マガジンハウスのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
自分を変えたくて読んだ自己啓発本よりも、なんとなく手にとって読んだ、小説の主人公に思いっきり影響受けることもある。
良い影響のみならず、悪い影響を受けることももちろんある。元気をもらったりすることもあるけれど、価値観が揺さぶられて、不安になったりもする。
おそらく、本にはエネルギーがある。だから、読む側にもそれが伝わるし、こちらにエネルギーがないと、どんどん引っ張られる。自分が、難しい本を読んだら寝てしまうのは、きっと体力不足だからだろうと思う。
今回のブルータス特集は、文字通り、序盤から危険な本ばかりが並んでいて、紹介文を読むだけでもゾクゾクする。
お気に入りのトピックはP16〜「文学の副作用。」と、P147〜「私の価値観を180度変えた一冊。」
特に、「文学の副作用。」の、
文学は、想像に任せる部分があって、「表現できない」感覚を伝えられる、という点と、
書評がある意味、書かれている言葉を適切なサイズに運び出す乱暴な行為、と評している点は、ものすごく共感。
書評を書くことって、「水を両手で運ぶ行為」に似ていて、どうやったらたくさんの水を運べるのだろうか、と最初のうちは悩む。しかし、そのうちに、コツを掴み始めると、水の量とかどうでもよくなっていて、そこにぼやっと個性が出はじめる。
そんなこと、わかっていながらも、まだ自分は、水を多く運ぶことばかり考えてる。いい書評は、「両手の使い方」なのかもしれない。
雑誌らしからぬ、活字の大海に飲まれてみるのもいかがでしょうか。 -
Posted by ブクログ
ラグビーに興味はなかったが、人生の核心を突いていて、幅広い層に支持されるのがよく分かる。全編必須。
【人を叱る時の4つの心得】
プレーは叱っても人格は責めない
あとで必ずフォローする
他人と比較しない
長時間叱らない
【強い組織を作る】
・個人は点、組織は線。力強い点が多ければ線も太くなる。
・場所に人を当てはめるのではなく、人に場所を当てはめる。
・目標を達成しようとすれば、規律は自ら生まれてくる。
→規律を作る事でより早く目標に到達する。規律とは自由を獲得するための手段。
・補欠はいらない。実践でしか楽しさ、判断力、人間関係、伝達力は身につかない。
・「勝ちたい」と「負けてはいけない」は全く違う。前者は突破口を見出そうと選択肢を広げ、後者は狭める。
【強いリーダーを作る】
・支配型、強権型リーダーシップでは10番になれても1番にはなれない
・場面によってリーダーは変わっても良い「巻き込み型」
・嫌われたくなかったらリーダーはやめた方がいい。
・ミステリアスな部分がリーダーの存在や発言に重みをもたせる。想定内の事ばかりだと真剣に聞いてもらえない。
・リーダーには美学が必要。常に人間性を高め、研ぎ澄ます。
・媚びない、キレない、意地を張らない。
・言葉に求心力を持たせる為に、部下と一線を画す。
・聞く側を共感させる事が、行動の原動力になる。
・誰かとコミュニケートする際、この相手、この状況で、どこまで口に出していいか常に意識し、判断しなければ意味がない。
・最も遠くにいる人間(心情、距離)に向かって話す。
・説得力より洞察力が求められる。
【強い個を作る】
・決め事が増えると成長の伸びしろが小さくなる
・もがき苦しんでいる人間には自ら解決する環境を作る。
・「怒らない」と「怒れない」は全く違う。
・徹底的に突き詰めた事のある人間でなければ「ほどほど」は理解できない。
・話している事が分かった程度の理解では相手が行動に移す所までは繋がらない。相当なインパクトの言葉が必要。
・失敗した事を叱るのではなく、まず挑戦した事を褒める。トライアンドエラー。精神的なタフさも育つ。
・意味を理解させるかどうかで、部下のモチベーションや成長の度合いは格段に変わる。
・コーチングの主体は教わる側にある。コーチは四輪馬車が語源。人を目的地に連れて行く者がコーチ。何らかの魅力がコーチになければ乗っても良いと思われない。
・理不尽な経験を乗り越える事で心を強くする事ができる。心も体と同じで負荷をかけると強くなる。
・ダメ出しの目的は考え方や行動を変えさせる事にある。「もう一度やってみるか」と思わせるダメ出しが良い。
・いい選手かどうかはどこを見ているか、体の向きを見ると分かる。視覚によって得られる情報が多いから。
・状況判断が加わらないと本当の意味でのスキルにはならない。判断力とは決断力の事。
【強い日本人になる】
・自分を客観視するには、物事を多面的に見る必要がある。そして常に好奇心を持つ=本質を掴む姿勢。本質を正確に捉えようとすれば、多面的に見ざるを得なくなり客観的な視点になる。
・愛嬌や素直さは他人の力を引き出す。
・不安や怖さ、絶望を感じるのは、目指す理想や願望があるから。自分の弱さと向かい合い「もう1人の自分」と対話する事で弱い自分をコントロールできるようになる。
・思考や目線の切り替えが、重要な鍵。壁にぶつかった時悲観的にならず置かれた状況を冷静に見て、ポジティブに捉え直す事が一皮むける大きなキッカケになる。
・自己の確立は自分を見つめることから始まる。出来ないこと、恐れていること、弱さと向き合い追求する。そこに立ち向かうよう励ますもう1人の自分を発見できるだろう。
・「知っている」だけでは専門性にならない。知ったことをらそれまでの経験等を付け加えながら自分の言葉で置き換え「分かる」に変換させなければならない。
・理屈ではなく経験そのものが技術に繋がる。
・「面白い」と思えなければ主体性は芽生えない。