永野水貴のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレややこしいことになった……!というのが初読時の正直な感想だった。
この物語は初期の頃からややこしいことこの上ないのだが、師匠と弟子が物理的に離れ離れになっている今の状況だからこそのややこしさというか。
互いに孤立奮闘、ウィステリアにはサルティスがいるけども、現状では会話もなかなかままならないので孤立奮闘と言ってもいいだろう、ともかくそんな中で別々にピンチを迎えている。
ウィステリアは身バレを警戒しながらも接する人物たちが増え、事情を打ち明けられないからこそ様々なことを断れない状態。
更に現地妻ならぬ現地弟子(男性)に懐かれてしまう始末。
「異性を近づかせたくない」と言っていたロイドが知ったらキレ散らかすぞこれ。
しかもその弟子、ロイドとかつて同レベルの魔法勝負をしてことのある相手とか。
やばいフラグが立ちまくっている。
一方でロイド。
自分の望むものを手に入れるため、まずは王女を堂々と「振りに行く」という。
王女の器は以前の話でその底が知れていたので、今回の展開は「ざまあ」「残当」以外の感想を抱かないのだが、兄も出てきたせいで哀れロイドは囚われの身になるという。
あー、ややこしや、ややこしや。
ただでさえロイドの過去が今回少し語られたせいで、ブライトとウィステリアの件がバレた時の破壊力が増したところだというのに。
父の代わりとして見られてきたロイドにとって、その父がウィステリアの初恋相手であることが、ロイドの気持ちがより膨らんだ今となっては今後により響きそう。
仮に、仮にだ、ウィステリアがロイドに想いを伝えたとして、それを素直に受け止められる気がしない。
あれほど激情にかられながら、いざ想いを返されたとき、拒絶しそうな気がする……
まあ、恐らくは当分先であろう展開の予想はさておき、彼は黙って囚われたままではいないだろうから、自力でどうにかしそうな気すらある。
ただ「代償」のことを考えるとなあ……以前ほどの強気にはいけないやも。
ともかく、異界にいるときとは違った緊張感を持って読んだこと6巻だった。
どでかいフラグがもの凄い数、そしてもの凄い勢いで建設されたのをただ見守るだけという苦行にも似た読書。
それがやみつきにもなるのだが(ドMかな)
だからこの作品を読むときはいつも精神統一をして正座をしてから読んでおります。
じゃないと受け止めきれないので……発売日に買っておいて読むタイミングがこうなったのも、精神統一に時間がかかったからです。
すまぬ、すまぬ。 -
購入済み
!
たいぶ惹かれてるね、、、ロイド
王女様のことなんて若干忘れてたんじゃない?
まぁ結構色んな意味で珍しい感じだしイレーネは
今まで周りにいなかったタイプではあるよね -
Posted by ブクログ
ネタバレ○永野水貴(著)
○『恋した人は妹の代わりに死んでくれと言った。3』ー妹と結婚した片思い相手がなぜ今さら私のもとに?と思ったらー
○シリーズ3巻目!
○ライトノベル・恋愛ファンタジー小説
○Audible +新品購入
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○あらすじ
異界で孤独な番人生活を送っていたウィステリアは、今は初恋の人の息子であるロイドと共に過ごしている。
少し近づきすぎたロイドとの距離をとろうとするウィステリアは、心の中に葛藤を抱えている。
そんな中、未明の地に異変が起き、魔物が大竜樹を襲撃してきた。
ウィステリアとロイドは命がけの戦いに巻き込まれる。
さらに、ロイドが王女の元へ帰る時間も迫っている。
果たして、二人の未来にはどのような運命が待ち受けているのだろうか…
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(魅力)
緊迫感あふれるバトルシーンの描写は、手に汗握るほどの興奮をもたらした。
ウィステリアが過去に因縁のある敵と再会するシーンでは、その魔物の手強さを実感させられる。
果たして勝てるのかという不安が心をよぎった。
因縁の理由は、胸が締め付けられるほど悲しく、この要素が物語にさらなる緊張感と興奮を加えていると感じた。
異変が起こり、ウィステリアとロイドが未知の魔物に立ち向かう場面では、命がけの戦いが繰り広げられる。
二人が互いに支え合い、絆を深めていく過程は、感動的で思わず心を打たれた。
ハラハラ・ドキドキの展開が続き、いいところで本編が終わる…続きを読みたくなることは間違いない。
そして、ウィステリアとロイドの心の距離感が、この作品の大きな魅力を生み出している。
お互いに惹かれ合いながらも、その想いに無自覚な二人の姿がじれったいが、心を打つ。
ロイドはウィステリアの傍に寄り添い、その優しさが彼女の心を揺さぶるのだ。
しかし、ウィステリアは過去のトラウマから心を閉ざし、その影響で二人の間には切ないもどかしさが漂っている。
この距離を果たして彼らはどう乗り越えるのか?
