仲町六絵のレビュー一覧
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ハラハラドキドキ….….
桃花さん、学業、芸大受験対策と、陰陽師の弟子としての修行という二足のわらじを履いて、その上、晴明に対する自分の恋心にも気付いてしまって、多事多難。これからどうなっていくのか?ハラハラドキドキ。
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上々
冬が過ぎて春の京都。藤尾狐は、お藤ちゃんという、めでたく野狐の子として生まれ変わったし彷徨っていた屋敷神は、居場所を見つけたし、五月満月祭の木霊達は、ちゃんと絵に描いて貰えたし、上々。
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京都の冬が過ぎて….….
お隣の晴明さんと共に、京都の春夏秋冬、一年を過ごし、次の春で2年目になる。学校の勉強だけでなく、陰陽師としての修行も始まり、また新たな展開が….….
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京都の秋
京都の秋の風情。行事と、それに関わる神様達と晴明。歴史の彼方に居る過去の人々への思い。そこに巻き込まれていく桃花….….京都には、今も、歴史が息づいているのだなぁ思う。生きている歴史の勉強だね。
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ビックリ!
冥界の冥官には、歴史に名を残した人か、てんこ盛り。けれど、名前は、知っているけど、何をした人なのかは、本当の所は、分からない。今回の桃花みたいに、実際に会って、ビックリ!っていう事になるのだろうな。
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楽しそう
今回も、様々なあやかしが出て来て、京都の風情と共に楽しませてくれた。本当に、こういうお隣さんが居れば、楽しいだろうな。勉強も、楽しくできそう。
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面白い
こんなお隣さんが居たら、毎日が、発見と刺激に満ちていて、楽しくてしかたがないだろうな~~こんなに、軽いのに、実は、深い話という、ギャップも面白い。
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ネタバレ異類婚姻がテーマの短編集。
お気に入りは「隠し湯の狸」「あなたと踊れない」
「隠し〜」は恋人同士なのに、絶対に一緒にお風呂に入らないカップル。彼女は頑なに入浴は一人で入る。何かあるとは判っていても、それでも結婚を選んだ彼氏。
彼氏がとても温かい人で、ほんわかした気持ちになれました。
「あなた〜」は、隠し〜の娘・凛々子の話で、大学で出会った珠理は、何故か代々踊ってはいけないと言い伝えられていた。ルーツを探るべく、二人で珠理の故郷へ赴くが…
5話「オロチと巫女」の末裔の珠理。何故踊れないかは判りますが、きっとこの先も踊れないでしょうね…でも、一緒にお風呂に入れなくても、一緒に踊れなく -
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ネタバレ『典医の女房』は以前から読みたい作品だったので、今回の短編集に再収録されたのは本当に嬉しかった。
ようやっと拝読。
仲睦まじい夫婦だっただけに、少し不安を残す終わり方が印象に残った。
後から自身の正体を知ったその後、少しでも長く「人」として暮らせるといいのだけれど。
いや案外、あの旦那さまだから、添い遂げてくれるかもしれない。
異類婚姻な短編を集めた一冊。
狸に狐、朱鷺に鬼、オロチと盛り沢山。
時代も古代から現代までを跨り、中には他の話と繋がる物語も。
個人的に心に残っているのは、人が異類側の世界を選び人であることをやめて結ばれたある話と『オロチと巫女』の話。
前者は人としてなかなか選べない -
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面白くて、そして寂しき読後かな
作者の他の作品の登場人物(人物じゃないかな?)も、たくさん出て来て、面白かったです。
このお話は、これで終わりのようですが、他の作品の中で、ちょっと出てくるかも……少しだけ、期待して、待ってます。
泉鏡花、怖い作品が、多いイメージがあって、あまり読んだことが、無かったけれど、ちょっとだけ、読んでみようかな? -
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ほっこり~~
あやかしと、人との関わりに、京都の食べ物が、彩りを添えて、泉鏡花のお話が、根底に流れている。
とても、不思議だけれど、優しい気持ちに、溢れていて、心が、ほっこりする。そして、お腹が空いてくる。 -
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ふたごの京都妖怪日記じゃなくて、ごはん日記なんや…と、ちょっと笑ってしまったけれど、ごはん日記なのがたまらない。
おいしそう…。
著者は何もかもを丁寧にしはる方なんかな。ほんで、金沢の方なんかな?
一日にまとめてイッキ読みしたいボリュームと内容やねんけど、なかなかそういうわけにはいかないのでちまちま読むことに…。
さらに残念なことに、花送の話は章の途中で数日読むのを途絶えさせたので、若干集中しきれへんところがあった。残念…。
まあそれも込みで読書なんやけども、最終章はめちゃくちゃ面白かったよ…。
著者はこういう気持ちで、文章を書いてきてはるんかなあと思った。
そう言われてみたら、あやかしに -
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ネタバレ流石最終巻、各メインキャラそれぞれが、それぞれの道を見つける、そんな話だったように思います。
主役の実菜ちゃんや神苗くんは勿論(二人の恋愛模様の決着が想像していたより早めに来たのには驚きましたが、後々の展開を考えると、あのタイミングが最良だったのやも。特に雪伸さんのエピソードを語る上では外せない)先述通り、雪伸さんの未来にもまた可能性が広がりましたし、姉の花弥さんにも新たなご縁が繋がった模様。
だから、今までとは少し違った形の『なごみ植物園』の話が読めて感慨深いものがありました。
いつまでも皆が同じ方向を向いて歩いて行ける訳ではない。
ある人は分岐点で別れが来て、そこからまた新たな分岐点が生ま -
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ネタバレ今回も逐一情景描写が美しくて感嘆ものでした。
初雪も椿も、骨董品すらも仲町先生の文章にかかれば、芸術作品のような美しさに変わる。
冬の京都らしく、エピソードもどこか凛と澄んで引き締まる内容だった気がします。
晴明さんが桃花ちゃんに悟られまいとしていた京都異変のことも。
まさか「彼ら」が京都にやってくるとは思いもせず。
その災いに対して、どう立ち向かうのか。
まさかバトルものに発展かと思いきや、思いの外あっさりと解決はしましたが、その代わりに桃花ちゃんは新しい世界に踏み出すことになり、晴明さんの苦悩も少し分かる気はしました。
桃花ちゃん、確実に成長してきていますね。
ただその成長が果たして歓迎す