【感想・ネタバレ】大宏池会の逆襲 保守本流の名門派閥のレビュー

あらすじ

2017年秋の不意打ちの総選挙を大勝し、森友・加計問題などで危ぶまれていた2018年9月の総裁選3選を目指す安倍晋三。盤石な政権基盤の保持を続ける安倍勢力に対し、自民党・宏池会(現岸田派)の動きが耳目を集めている。池田勇人が設立した保守本流の最古参派閥は、加藤紘一による「加藤の乱」で大分裂したが、再び大宏池会として再結集するのか。名門派閥の行方とポスト安倍をめぐる暗闘を追った。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

大下英治の著作は床屋政談の印象があるため、あまり読むことはなかったが、岸田文雄を題材にしているというのことで読んだ。岸田文雄の生い立ち、安倍晋三や宏池会の仲間との関係等、まだ「政治史」と呼ぶには時期尚早な情報を得られるのは床屋政談ならではである。関心のある題材であれば、こうした本も読むのも悪くないかもしれない。

0
2025年01月05日

Posted by ブクログ

派閥に入ったり袂を分けたりする要因は想像以上に人間くさいものなのだなというのが率直な感想。リーダーの人間関係や大学時代のつながりや、家族・親戚関係などが大きそうだ。自民党の派閥の歴史は時々のニュースの記憶があるだけだったため知識を整理するのに役立った。現職議員の目を通した主観的な描写であるが参考になった。

0
2018年03月05日

「社会・政治」ランキング