大下英治のレビュー一覧

  • スルガ銀行 かぼちゃの馬車事件

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    スルガ銀行かぼちゃの馬車事件の顛末が明らかに!
    新聞で読み知っていたかぼちゃの馬車事件に携わった方々が如何にして代物弁済を勝ち得たかが克明に記録されている。
    どの企業も一つ間違えれば陥ってしまう収益至上主義。それを防ぐ方法は、たった一つ。すなわち、常識的に考えておかしいと思うことはやったらいけないということ。おかしいと思ったら、声を上げることに尽きる。この銀行がお客さま目線で行動し、信頼回復することを切に望む。

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    2021年03月15日
  • 内閣官房長官

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    この本は総理になる前に書かれた本であるが、菅さんが何をしてきた人なのか、もしくは、どんな人なのか知る上では良い本だと思う。

    まさか自分が政治家に興味がでるとは思わなかった。

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    2020年12月20日
  • ふたりの怪物 二階俊博と菅義偉

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    作品二人の人物像「二階堂俊博」と「菅義偉」
    このふたりが両輪となって安倍政権を比較的に安定した政事を行うことができている。

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    2019年09月01日
  • 松下幸之助 「仕事に役立つ」話 感動しながら「成功法則」が身につく本

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    松下幸之助氏のご苦労が垣間見える。
    なかなかこの本の内容を若者が理解するのは難しいが、幸之助氏のように仕事を楽しんで、また苦しみながらも前に進んで行くのは並大抵ではないなと思った。

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    2018年08月14日
  • 幹事長秘録

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    ネタバレ

    いい話、うまくいった話だけなので、盛り上がりもなく淡々と読めてしまう。政治家がらみのノンフィクションというのは、ヨイショが多い。

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    2018年08月05日
  • 百円の男 ダイソー矢野博丈

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    できると思ってトライして失敗してまた挑戦して。たとえ1か月間寝込んだとしても、めげずにどこまでやり切れるか。単純にすごいなと思った。他人の目とかどうでもいいことを気にしている場合じゃない。

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    2018年05月27日
  • 百円の男 ダイソー矢野博丈

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    100円均一ショップで国内トップのダイソーを展開する大創産業の矢野博丈氏の反省と自身の想いを書いた一冊。

    お客様第一主義を掲げ妥協をしない商品を出す同社の姿勢と氏のユーモアが印象に残りました。
    夜逃げをしたり、軌道に乗っての火事での苦難など壮絶な過去や誰にも感謝し思いやりを見せる姿など今日まで同社が発展してきた理由は氏の想いが結実したものだと感じました。
    ボクシングをされていた過去から仕入れは格闘技という姿勢で臨む商品開発の現場では一切の妥協を許さず顧客が満足する商品を届けるという想いがひしひしと伝わってきて胸が熱くなりました。
    また共に働く社員の想いも知ることができ、同社が取り上げられたテ

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    2018年04月10日
  • 高倉健の背中 監督・降旗康男に遺した男の立ち姿

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     「冬の華」から「あなたへ」まで、高倉健さんと降旗監督の想いや制作秘話を、スタッフや共演者へのインタビューで綴った1冊。2段組みで300ページを超える大作だが、読み始めるとやめられない。憧れの健さんの周辺に漂う空気感がうれしい。
     読むたびにもう一度映画を観たくなってくるが、健さんも含め、彼ら巨匠たちの想いやこだわりが日本映画の停滞を招いた気がしてならない。観客不在で、映画界の”わかった”人たちだけで認め合い高めあった結果が日本映画の停滞だったのではないか。世代交代が進み、再び日本映画が盛り返してきているのが最近の状況だろうか。常ならぬ話・・・。

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    2017年10月07日
  • 電通の深層

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    高橋まつりさんの死に端を発して、改めて浮かび上がった電通の様々な闇。
    NHK海老沢会長との暗闘の辺りは大変面白かったが、終章では急に電通に気を使った感じで終わる。
    終章で電通擁護論を張る二階派の伊藤忠彦衆院議員がクソな老害というのが分かっただけでもヨシとしませふ。

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    2017年09月04日
  • 安倍官邸 「権力」の正体

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    正直なんでこんなに第二次安倍政権がこれだけ強力なのか、疑問に思って読んでみた。
    病気を克服できたこと、
    個人的カリスマ性においては小泉元総理に及ばないが、安倍総理を支え続けたいという人たちを惹きつける能力においてははるかに優れているとか。その人たちの「結束力」こそが安倍官邸の強い権力の正体という著者の見解。

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    2017年04月01日
  • 挑戦 小池百合子伝

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    時の人、東京都知事小池百合子氏の評伝。今、元都知事石原慎太郎との対決に注目が集まるが、彼女がテレビにデビューした番組「世相講談」で石原慎太郎とは面識を持ったことや、そもそも石原慎太郎が政界進出した時の世話役が彼女の父親だったことや、東京副都知事の浜渦氏が小池の家に居候していたことなども本書で知ることができた。世の中は狭いのだ。テレビキャスターとしての彼女がカイロ大学卒という異色のキャリアであることは知っていた。大下栄治による評伝だから、もちろん、彼女の不利益になる記述はないから、この本だけを読めば、この先、小池百合子首相待望論に傾いてしまいそうだ。都知事としての手腕が存分に発揮されれば、首相待