まだまだ先は長そうな予感が漂い、物語の行く先に期待が高まる。
彼らの歩みを見守りたい…
ウィステリアやロイドだけでなく、ブライトやロザリー、ベンジャミンといった脇役たちも、ひじょうに魅力的なキャラクターとして描かれていた。
彼ら一人ひとりが持つ独自の背景や個性が、物語に深みを与え、読み応えが一層増していることが実感できる。
彼らのストーリーにも目を向けることで、作品の魅力が一層引き立つだろう。
ロイドが、いずれ元の世界へ帰る運命や、ウィステリアとの関係、さらに彼女が異世界に来た理由など、物語に潜む数々の謎が、いつか明らかになる瞬間が待ち遠しくて仕方がない…
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(ひとこと)
ウィステリアは今、不老の若い姿を保っていますが、いつか元の年齢に戻ってしまうのでしょうか?
その時、ロイドは…
物語の中で次々と浮かび上がる疑問が、心を捉えて離しません。
これらの疑問が解決する日まで、続きが読みたくて仕方がないでしょう…
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Posted by ブクログ
ネタバレ私の抱いていた疑問がいくつか解消された。
・王女殿下が高飛車で自身の価値が高いと信じる理由
そう育てられたなら仕方ない。でも哀れだよ。
年老いて美という武器を失った母親を憐れんだように
表面的な美には限りがある。内側から滲み出る美しも
あるのに、それだけに価値を見出してるなんて悲しい。
・ロイドが父親と一定の距離を置く理由
うーん これは読んでる私でも辛いと思った。
と同時に、ウィステリアの恋した相手を知ったロイド
がどう反応するのか以前と違う意味で不安になった。
まさかウィステリアがロイドを通してブライトにまだ
恋をしてるとは思わないと思うけど…小さい頃から
コピーと言われ続け、それを利用した女性たちがいた
というのは、かなり大きな傷跡のはず。
本当に許せない。
ウィステリアとの間には揺るがない信頼関係が築かれ
ていると思うし、そう信じたい。
ロイドの決意にまさかブライトがあれほど動揺して怒
るとは…でも、過去の自分を思い出してロイドの決意
の強固さを知ったのは良かったと思いたい。
相手がウィステリアとわかった時は…また別の話で、
ブライトだけじゃなくロザリーの反応も不安。
王女殿下の方は、かなりロイドが気に入ってたのね。
プライドが高いのに、許しを求めてないロイドに自分
の方から約束を果たせなかったロイドを許す発言をし
たり、家を持ち出したり、"しがみついて許しを乞いな
さい”と心中思っていながら必死にロイドを引き止めよ
うとしている様子が、見ていて可哀想でもあったけど
(多分人生で初めての拒絶でしょう?)、正直いうと、
スッキリしたw
ブライトにもアイリーンにも、ロイドの変化は明らか
だったようで良かった。
それにしてもロイドはいつもかっこいい。
ジェレマイアはうるさい、しつこい。
ああいうタイプは本当に苦手だ。
魔法の手合わせでロイドに勝つ自信があると!
ロイドだって強くなってるし!
7巻の出版が待ち遠しい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ誰も知らない療養地なら安全だからと思ったけど、
着地点は選べないもんね…でも、ベンジャミンの
ところで良かった。
ベンジャミンの反応はとても”人間”っぽくて、思わ
ず笑ってしまった。23年前と変わらぬ姿で現れれ
ば驚きもするし警戒もする。普通のこと。
(ベンジャミンはブライトに何の資料を渡したの
でしょうね。未明の地がどういう場所=どういう
場所にブライトはウィスを送ったかの資料?)
