんの名前は浜口さんスーパーでも売っているヤマサ醤油の1代目だというから縁があるのかな
     ところで修身の本に載っていた稲村の火は ラフカディオ・ハーンの リビング・ゴットから取ったようだ 主人公が庄屋の浜口五兵衛で津波の記も事実とだいぶ違っている 彼は引退して人生を楽しもうと渡米中ニューヨークで63歳で癌で客死した
     それにしても63年の生涯を精一杯生きてよい人生だったんだろうなあ
    拍手 

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    2013年07月04日
  • 孫正義 起業のカリスマ

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    ネタバレ

    孫さんの確か携帯業界参入するまでの半生を綴った本。孫さんはすごい。どこがというと高校生の時点での将来をよく見据えていたこと、バークレー在学中の行動力、起業する業種を選ぶストイックさ。でもやはり彼はすごいものの、インターネットが普及していくビッグウェーブを掴んだという面も大きいだろう。最も彼はビッグウェーブをより大きくしたくらいにネット業界に貢献しているのだが。

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    2012年01月04日
  • 「超小型原子炉」なら日本も世界も救われる!

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    ネタバレ

    ■面白い。どうしてこんな事になっているのか、腑に落ちた。

    ■何処まで本当か分からないところがあるが、真実は含まれているらしい。

    ■特に参考になったポイントに関してコメント云々。

    ■巨大化・複雑化するほど原子炉のリスクは大きくなる。(考えてみれば当たり前)

    ■反対に、できるだけ小さくしたマイクロ原子炉は比較的安全になる。

    ■直径1メートルを切る、1~3万KW程度の原子炉は自然冷却される為、構造的に臨界等の事故が起こり得ない。

    ※絶対に事故は起きない、というのは聞き飽きたので信じる事はできないが、それでも構造的に事故が起こり得ないという理屈は通っているように思えた。

    ■少なくとも、も

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    2011年12月06日