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    2017年03月09日
  • 田中角栄秘録

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    戦後の時代にはまった政治家。今の時代であれば、そっこーで発言の揚げ足取られて炎上とかってパターンかもしれませんが、当時の義理と金で解決する世界では抜群の求心力と強さを持ってますね。
    今の時代のリーダーではないかもしれませんが、成長期の日本をひっぱった紛いもない英雄ですね。

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    2015年07月20日
  • 日本共産党の深層

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    【深い光】

    「深層」である。さぞや重苦しいものかと期待と覚悟をして臨んだら、第一章はキラークイーンこと吉良よし子氏の、つとめて明るい話題である。二章以降では歴史や組織について触れているのだが、深層というより回顧録というか、そんな風な印象がある。最終章は「共産党が目指す社会とは何か」、ここでより深いビジョンが示されるべきだったと思うのだが、どうしても旧社会主義国との違いの部分だとか、吉良よし子が国会議員の立候補までに感じたことだとかにページが割かれていて、将来像、という点では物足りない。20〜30年後には閣僚を輩出する、なんていうのも夢ではない、という記述にて、本書は終了する。タイトルからは深

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    2022年06月01日
  • 日本共産党の深層

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    よく読む大下さんの本。
    共産党の主張がよくわかる。文章が簡単で読みやすい。政党助成金をもらっていないのは、政党助成金は税金であり一人当たり年間250円払っている。このお金は支持をしない政党にも配られるので、「思想良心の自由に反し憲法違反」であると主張している。ちなみ共産党の個人献金は101億円。

    最後のまとめにある共産党国会議員の主張がのっている。かつてのようなアレルギーを感じる人は少なくなっており、若い人にはより顕著である。50年以内には与党として政策を実現していくのも夢ではない。ちょっと長期過ぎる展望なような気もするが、そこまでも政党として継続する自身の表れとも思える。ただ間違いなく自民

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    2014年03月12日
  • 田中角栄秘録

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    エピソード主体で語られるため、全体的な流れを解説するものではなく
    展開はやや飛び飛びであり、大まかな流れを把握したうえで
    読む必要がある。
    またエピソードも良くも悪くも新書といった印象で、角栄好きな人が
    角栄にまつわるエピソードを読んで楽しむ本であると感じた。
    小澤一郎や石場茂に関するエピソードは面白い。

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    2013年12月15日
  • 悪魔の女

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    大下英治の犯罪ドキュメンタリー・ノベル。新聞やテレビ報道では表に出ない女性犯罪の裏側を描いた五編の短編。女に騙され、犯罪に引き込まれる愚かな男達…男を利用するしたたかな女…

    いずれも仮名で描かれているが、実際の犯罪をモデルにしている。

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    2013年08月14日
  • 津波救国──〈稲むらの火〉浜口梧陵伝

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    明治維新前後のあまり有名ではないが、偉人の話。私財を投じて堤防を築いたり、学校を作ったり・・・と言うと普通は武士(しかも大体が藩主とか偉い人)がやるようなことを商人でありながら実行した人。このバイタリティと将来を見据えた行動力は計り知れないものがある。
    ただ、関連する人たちの逸話がところどころ紹介されていたために、どうしても時間軸が前後することが多く、読んでいてとまどう。また、ところどころ引用が入るのだが中途半端に量が多くて読みづらい。著者の政治家についての小説が読みやすいのと比較して、ちょっと残念。

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    2013年06月15日
  • 松下幸之助 「仕事に役立つ」話 感動しながら「成功法則」が身につく本

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    彼の生涯を幹として構成されています。
    本が苦手な人にも読みやすいつくり

    戦後のくだりは、いまの震災&原発に揺れている日本に
    オーバーラップするところが多く、ぜひ国民に読んでもらいたいところ★
    灰皿なげるよーなおっちゃんだったとは、信じられんね

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    2013年03月09日
  • ソニー・勝利の法則~小説「井深大と盛田昭夫」~

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    井深大と盛田昭夫の物語。

    つねに新しいものを開発していく意欲。
    そして、新しいものに興味を抱く。
    好奇心の重要さ。
    木原という開発者がすごい。

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    2012年10月26日
  • 新エネルギー戦争の罠(電子復刻版)

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    エンロンがなぜ崩壊したのかを知りたかったが、
    テーマは違う方向に進んでいった。
    アメリカの政策の根幹が、エネルギー政策にある。
    また、ブッシュもそのオイルマネーの上に乗っかっている。
    エンロンが、1985年に開始して、
    全米7位まで上り詰めたが、破綻してしまった。

    2001年9月11日のニューヨークツインビルの
    テロから物語は始まる。

    経済タイムスの黒岩光一記者が、
    至る所に顔を出して、「地球温暖化」という中で、
    エネルギー政策を考えることになる。
    超小型原子炉による発電事業を推進する。
    熊井という原子力研究家の特許によるもので、
    これがきわめて重要な意味を持っている。

    中近東は、イスラ

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    2012年10月26日