山崎直子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
宇宙や天体について多少の興味はあるが、
広くて未知で、本を読んでもいまいちピンと来ない。何が分からないのかすら分からないといった状況であったが、この本は初心者にも分かりやすく書かれていた。
主にISSのこと、ロケット発射とどのように宇宙まで行くか、各国の宇宙産業についてが記載されている。
読んで驚いたこと、
・将来は誰でも気軽に宇宙旅行を体験できるように違いない。一人あたり100万円くらいで宇宙旅行かできる時代が来ると予測されている。
・大気圏を超えると大気の抵抗や摩擦を受けずに飛行できるから、東京ーロサンゼルスを32分で結ぶなど、世界の主要都市を1時間以内でつなぐことができる。
・地球を回る軌道に乗るスピードは、秒速7.9キロメートル。それを「第一宇宙速度」
地球の重力圏から脱出するのに必要なスピードは、秒速11.2キロメートル。これを「第二宇宙速度」という。
太陽系の外まで行こうとすると秒速16.7キロメートル。これを「第三宇宙速度」という。
・ISSは秒速7.9メートルで飛び続け90分で地球を1周。跳んでいるのは地上400キロメートル上空で、実は地球の重力の9割が働いている。
なぜ、落ちてこないのか。それは跳んでいるスピードが地球の中心へ引っ張る重力と離れる遠心力が丁度釣り合うスピードだから。
・ISSには、新しいモジュール(ひとまとまりの部屋)を次々にドッキングできる仕様で、民間会社による宇宙ホテルの計画が進められている。 -
Posted by ブクログ
こちらは山崎直子さん自身による手記です。彼女の本沸かした性格からくるのかどうか走りませんが、夫の山崎大地さんと同じことを書いていても、どこか楽観的なものがうかがえます。
この夫婦の本は同じ時期に読んでおりましたが、男と女の感じるところの違い、そして、大地さんと直子さんの考え方の違いが浮き彫りになって面白かったです。で、こっちは宇宙飛行士の山崎直子さんが書いた自伝的な手記になります。初めに読んでいて思ったのは
『宇宙飛行士って大変だよなぁ。訓練でさえ過酷を極めるのにその上家族を持って』
ということでした。事実、宇宙飛行士の離婚率は非常に多いそうで、彼女の職場の人間の大半が離婚を経験したことがあるのだそうです。実際にもこの山崎夫婦にも離婚の危機が何回も訪れます。特に彼女と大地さんが離婚を調停をしているときは自身のことながら持ち前の
「何とかなるさ!」
が出ていて、複雑な気持ちになったことは否めませんでした。そして、旦那様の山崎大地さんが老親の介護や仕事ができない焦燥や娘の世話やもろもろのストレスを鬼気迫るように書いていたのとは対照的に本人の人がらなのか実際にかかわっていないからなのか僕には判断がつきませんがとっても、ほんわかとした文体で彼女から観た事実がつづられていました。
山崎大地さんの本と2冊同時に読んで対比すると面白いです。 -
Posted by ブクログ
宇宙人はいるのかとか、無重力状態ってどんな感じなのかとか、月から地球の出を見たいとか、宇宙は真っ暗なのかとか、その程度のことしか考えていなかったが、
この本を読むと宇宙で発生させたエネルギーを地球に送ることで環境破壊や資源を守る手段にするとか、無重力でも哺乳類は出産できるのかとか、なんというか自分の想像の及ばない問題に取り組んでいることに驚いた。
コテコテの文系の私には難解な箇所もあったが、地球が抱える問題の解決のためや、地球からの移住に至るまで、研究が進んでいることがよくわかった。
死後、流れ星供養をしたいので、宇宙ゴミになるのではないかと、申し込む前によく調べようと思った。 -
Posted by ブクログ
「普通の女の子」、この著書にはそうあります。
私も同じ宇宙に憧れ、宇宙飛行士になれたらいいな…という思いを持った「普通の女の子」でした。そして、そういう女の子は星の数ほどいるのです。…でも私ともその大勢の女の子達とも著者は違う、「本当の宇宙飛行士」になったのですから。
一番感じたのは著者の「タフ」さ。文系女子の私からは想像できないくらい、体力的にタフ。体力的にタフっていうのは、持って生まれた幸運もあるのか?と思います。本書の中でも随所にあらゆる環境への順応性の高さが出てきます。
また、精神的にもすごく「大人」。自分をこれだけ客観視できるとは…宇宙飛行士ってみんなこんなにできた人達なの?と、思わずにいられません。
本当にあらゆる勉強と、訓練を積みに積んで、あの職に着いている。運の良さなんてキレイな言葉で片付けてはいけない、それほどハードな尊敬すべき仕事だと感じました。
それだけに、宇宙へ行った時の描写は、たまりません。
地球の儚さ、美しさ。
著者の地球への想い…。
著書には私的な部分での悩まれたこともでてきます、その一部「働くママ」として大変なところは、普通の女の子だけど「働くママ」としては同じレベルで共鳴できる部分かも知れません。
著者の「夢をつなぐ」ことはできませんが、いつか生命の輝きとして地球を見ることができたら…と、期待はつきません。