大下英治のレビュー一覧

  • 田中角栄秘録
    戦後の時代にはまった政治家。今の時代であれば、そっこーで発言の揚げ足取られて炎上とかってパターンかもしれませんが、当時の義理と金で解決する世界では抜群の求心力と強さを持ってますね。
    今の時代のリーダーではないかもしれませんが、成長期の日本をひっぱった紛いもない英雄ですね。
  • 日本共産党の深層
    【深い光】

    「深層」である。さぞや重苦しいものかと期待と覚悟をして臨んだら、第一章はキラークイーンこと吉良よし子氏の、つとめて明るい話題である。二章以降では歴史や組織について触れているのだが、深層というより回顧録というか、そんな風な印象がある。最終章は「共産党が目指す社会とは何か」、ここでより深い...続きを読む
  • 日本共産党の深層
    よく読む大下さんの本。
    共産党の主張がよくわかる。文章が簡単で読みやすい。政党助成金をもらっていないのは、政党助成金は税金であり一人当たり年間250円払っている。このお金は支持をしない政党にも配られるので、「思想良心の自由に反し憲法違反」であると主張している。ちなみ共産党の個人献金は101億円。

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  • 田中角栄秘録
    エピソード主体で語られるため、全体的な流れを解説するものではなく
    展開はやや飛び飛びであり、大まかな流れを把握したうえで
    読む必要がある。
    またエピソードも良くも悪くも新書といった印象で、角栄好きな人が
    角栄にまつわるエピソードを読んで楽しむ本であると感じた。
    小澤一郎や石場茂に関するエピソードは面...続きを読む
  • 津波救国──〈稲むらの火〉浜口梧陵伝
    明治維新前後のあまり有名ではないが、偉人の話。私財を投じて堤防を築いたり、学校を作ったり・・・と言うと普通は武士(しかも大体が藩主とか偉い人)がやるようなことを商人でありながら実行した人。このバイタリティと将来を見据えた行動力は計り知れないものがある。
    ただ、関連する人たちの逸話がところどころ紹介さ...続きを読む
  • 松下幸之助 「仕事に役立つ」話 感動しながら「成功法則」が身につく本
    彼の生涯を幹として構成されています。
    本が苦手な人にも読みやすいつくり

    戦後のくだりは、いまの震災&原発に揺れている日本に
    オーバーラップするところが多く、ぜひ国民に読んでもらいたいところ★
    灰皿なげるよーなおっちゃんだったとは、信じられんね
  • 新エネルギー戦争の罠(電子復刻版)
    エンロンがなぜ崩壊したのかを知りたかったが、
    テーマは違う方向に進んでいった。
    アメリカの政策の根幹が、エネルギー政策にある。
    また、ブッシュもそのオイルマネーの上に乗っかっている。
    エンロンが、1985年に開始して、
    全米7位まで上り詰めたが、破綻してしまった。

    2001年9月11日のニューヨー...続きを読む
  • ソニー・勝利の法則~小説「井深大と盛田昭夫」~
    井深大と盛田昭夫の物語。

    つねに新しいものを開発していく意欲。
    そして、新しいものに興味を抱く。
    好奇心の重要さ。
    木原という開発者がすごい。
  • 松下幸之助 「仕事に役立つ」話 感動しながら「成功法則」が身につく本
    取引先が支払をしぶったとき、集金をやかましく催促する企業と
    しない企業だと、どうしてもやかましく催促する方に支払う。
    取引先の言い分を聞きすぎてしまうと、他社にスキを与えてしまう。

    これは深い。
  • 小沢一郎はどのように自民党をぶっ壊したか?<新装版>
    壊したのは自民党だけでなく、日本もである。小沢一郎は既存の選挙制度の専門家であることで存在した。そこにがん細胞のように目的なく肥大しようとする権謀はあっても、マキャベリの言う大きな目的のための「権謀」は存在しない。またその権謀も決して帝王のそれではなく、家康のように毒も薬も活用する器はない。
  • 小沢一郎はどのように自民党をぶっ壊したか?<新装版>
    少し読むのに時間がかかってしまった。少し政権交代していら時間がたっているので、その時の背景等を忘れている部分があったので、今度はこの著者の作品はなるべく早くタイムリーで読みたいと思った。

    小沢一郎のエピソードもたくさん載っていたが、全国各地の民主党の候補者を忘れないことについては、やはり大物から声...続きを読む
  • 郵政大乱! 小泉魔術
    大下氏の小説は結構好きで中学生位から色々と読んでいる。
    この本は小泉前総理を中心に周辺の政治家がどのように行動したかを描いたもの。
    いつも感じるのだが、「何故こんなに克明に情報を得られるのか?」と感じる。
    まぁ全てが本当に起こったことかどうかは別にして、政治の世界が一番分かり易い人間模様を読み取れる...続きを読む
  • 小泉純一郎vs.抵抗勢力
    北朝鮮対応への小泉、中川のスタンスがよい。
    田中真紀子は一番田中角栄を知らないのではないだろうか。
  • 大波乱! 安倍自民VS小沢民主
    体制を磐石なものにしたい安倍晋三自民党。政権交代の足がかりとしたい小沢一郎民主党。いずれも参院選の必勝を目指して活発な動きを見せている。新聞・テレビなどのニュースでは伝わらない水面下の暗闘を、自民・民主のキーマンに直撃取材。
  • 福田vs小沢 大連立の乱!
    参院選大敗北、安倍首相自爆辞任、福田総理誕生…、結党以来の大混乱期を迎えている自民党。一方、小沢代表のもと「政権奪取!」と意気込んでいた民主党。そんなときに降って湧いた大連立構想。いったいこの時期になぜ?政界緊急レポート。
  • 内閣官房長官秘録

    がーすー持ち上げ?

    少し前に出版されたらしいが中身が薄過ぎる。
    官房長官の話は然程無く時系列もいい加減なので話が飛び飛びになってる。
    読むだけムダな一冊。
    ついでに、著者は見る目がない。
  • 悪魔の女

    やすっぽいエロ小説のよう

    ノンフィクションのカテゴリーだったので購入してみたが、まさしく安っぽいエロ小説のようで、あまり胸に響いてこない。

    1話、2話までなんとか読んだが、3話以降読む気がしなくなり、読んでない。
    ”ノンフィクション”を期待して読むようなものではない、エロ小説として読んだほうがいいかも。