【感想・ネタバレ】京都西陣なごみ植物店 「紫式部の白いバラ」の謎のレビュー

あらすじ

逆さまに咲くチューリップはありますか?――京都府立植物園の新米職員の神苗健は、ある母娘から質問を受ける。戸惑う神苗に助け舟を出したのは、その場に居合わせた「植物の探偵」を名乗る女性。彼女は西陣にある「なごみ植物店」の店員だと言うのだが……。蛍が集まる草とは何か? 源氏物語に描かれた薔薇の秘密とは? といった植物にまつわる様々な謎と京都の風物詩が絡み合う、優しい連作ミステリー。

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Posted by ブクログ

凄く読みやすかった!
さくさく読めて一つ一つのお話も短くて読みやすかった!
園芸の話も歴史の話も頭にするする入ってきて面白かった〜

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2024年09月23日

Posted by ブクログ

『ほんわか系 植物探偵物語 in 京都西陣』

植物ハンターを両親に持つ姉妹が営む『なごみ植物店』

【植物の探偵】を名乗る妹の実菜と、植物園の新米職員 兼 探偵助手候補の神苗のほんわかしたやり取りに、ついつい引き込まれてしまった。気軽に楽しめる本でした!

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2022年05月10日

Posted by ブクログ

植物を題材にした日常ミステリーの短編集、という感じで、ちょっとホンワリの感じで読むことができた。あんまり難しいことも考えずに読み進められるし、読後感もホンワリという感じで良かったんじゃないかと思う。それにしても、植物と一口に言ってもいろいろとあって、そういう知識とミステリーが絡んでくるのが面白いと思う。

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2020年11月17日

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逆さまに咲くチューリップ、
織田信長のスイーツ、
紫式部の白いバラ、
蛍の集まる草、などなど

京都の植物店の奥にある「植物の探偵」とは?
色々持ち込まれる植物に関する依頼(難題?)を、鮮やかに解き明かします。

文体も柔らかく、ほんのりとしたミステリー。
読むと、ほっこり癒されます。
良書。


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2018年08月13日

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植物の探偵って!と謎に思い、お話が全然想像できなかったけど、なるほどねー。
謎もやり過ぎない感じだし、ご都合主義なところがないのもよかった。
京都府立植物園、行ったことなかったけど、この本のおかげで興味が湧いた。

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2017年06月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「京都西陣なごみ植物店」シリーズ、第一巻。

『京都なぞとき四季報』(円居挽)を読みながら、グーグルマップで水族館の場所を確認していた時、植物園が目に入った。
興味が沸いたので「京都」「植物園」で検索したらこの本を見つけた。

神苗は植物園、実菜は植物店で働いていて、植物にまつわる依頼が舞い込んでくる。
登場する植物を画像検索しながら読んだ。
植物園にいってみたくなった。

作者は実際に京都府立植物園を取材したそうで、その時の話をエッセイで読めたら面白そうだなと思った。

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2025年07月10日

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京都の街を舞台に、若い男女が植物をテーマに数々のミステリーを解決する。
植物の生態は時代とともに移ろうものだが、人間の寿命よりはるかにゆっくりとしたものである。数百年前の人々が同じ花を見て感じたことや、同じ野菜や果実を味わった可能性は十分あり、謎解きのヒントになる。
のんびりした情緒ある京都の街や野山の風景も描かれていて癒される。2人が惹かれ合っていく恋愛要素もお約束のようで、リラックスしながら気楽に読むことができた。

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2025年05月31日

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植物ネタの日常の謎というのは今まで読んだことがなく、マニアックでおもしろいw。二人の関係はなんか周囲から優しく見守られている感じ。

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2021年05月24日

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京都府立植物園の広報部の新人、神苗は桜吹雪の舞う広場で春の女神に出会う。
女の子の描いた絵を真剣白刃取りさながらにキャッチした彼女は植物の探偵だった。

女の子がバス旅行でみた逆さに咲くチューリップ
歴史カフェの新メニュー、信長にちなんだスイーツとは
神苗の後輩がこっそりみた彼の読んだ和歌の謎
紫式部の白いバラを探す男たちの秘密
相談会にやってきた小学生のお小遣いの鍵は蛍の集まる草?
草木染めで茜色を出す、山桜とは

話が進むに連れて近づく神苗くんと実菜の関係が面映い。
京都の植物園を初めて知った!今度ゆっくり行ってみたい。
植物って景色と思い出と人の気持ちも伝えるすごくパワーのあるものだなあと改めて感じる。

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2020年08月08日

Posted by ブクログ

誰かのブログか?誰かの本か?
この本を知るきっかけは、作家さんだったのだけれど、どなたかすら忘れてしまった(;´д`)
どれだけ流し読みしてるんだか。。。

京都、植物。
この二つが大好きなので、読みたいレーダーに引っかかった。

植物のことならなんでも調べますよ!の植物の探偵さんと、その助手が関わる事件(サスペンス的な事件ではなく、ほのぼの系が多い)と、2人の恋模様。
この恋模様、読んでいて、なんだか小っ恥ずかしく感じてしまうのは、なんでだ?
昔あったティーンズハート的な恋模様だなーと思いながら読みながら、小っ恥ずかしくなる(笑)

でも、この作者さんは、植物が好きなんですね。
すごい細かく調べている。
第1話目など、聞いたこともない植物だったので、読みながら写真をググってしまった(笑)

なんだかんだ言いながら、植物の話が楽しいのでシリーズ全部読む予定。

第一話 逆さまのチューリップ
第二話 信長公のスイーツ
第三話 さそり座の星
第四話 紫式部の白いバラ
第五話 蛍の集まる草
第六話 桜に秘める

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2019年11月21日

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植物園の職員と植物探偵をしてるミナとの謎解き&ほのぼの恋に発展するかもよシリーズ(笑) すごくすごく植物のことを調べて物語書いてるんだろうなぁと思う。続きもあるようなので読んでみたい。

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2019年06月30日

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今度の探偵は花屋さん。
助手?は植物園の職員。
植物にまつわる謎なので、謎もどこかほのぼのしてるものが多くて安心て読める。
ま、主役の2人のキャラは、もうちょっとしっかりしてほしい気もするけど。
2巻も手元にあるので、あまり時間をおかずに読もう。

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2018年06月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

下鴨アンティークを読んだので京都つながりにて。
さらりと読めたし、爽快な読後だった。

植物に絡めた日常のミステリ。
読み終わったあとに表紙の女の子を見ると、
作中の「怪奇、ドリル娘!」のまんまだと笑ってしまった(笑)

花屋の娘&史学専攻した植物園の職員という組み合わせなので、おのずと歴史と植物に関するマメ知識がたまる。

京都が舞台だと、やっぱり歴史や寺院の描写が詳しく記載されるので、なんとなく教養が深まった気がする。

植物のレッドデータブックがあることにへぇ~、
信長の時代はサトウキビはなかったことにへぇ~、
酔芙蓉という花は朝と夕で色が変わることにへぇ~、
桜の染色は樹皮で行うことにへぇ~。

丁度春の話で季節感もあり、佐保姫の記述も出て、
やっぱり佐保姫も読んでみようと思った。

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2018年05月13日

Posted by ブクログ

植物に関する謎を解く植物探偵。蘊蓄くさくなく面白かった。本筋とは関係ないけど、植物探偵が作るチャレンジメニュー(トマトと干しあんずの味噌汁とか)が気になる。

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2017年07月18日

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