霧こそ闇の

霧こそ闇の

627円 (税込)

3pt

戦国の世を舞台に紡がれる、幽玄怪異譚。天文二年、戦国時代の大和。筒井の里に住む狭霧には、病をもたらす物の怪を退治する不思議な力が備わっていた。大名に仕える典医である夫、義伯と支え合いながら病者を助けていた狭霧。しかしある日、主君の筒井順興の末子力丸の死を境に、ふたりとその息子鷲王は物の怪のわざわいに見舞われ、やがては筒井氏をめぐる大きな争いへと巻き込まれてゆき――。 第17回電撃小説大賞<メディアワークス文庫賞>受賞の短編『典医の女房』に大幅加筆をし、装いも新たに登場!

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霧こそ闇の のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    最初は軽いファンタジー物だなって思ってました。
    けど、読み進めて行くうちに
    怪奇談でありながら
    時代背景のしっかりした軸
    そこに留まらない深い人物設定と描写。
    終盤にかけては、思わず胸が熱くなりました。
    続編があったら、読みたいです。

    0
    2012年04月08日

    Posted by ブクログ

    物の怪が見えるという秘密をもつ狭霧と、一緒に育った夫の義伯。幸せな日々は戦乱の中へ。狭霧は家族を守れるのか?最後が切なすぎるよ…。

    0
    2011年06月22日

    Posted by ブクログ

    後半からラストに向かって読む手が止まらなくなった。
    もう少し、信じることができていたら、などと思ってしまう。

    0
    2021年04月08日

    Posted by ブクログ

    つい先日、洞ヶ峠に立ち寄ったのだが、洞ヶ峠の筒井順慶のおじいさん、筒井順興の時代が舞台となっている。

    戦国時代といえども初期
    まだ、筒井、越智、十市などが勢力を争っていた時代の大和が舞台というのも興味深かった
    しかも、伝奇もの、女房殿は狐ですやん
    ・・・そういえば、安倍晴明もお母さんは狐でした

    0
    2017年09月10日

    Posted by ブクログ

    時は戦国時代。
    典医の妻、狭霧には、この世のものとは思えない力がある。
    病者についた物の怪が見え、それを調伏する方法がわかるのだ。
    それは的確で、夫の仕事の助けになっている。
    そんな彼女の元に怪しげな修験者がやってくる。
    災いはそれだけではなく、次から次へ彼女を苦しめる出来事が起きるのだ。
    彼女はな

    0
    2016年07月22日

    Posted by ブクログ

    戦国時代の大和の国、筒井家に典医として仕える義伯の妻狭霧の物語。
    物の怪が見え、退治することもできる狭霧は、夫と共に物の怪がらみの病を治していたが、主家に対する呪詛を祓ううち、戦乱に巻き込まれてゆく。
    狭霧の原動力は夫と息子に対する愛のみで、これが全編を通じて貫かれている。殺伐としたシーンも多いが、

    0
    2012年07月26日

    Posted by ブクログ

    一言で言うと「夫婦愛×伝奇モノ」といったところ。最初から最後までこの軸はブレない。
    しかし、1章「典医の女房」(受賞時はこの1章のみの短編)を読んだ時点と最後まで読んだ時点で持つ印象は変わってくる・・・いや、変わってないけど変わってるというか。うまく言葉に出来ないのが悔しい。

    狭霧は怪奇を視ること

    0
    2012年02月17日

    Posted by ブクログ

    時は戦国。不思議な力を持つ狭霧は典医の夫とともに病人を助けていたが、主君の子を看病の甲斐なく死なせてしまう。ふたりは物怪に見舞われ、やがて国を揺るがす陰謀に巻き込まれていく。ふたりの夫婦愛がよかった!派手ではなくともじーんとくる物語。

    0
    2011年09月28日

    Posted by ブクログ

    本屋で見つけて衝動買いした一冊。歴史や妖という響きに弱いもので...
    空気感からしてもう戦国。歴史の波に抗えない人間の葛藤や、時の流れの非情さ、歴史物ならではの無常観のようなものがうまく書かれていたように思います。
    登場人物の関係がちょっと分かりにくいと感じたので☆-1。
    終わり方や文章の感じが好き

    0
    2011年06月04日

    Posted by ブクログ

    タイトルと表紙の感じから、ホラーなのかなぁと予想し
    手に取った1冊。

    戦国時代の典医夫婦を描いた和製ファンタジーだった。
    ホラー小説ではなかったけれど、これはこれで面白かった。

    人の病に憑く物の怪を見ることが出来る、妻の狭霧。
    その力を使って夫の仕事を手助けしているのだが、
    ある日、狭霧自身も知

    0
    2020年06月19日

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