山崎直子のレビュー一覧
-
-
Posted by ブクログ
遅まきながら(2017/1現在)、漫画の『宇宙兄弟』を読み始めたときにオレンジスーツを着た山崎直子さんの表紙が眼にはいったので、手に取りました。
宇宙飛行士になるには、頭脳明晰なだけじゃなく、バリバリ体育会系の体力も必要で、過酷な訓練に耐える根性もないとダメ。なおかつ閉鎖空間で周りと上手くやっていく必要もあるので、それなりの人格者である必要がある、、ということで、元々スゴい人だと思ってた宇宙飛行士がもっとスゴい人であったことを認識させられた本でした。
私は日本人宇宙飛行士のほんの一面しか知りませんが、何となくみなさん好感の持てるお人柄だなぁと思っていた謎が解けたような気がします。
NHK -
Posted by ブクログ
山崎直子さんの宇宙飛行士になるまでの手記です。さらりと自分の経歴を振り返っているのですが、夢を追うことの大切さと周りの理解が得られなければ大変だなということがよくわかりました。
こちらは宇宙飛行士の山崎直子さんの手記になります。チャレンジャー号の空中分解を見たことが彼女が宇宙飛行になろうと思ったきっかけだったのですね。初めて知りました。そして、学業を終えてJAXAに勤務するようになってからのこと。夫である山崎大地さんとの出会いや夫婦の危機。訓練での様子や、実際に宇宙に行ってからのことが綴られているんですけれど、実生活上のことに関しては多分、夫である山崎大地さんの書かれた手記のほうが断然面白い -
Posted by ブクログ
宇宙兄弟の副読本として読み始めた。
向井千秋さんは日本人女性として初の宇宙飛行士で、
山崎直子さんは美人で初などと能天気にも思っていたが、
直子さんが宇宙へ行く直前にでた本とは思えないレベルで、
文の端々にプライベートのダーク面がにじみ出ている。
直子さんはリスクに対する恐怖心が薄いというか、怖がらず進んでしまう鈍感力を持っている。
しかしながら能力と努力のレベルが高すぎて、すべて実現してきた直子さん。
それは宇宙飛行士の訓練を受けるようになってからも変わらないのだが、
訓練中にプロポーズを受けて結婚した夫がこれについていけておらず、
子育てと介護のために夫が会社を辞めたり、夫婦の危機を -
Posted by ブクログ
タイトルに勉強法とあるが、勉強の仕方がテーマというよりは、著書の半生記の感があります。
宇宙まで行く人は、頭が良いのですが、もちろんそれだけでなく、情熱とか挑戦意欲とか計画性とか、他にもすぐれた素質があるものだなぁと感じます。努力のレベルが違います、私のような凡人とは。
学生自体の恩師の言葉なんて、私は何一つ覚えちゃいないもん。・・・そこからして人生ちがいますよね。
読んで、あまり深いお話というよりは、さらっとした思い出話、体験談のご紹介というかんじでした。ただ、宇宙飛行士というご職業自体が特殊な環境であるので、面白くよませていただきました。文章も読みやすいです。
(ただ、文書フォントは読み -
Posted by ブクログ
副題「ママは宇宙に行ってきます」でミッション前に出版~星が見るのが好きな自衛官の娘は九州で1970年に九州で生まれ,北海道でも生活し,大半を松戸で過ごし,高校は県立高校を考えていたが,お茶大付属を選び,東大理一に入学し,ロボット工学を学び,大学院からメリーランド大学留学で研究し,現JAXAに入社した。1998年,宇宙飛行士選抜に二度目のチャレンジをして合格。機械工学が好きでアメリカ研修中に現夫と親しくなり,入籍,訓練予定を考えながら,娘を妊娠・出産。その後,コロンビア号の事故で予定が大幅に遅れ,スペースシャトルとソユーズに関する訓練を終えた11年後にアトランティス号でISSへの物資輸送・返送を
-
Posted by ブクログ
宇宙飛行士:山崎直子さんの本。
JAXAの職員となってから宇宙飛行士として宇宙へ行くまでの困難な道のりが描かれています。
宇宙飛行士となってから、宇宙へいくまで
なんと11年もかかったそうです。
いつ宇宙へいけるかわからない、ゴールが見えない環境であったとしても努力と続ける姿勢に感動しました。
また働く母親としての体験もとても興味深く読むことができました。
【抜粋】
(宇宙飛行士候補になってから、11年後に初任務となる)
三、四年後には念願の宇宙へ行ける。
最初の頃はその思いを心の拠り所にして日々訓練を続けていました。
しかし、(もうすぐゴールだ)と思っていた四年がたっても、さらに五年