永野水貴のレビュー一覧
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ネタバレ私の抱いていた疑問がいくつか解消された。
・王女殿下が高飛車で自身の価値が高いと信じる理由
そう育てられたなら仕方ない。でも哀れだよ。
年老いて美という武器を失った母親を憐れんだように
表面的な美には限りがある。内側から滲み出る美しも
あるのに、それだけに価値を見出してるなんて悲しい。
・ロイドが父親と一定の距離を置く理由
うーん これは読んでる私でも辛いと思った。
と同時に、ウィステリアの恋した相手を知ったロイド
がどう反応するのか以前と違う意味で不安になった。
まさかウィステリアがロイドを通してブライトにまだ
恋をしてるとは思わないと思うけど…小さい頃から
コピーと言われ続け、それを利用し -
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ネタバレ誰も知らない療養地なら安全だからと思ったけど、
着地点は選べないもんね…でも、ベンジャミンの
ところで良かった。
ベンジャミンの反応はとても”人間”っぽくて、思わ
ず笑ってしまった。23年前と変わらぬ姿で現れれ
ば驚きもするし警戒もする。普通のこと。
(ベンジャミンはブライトに何の資料を渡したの
でしょうね。未明の地がどういう場所=どういう
場所にブライトはウィスを送ったかの資料?)
それにしてもロイドは、何をしてもどこにいても
変わらずブレない。本当に頼もしい。
でも、ウィステリアに気持ちをストレートにぶつ
けない(態度には出てるが)ところは意外。あの
”誰か”に少なからず嫉妬していて、拒 -
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ネタバレロイドはやっぱりロイドだね。 誠実。
ウィステリアに恋をしなくても、きっと一緒に帰る
方法を必死で模索したと思うし、一人で帰ったとし
ても、連れ戻す方法を見つけて戻ってきたと思う。
3巻で方法を試しているんだろうとは思ったけど、
意外な形で二人同時に帰ってきてしまった。
手放しで喜べないのがちょっと悲しい。(でも作品
としては楽しみ満載)
ウィステリアが未明の地に送られたからこそ出会え
たと理解はしたようけど、それが父親だったと知っ
た時はどう反応するんだろう?
そもそもロイドはなぜ父親と距離をおこうとする?
見た目がそっくりなので髪型を変えるのは、単純に
理解できる。
でも、距離をとる理由 -
Posted by ブクログ
ネタバレ全てが異質な未明の地で、魔術を教わったり、環境に
順応するのに必死だっただけのロイドが、初めてウィ
ステリアの孤独な23年間を考える。
そうするとやっぱり気になるのが、ウィステリアが未
明の地に送られた状況。
”拙い恋のため”とサルティスから聞いたのだから、そ
れで済むはずなのに、”誰”が気になるのはウィステリア
に何かしらの特別な感情が芽生えたからだと思う。
もちろん怒りもあるとは思うけど。
最近のロイドは感情表現豊かで、怒りもすれば、から
かったりもするので、書き下ろしの話を読んで「同じ
人?」という驚きしかなかった。
1巻を読み直してみると、魔術や戦闘については貪欲
のようなので、人付き -
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お久しぶりです。
いーっぱい書きたい本の話があるんだけど、とりあえずは昨日読んでドキドキだったこちらから!4巻の感想というより、4巻までのシリーズ感想になります。
タイトル長いなー系のラノベです。
でもチート系や転生系やハーレム系やら悪女系やらの要素はなく、異世界ものの中でまた新しい世界を拓いちゃった感があるのよ…!
3巻まではオーディブルで読んでいて(ナレーターは梶山はる香さん、とてもお上手です)、挿入話が多いため本編は焦れ焦れでなかなか動かず。。3巻ラストで動きがあり、どうなるのこれ!!というところで終わっていたので気になって4巻を購入して読んだところ、4巻は最・高でした。
この長いタ -
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Posted by ブクログ
ネタバレいつもこのシリーズを読む時は気が張り詰めるので、対峙するまでに時間をかけてしまう。
今回も予約して発売日には手に入れていたのに、読むのが6巻発売後という体たらく。
不甲斐ない自分を許して欲しい。
でも、読む時はガチの真剣勝負。
油断するとこちらが心を持っていかれるため、精神統一の上、正座して読む感じなのである。
閑話休題。
いつかは戻ってくると思ってはいたが、まさか戦闘中にこんな形でと驚かされていた4巻からの続きの5巻。
ベンジャミンがまさかここまでの重要人物になろうとは、シリーズを読み出した当初は全く予想していなかった。
帰ってきたはいいが、元の世界に順応できないイレーネの療養期間の話と -
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購入済み
ゆっくりじっくり読んでいたのに読み終わってしまった。なかなか変わらない二人の関係性だけど着実に気持ちは変わって行ってるよね。なんか今のままでいて欲しい気もするけれど、そのうち、やっぱり過去のこととか話しないといけないのかな。とか、色々考えながら読みました。
イレーネはラブラの義妹のところにいくことになったけど、なんか、女子っぽい、きゃいきゃいした感じとかが新鮮に感じる。色々な人にバレませんように、というドキドキがすごい。
次を楽しみに待ちます。