それにしてもロイドは、何をしてもどこにいても
変わらずブレない。本当に頼もしい。
でも、ウィステリアに気持ちをストレートにぶつ
けない(態度には出てるが)ところは意外。あの
”誰か”に少なからず嫉妬していて、拒まれるので
はないかという、ロイドらしからぬ臆病さも多少
ある??
もしそうなら、それはそれで、また良い(面白い)。
王女殿下にはどう話すつもりなのだろう?心配し
てる様子も全くないし、その辺は何を考えてるの
かわからない。求婚するためのサルティスだった
のだから、求婚しなければいいだけなのだけど、
相手が相手だしそうもいかない。
それに、彼女の方は待ってるようだし。
剣を取り上げるつもりだったとか、未明の地に行か
せるとか、自分をどれだけ価値があると思ってるの
か…ホント嫌いだわ。
まぁ…そういう挑戦がロイドを生き生きさせるん
だろうけど。
ウィステリアの心境は理解できる。
ロイドの態度や言葉に、期待しないよう、希望的
観測を抱かぬよう…言い聞かせてる彼女の気持ち
を考えると、本当に悲しくなる。
ロイドがハッキリ言葉にしないせいでもある。
それが次巻で変わるか? -
Posted by ブクログ
ネタバレロイドはやっぱりロイドだね。 誠実。
ウィステリアに恋をしなくても、きっと一緒に帰る
方法を必死で模索したと思うし、一人で帰ったとし
ても、連れ戻す方法を見つけて戻ってきたと思う。
3巻で方法を試しているんだろうとは思ったけど、
意外な形で二人同時に帰ってきてしまった。
手放しで喜べないのがちょっと悲しい。(でも作品
としては楽しみ満載)
ウィステリアが未明の地に送られたからこそ出会え
たと理解はしたようけど、それが父親だったと知っ
た時はどう反応するんだろう?
そもそもロイドはなぜ父親と距離をおこうとする?
見た目がそっくりなので髪型を変えるのは、単純に
理解できる。
でも、距離をとる理由が想像できない。
あの高飛車殿下、結局ロイドから剣を取り上げる
つもりだったんじゃない! 理解のあるふりして。
”私の騎士になるなら…”とかそもそも言い方も嫌い
だった。 ロイドも、誰のために剣を振る云々とい
う殿下の解釈には納得してなかったようだけど。
ここもちょっとどうなるのか…よね。相手が相手
だけに一筋縄ではいかないような…
あと、剣といえば、サルティスを一度だけ使うため
の覚悟を問われたとき、一瞬も躊躇わなかったロイ
ドに心底驚いた。あの、剣を振ることだけが生き甲
斐のように見えるロイドが!
めちゃめちゃカッコ良かったです。
でもまずは、二人で療養地ね。
(誘うところも感動した) -
Posted by ブクログ
ネタバレ全てが異質な未明の地で、魔術を教わったり、環境に
順応するのに必死だっただけのロイドが、初めてウィ
ステリアの孤独な23年間を考える。
そうするとやっぱり気になるのが、ウィステリアが未
明の地に送られた状況。
”拙い恋のため”とサルティスから聞いたのだから、そ
れで済むはずなのに、”誰”が気になるのはウィステリア
に何かしらの特別な感情が芽生えたからだと思う。
もちろん怒りもあるとは思うけど。
最近のロイドは感情表現豊かで、怒りもすれば、から
かったりもするので、書き下ろしの話を読んで「同じ
人?」という驚きしかなかった。
1巻を読み直してみると、魔術や戦闘については貪欲
のようなので、人付き合いで無味乾燥のロイドとは違
うのはなんとなく理解できる。でも、ウィステリアと
一緒にいるロイドは普通の好青年。
だからこそ、王女殿下に求婚するロイドは想像できな
いのよねぇ。地位にも名声にも興味がなさそうだし、
特別王女殿下を慕ってるというわけでもないよね?
サルティスを得る挑戦?王女殿下を手にいれる挑戦?
そこに”真”に繋がるものがあると思ってる?
(追記:1巻を読み直してみたら書いてあったわ。
今まで会ったことのないタイプの女性で、退屈してい
た世界が変わるかもしれないという期待を抱いたらし
い。そして自分から求めたのも初めて、と。)